初代ゼノブレイドのレビューと考察!ネタバレ情報も語ります!

ゼノブレイド

ゼノブレイドは
2010年6月にWiiで発売されたソフトです。

ゼノブレイドシリーズの第1弾にあたる作品ですね。

その後、2015年の4月にはニンテンドー3DSにも移植されました。

今でも高い評価を得ているゼノブレイドについて
語って行きます。

⇒ニンテンドースイッチで発売のリマスター版
ゼノブレイドディフィニティブエディションについては
別記事を新たに作りました。↑からご覧ください。

↓でも、ディフィニティブエディションと基本的な内容は同じです。

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個人的な感想

高橋哲哉氏が総監督を務めたオープンワールド型RPGです。
「ゼノ」と名がついてはいるものの、今までの
ゼノシリーズとは関係ない新作となっています。
広大なフィールドやシームレスに移行する戦闘なども
魅力ですね。

とにかく広い!探索が楽しい!
オープンワールド型RPGだけあって、とにかく広いです。
広いだけでなく、フィールドもしっかりと作られており、
街から洞窟、草原、機械などあらゆるロケーションが
用意されているので、飽きることなく探索できます。
ストーリーそっちのけで探索に時間を費やすことも
よくありました(笑)
さらに凄いのは、
「見えない壁」が無いことですね。
初めてプレイしたとき、見えない壁があるだろうと
思い込んで崖上の端っこに行ってしまい、
そのまま遥か下の街に転落してしまった時には
驚きました。

モンスターが徘徊している!
フィールド内にはあらゆるモンスターが
徘徊しています。
序盤なのにレベル80とか90とかも
平気で歩いています(汗
縄張りバルバロッサ とかいう名前の
ゴリラみたいのが…。
いつの日か必ず倒してやる!と思いながら
逃げるしかないのですが、
やりこんで、自分もレベル80ぐらいになって
ソイツを倒せたときの達成感は
素晴らしいものがありました

凄まじいやりこみ!
サブクエストなども含めると凄まじい量の
やり込み要素が用意されています。
プレイ時間100時間は余裕で越えますね。。
クエストもとんでもない数用意されているので
遊びたい放題です!

ストーリー
ストーリーも素晴らしいですし、
キャラクターも個性的です。
ここで終わりか~と思うとまだ続きがあったりと
衝撃的な展開も魅力的。。
欲を言えばムービーだけ見返せるモードも
欲しかったところです(笑

そして敵。
敵キャラクターが素晴らしいですね。
なんというゲスども…

若本さんが声優を担当しているムムカ。
声を聞いているだけで笑えてしまいます。
キャラクターもやりたい放題でダンバンさんへの
嫉妬心丸出しなので見ていて面白いです。

そしてディクソン。
渋い保護者的ポジションかと思いきや
終盤で裏切り・・・
しかもただのチンピラおじさんみたいに・・・
彼もなかなか良い味だしてます。

味方キャラクターではダンバンがお気に入り。
シュルクたちの頼れる兄貴分、という感じが
こちらまで伝わってきます。

音楽
音楽もかなり良いですね。
ACE+さんの楽曲が特に素晴らしいです
個人的なお気に入り曲は
「敵との対峙」「怒り、心の闇」
「行く手を阻むもの」「機神界フィールド」
「機の律動」あたりですね。
あまりに良い曲が多いので
サントラを購入したぐらいです

個人的にRPG最高傑作!
私的には今までプレイしたRPGの中でも最高傑作でした!

ストーリー、音楽、フィールド、やり込み、キャラクター、、
何をとっても最高水準です。
今でも遊んだ当時の衝撃は忘れられません。
毎日、続きの展開を楽しみにしながら遊んでいました。
と、いうことで
今でも私の思い出として記憶に残っている
最高傑作です!

Wii版と3DS版の違い

まず、機種の性能差などによる違い。
当然Wii版の方が若干グラフィックは見やすいですし、
逆に3DS版は外に持ち運んだり、3D映像でゲームを
楽しんだりすることができるわけです。

また、3DS版はすれ違い通信やamiiboにも対応しています。

コレクションモード追加!
3DS版にはコレクションモードというモードが追加されています
トークンと呼ばれるアイテムを使うことでキャラクターモデルの閲覧、
サウンドなどをアンロックしていき、自由に見たり聴いたり
することができます。これは3DS版だけの要素ですね。

基本的な内容は同じです
ストーリー展開やゲーム内容などの基本的内容は同じです。
ただし、ニンテンドー3DS版の方が後から発売されたので、
上で書いたような追加要素(コレクションなど)が追加されています。
なので、3DS版はWii版+αということになります。。

New3DS専用なので注意!
ちなみに、ニンテンドー3DS版はNew3DS専用です。
初代の3DSや3DSLLでは遊べないので注意しましょう!
前の勤務先時代、間違えて購入したお客様もいたので(汗

と、いうことで違いは、3DS版のほうに下記の要素がプラス
されている、という感じですね。

・コレクションモード追加
・amiibo、すれ違い通信への対応

大筋は同じなので、据置で遊びたいか携帯で遊ぶかが
選ぶ決め手になるかと思います。

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ムムカ考察!強烈なキャラ!

