2022年のゲーム業界予想~スイッチ・PS5/PS4・XBOXはどうなる?~

ゲーム

2022年のゲーム業界はどうなるのか。

元ゲーム屋店長の経験をもとに、
任天堂・ソニー・マイクロソフト(XBOX)の陣営が
どうなっていくのかを、それぞれ予測していきます。

あくまで日本国内の状況を予想したものなので、
国外はまた別の話になります!ご了承下さい。

※予想ですので、必ずしもこの通りになるとは限りません。
予想は2021年12月に行っています。

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2022年のゲーム業界は…?

2022年は、新ハードが登場することはなく、
現行のニンテンドースイッチ、PS4/PS5、XBOXONE/XBOXSeries、
この5機種が中心になっていくと考えられます。

売上の状況に関しては、
スイッチ>PS>XBOXの順番が変わるようなこともなく、
”大きな勢力図の変化”が起きることは基本的には無さそうです。

良くも悪くも「現状維持」な1年となるでしょう。

それでは、各陣営ごとにどうなるのかを、予想していきます。

任天堂はスイッチの衰え知らずで後継機の投入は「なし」

まず、任天堂陣営は、
2022年も引き続きニンテンドースイッチの展開を行っていくものと
考えられます。

2022年に発売予定のゼルダ続編、スプラトゥーン3、ポケモンアルセウス、
星のカービィディスカバリーなど、強力タイトルが複数控えており、
スイッチの売上ペースが落ちることはないでしょう。
(ソフトラインナップだけ見れば、2021年よりも売れる可能性も高そうです)

後継機に関しては「ゼルダは後継機と同時発売ではないか」という考えの人も
いるようですが、「2022年にスイッチの後継機が出る可能性はほぼ0」と
私は考えています。

と、いうのも、ニンテンドースイッチの売上ペースが全く現在も
落ちていないため「出す意味がない」ためです。
また、世界的な半導体不足などから「スイッチの後継機を発売」するような
ことがあれば、逆に、好調なスイッチの状況を自ら壊し、自滅する恐れもあります。

PS5の国内での苦戦は任天堂も当然把握しているでしょうから
後継機の準備がある程度できていても、半導体不足が解消するか、
ニンテンドースイッチの勢いが落ちるまでは発売することはないでしょう。

このため、2022年にスイッチの後継機が出る可能性は、ほぼないと考えられます。
(発表や話レベルはあるかもしれませんが、2022年に出して自滅リスクを背負う可能性は
まずなく、ゼルダやスプラトゥーン3は純粋なスイッチソフトと考えられます)

これまでの任天堂ハードは必ず”勢いが落ちてから”後継機の話題が出て、
発売されています。
64もゲームキューブもWiiもWiiUもそうです。

スイッチはこれまでとは違い”まだかなりのハイペースで売れている”状態ですので、
わざわざこの不安定な時期(半導体不足など)に後継機を出す必要はないのです。

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ソニーはPS5の生産は改善されず、2022年も縦マルチ中心

プレイステーション陣営は、
PS5の生産が2022年中に改善されるとは考えられにくく、
今年も品薄がずっと続くと思われます。
半導体不足の解消か、根本的に何かを見直さない限りはずっと今のままでしょう。

そのため、新作ソフトはほとんどが「縦マルチ」(PS4とPS5同時発売)のものが
中心の状況が続き、
PS5専用タイトルは、2022年も少ない状況であると予測されます。
海外メーカーの新作や、海外中心のソフトは少しずつ縦マルチをやめるものも
出てくると予測しますが
「国内向けタイトル」だったり「国内メーカーの新作」に関しては
そのほとんどがPS4中心になるはずです。

PS5ソフトの売上改善も、2022年中は難しいと思われ、
PS4・PS5で発売されたソフトもPS4>PS5の売上となるでしょう。

プレイステーション陣営にとっては、
PS5の普及が思うように進まず、
縦マルチの1年になると考えられます。

この1年で改善できなかったわけですから、
半導体不足解消の状態にならない限り、ずっと今のままでしょう。

XBOXは大きな変化はないまま。堅実に現状維持

XBOXに関しては
国内市場だけで言えば、売上数字的には、厳しい状況が続きます。
「2022年になっていきなりXBOXが大普及する」なんてことは、ないでしょう。

今までと同じように、堅実に、けれども販売台数的には寂しい状況、が
続くと思われます。

ただし、前世代機にあたるXBOXONEよりは順調な売上を記録
しているため、
決して大きな数字ではありませんが、
堅実に売上自体は伸ばしており、
2022年も同じ状況が続くと思われます。

とは言え、ファミリー層や、一般ユーザーにまで響く商品に
なる可能性は低く、
やはり今まで通りコアユーザー向けのハードということは
変わらないかと思いますね。

まとめ

2022年も「ニンテンドースイッチ一強」の時代が続くと予想します。

変化があるとすれば、2023年以降(私は2024年頃と思いますが)だと思いますね。

スイッチの後継機が2022年に出る可能性は低く、
スイッチが好調な限り、そのままだと思いますし、
PS5の生産が改善する可能性も低いため、
2021年と同じく、縦マルチが中心の状況でしょう。
XBOXについても大きな変化はないと考えられます。

「スイッチの後継機が出るかもしれない」+「PS5の生産が改善するかもしれない」
2023年~2024年あたりには大きな変化がありそうですが、
2022年に関しては「あまり大きな変化は見られない」1年になりそうです。

ただし、大作ソフトは多く控えているため
「変化はないけど、豊作な1年」という感じですね。

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