「24 JAPAN」は
2020年から2021年にかけて放送されたテレビドラマで
アメリカのドラマ「24 -TWENTY FOUR-」をリメイクした作品です。
内容は、原作のシーズン1とほとんど同じもので、
舞台設定を日本に、年代の設定を現代風に
変えたものとなっています。
こちらを実際に観た感想や、ネタバレを
ご紹介していきます。
原作を見てなくても大丈夫?
私は原作を見たことがありませんが
全然問題はありませんでした。
原作と基本的な流れは同じとのことなので、
逆に原作を見ていると
新鮮味が足りなかったり、
細かいところが気になったりする…
の、かもしれません。
原作のシーズン1がベースとのことなので
「何かを見ていないと理解できない」という部分は
特にありませんので、原作を見ていない・知らない
状態でも問題はありません。
個人的な感想
24 JAPANの全体的な感想をお話してきます。
・特殊な手法
1話=1時間で1日を描く、というのは新鮮ですね。
原作を見たことがある人にはそうではないと思いますが
私には新鮮でした。
が、実際の放送に半年ぐらいかかっているので、
最終回を見終えたあとに、「物語内では1日だったのか…」という
不思議な気持ちにも…笑
・現実離れしている
私はフィクションとして見るので、気にしませんが
かなり現実離れしている部分は多く、
多数の犠牲者も作中で出ます。
リアリティ的な部分が気になってしまう人には
おすすめできないかもしれませんね。
だいぶ無理があるので…笑
・先の気になる展開
個人的には先の気になる展開で楽しめました。
なんとなく、ワンパターン
(主人公の娘と妻がさらわれるを繰り返している)
な感じがするところもありましたが
内通者の正体も含め、最後まで楽しむことはできました。
・最後があっけない
最後は色々な意味であっけないですね…
主要の敵キャラは、最終回で早々に始末されてしまいますし、
最後の終わり方も「え?」という感じ…
後味の良い終わり方ではないので、
嫌いな人もいるのではないでしょうか。
・安っぽい部分も?
予算の問題か、なんとなくセットや演出に
安っぽさを感じさせる部分もありました。
まぁ…これは仕方がないですね
・BGM
メインテーマみたいな曲は良い感じですね!
見ていると耳に残ります。
作中の犠牲者ネタバレ!
作中で犠牲になってしまったキャラクターを
まとめました。
・函崎要吾
(作中開始以前?)
函崎に成り済ましていた男・音守に既に始末されていることが判明する。
・皆川恒彦
(第1話)
旅客機が爆破されたことにより犠牲に。後に偽物が登場する。
・三上徹
(第2話)
郷中にカードキーを渡した直後に敵の一味に撃たれて犠牲に。
・郷中兵輔
(第2話)
謎の集団の襲撃を受け、脱出の最中に銃撃を受けてしまう。
最後は駆け付けた現馬の前で息絶える。
・谷亜矢子
(第3話)
神林との取引の際に報酬を釣りあげようとしたため、始末される。
・横田君江
(第4話)
現馬に協力するも、相手に人質にされてしまい、犠牲となる。
・鮫島剛
(第5話)
神林に嘘をついていたことを見抜かれて始末されてしまう。
・函崎寿々
(第6話)
病院で入院中に偽の父親によって命を奪われる。
・明智菫
(第10話)
内通者であることが判明、拘束中に自ら命を絶とうとし、
第10話で亡くなったことが確認された。
第24話で、実際には自害ではなく、
水石に始末されたことが監視カメラの映像から判明する
・テッド福井
(第11話)
現馬から尋問を受けている最中に心臓発作を起こし、命を落とす。
・市来三次
(第11話)
アンドレの指示で六花たちを始末しにきた際に
六花に撃たれて命を落とす。
・葵塔子
(第12話)
メンタルクリニックの爆発により犠牲に。
・田口
(第13話)
六花らの命を狙うも、駆け付けた現馬に撃たれて絶命。
・神林民三
(第13話)
序盤で現馬と敵対していた裏社会の男。
山林の中で現馬と対決するも、敗れ去り、命を落とす。
・音守清介
(第14話)
函崎に成り済ましていた人物。アンドレらに用済みと判断され
アレクシス林に始末されてしまう。
・番場衛二
(第15話)
現馬と電話で話している最中に何者かによって襲われて犠牲になる。
・山崎たちCTU捜査官
(第16話)
六花たちの警護を担当。乗り込んできたアサノとナカムラに
よって全員が始末されてしまう
・ナカムラ コーゴ
(第16話)
六花たちを始末しにきた際に、山崎の最後の抵抗により撃たれて犠牲に。
・若松
(第18話)
警護担当の捜査官。アサノにすぐに始末されてしまう。
・木村大介
(第18話)
現馬の前から逃亡したところ、張本に撃たれて犠牲になる。
・杉浦康臣
(第19話)
元警察官。家に乗り込んで来たアサノに撃たれて犠牲に。
・アサノ サンヤ
(第19話)
六花の家に乗り込んできて始末しようとした際に
背後から南条に撃たれて犠牲に。
・岩片烈次郎
(第21話)
現馬に協力するも、アンドレらに捕まり、始末されてしまう。
・車井勉
(第21話)
美有の護送中に、ビクターの配下に撃たれてしまう
※その後一切話題に出てこないため、どうなったのか不明。
・浪崎小百合
(第22話)
現馬が人質にした際に、容赦なくビクターが銃を撃ち、犠牲に。
・浪崎和吉
(第22話)
娘がビクターに撃たれたことに逆上し、ビクターに怒りの言葉を
浴びせるも、直後にビクターに撃たれて犠牲に。
・アレクシス林
(第23話)
自分が騙していた三保に刺されて負傷、病院送りに。
その後、アンドレらに回収された際に容体が急変して命を落とす。
・アンドレ林
(第24話)
一人乗り込んで来た現馬と対峙。父であるビクターを先に行かせて
現馬と対決するも、フラッシュライトに怯んだ隙に撃たれて絶命。
・ビクター林
(第24話)
一人乗り込んで来た現馬を迎え撃つも、銃撃を受けて命を落とす。
・獅堂六花
(第24話)
水石の裏の顔を知ってしまい、囚われの身になってしまう。
現馬が駆けつけた時には、既に撃たれて息絶えていた。
視聴率はどのぐらいだったの?
視聴率は、放送時間帯が遅めだったこともあり、
あまり高くはなく、全体的に5パーセント前後でした。
評判自体も、そんなに良い感じではなかったので、
私は好きでしたが
原作を見た人と、そうでない人の間で
結構感じ方に違いがあるのかもしれません。
続編はあるの?
原作はシーズン2以降も続きますが
JAPANは恐らく続かないモノと思われます。
特に今現在でシーズン2の情報はありませんし、
インタビューなどでも「ない」ことをにおわせるような
発言が見受けられるので、
恐らくはないのではないでしょうか。