ダンバンのかつての戦友の一人で、モナドの所有権を
争ったこともある人物です。
しかしながら作中の1年前の大剣の渓谷での戦いの際に
消息を絶ってしまっています。

機神界側にその際に捕まっており、
黒いフェイスとして、作中でシュルクらの前に立ちはだかります。

作中において
黒いフェイスとして、作中で何度もシュルクたちと対峙。
コアユニットとして組み込まれながらも、完全に自我を保っており、
ダンバンたちに対する憎しみを露わにしています。
最後は大剣の渓谷でシュルクらと対決した際に、
渓谷の崩落に巻き込まれるかたちで、最後を遂げました。

何故最初は喋らなかったのか…
コロニー9でシュルクたちを襲撃した際は、何故か一言も
喋りませんでした。
おしゃべりなムムカが喋らないとは…何か理由でも
あったのでしょうか。
正体を隠したかったのかもしれませんね。

なかなか気づかれない
中央採掘場出口でシュルクらと対峙した際に初めて
言葉を発しますが、ダンバンは彼に気付きませんでした。
ムムカの特徴的な声を忘れてしまうとは…。
ムムカもまさか忘れられているとは思ってなかったかもしれませんね。

ムムカのその後は?
大剣の渓谷の戦いで最後を遂げたと思われますが、
目視でムムカが確認されたわけではないので、
もしかするとしぶとく生きている可能性もありますね。
2のセンゾ―も生きていたわけですし笑

スマブラでも…
ムムカは大乱闘スマッシュブラザーズにも登場しています。
流石にプレイアブルキャラではありませんが、ガウル平原のステージで、
ステージ上の妨害キャラクターとして登場し、
暴れまわってくれます。

個人的に初代ゼノブレイドで一番印象に残るキャラクターですね。
敵の中でもひときわ異彩を放っています。
それにしてもゼノブレイドシリーズの敵は毎回個性派ぞろいで
(クロスは敵はイマイチでしたが)面白いです

ディクソン考察!裏切り者!

ダンバンの戦友として、1年前の大剣の渓谷の戦いで共に戦っていた
人物です。親の居ないシュルクの育ての親的存在でもありました。
しかし、その正体はザンザの使途の一人であり、終盤でその本性を
現してシュルクらと対決することになります。

作中において
当初は行く先々でシュルクたちをサポート。
しかしながら、アルヴィースとも接触するなど暗躍していました。
エギルが倒された後、本性を現して敵対。
最後はシュルクたちとの戦いに敗れ、複雑な心境を吐露しながら
最後を迎えることに

ディクソンの本心は?
ザンザに忠誠を誓っていたのはそうだと思いますが、
本心からシュルクたちのことを消そうとしていたかは謎です。
長年、シュルクたちと付き合っていたことから、
やはり何らかの情があるような雰囲気を、最後のムービーで
醸し出していました。

2度だけ使える
そんなディクソンも、ストーリーの進行で、2回だけ
仲間として使用できる場面が。
1度目は冒頭の1年前の戦いの場面、
2度目は、黒いフェイスたちを前に、ダンバンとディクソンが
駆けつける場面です。

他の三聖との関係
ザンザの使途同士の関係。
アルヴィースとは良好な関係だったようですが、
ロウランからは嫌われていました。ただし、ロウランも陰口を
叩いているだけで、表面上は協力しあっている様子でしたね。

ムムカとはまた違った意味での裏切りを行ったディクソン。
最後まで物語を見た後に、あのオープニングのシーンを見ると
本当の意味で心から戦っていたのはダンバンだけだったのだな、と
思うとなんだか哀愁が沸いてきます。

ゾード考察!序盤の敵!

コロニー6を襲撃して、壊滅に追いやった褐色色のフェイスです。
黒いフェイスなどとは違い、固有の姿を持たず、量産型のフェイスの
一体、という位置づけですね。
このフェイスにも、通常の攻撃は通用しませんでした。

作中において
コロニー6でシュルクらと対峙。モナドによる攻撃も通用せず、
シュルクらは戸惑うことに。
しかしながら中央採掘場で、エーテル炉に転落し、ダメージを受け、
最後はシュルクらによって倒されて、意味深な言葉を残して、
中央採掘場の爆発に巻き込まれて最後を遂げました。

その正体は?
コロニー9に鍛冶屋のゾードなる人物がかつては存在しており、
1年前の大剣の渓谷の戦いにおいて消息不明になっているようです。
元々の肉体の損傷が激しく、本人は記憶すらも定かではないようですが、
恐らくはこのゾードがコアユニットだと思われます。

終盤で出てきたのは?
終盤でテレシアたちと戦っていたジュジュやオダマを援護するために
駆け付けたフェイスは、ゾードとよく似ています。
ただし、ゾードは、量産型の一体なので、これがゾードなのか、別の個体なのかは
不明です。おそらくは別の個体だと思いますが…。

声優が
担当されている声優さんは、クロスにも2でも登場しています。
ゼノブレイドクロスではヴァンダム指令を担当、
ゼノブレイド2でも、ヴァンダム(クロスのとは別人)を担当しています。
ちなみに、初代にもヴァンダムが居ますが、この際の声優は別人です。

序盤の敵キャラクターの一体として印象に残った方も多いかと思います。
黒いフェイスもそうですが、ゾードが登場するあたりの部分は、まだまだ謎も
多く、先の気になる展開だったので、当時、とても楽しくプレイしていた
覚えがあります。2もクロスも1も、とても楽しい作品でした

ストーリーネタバレ!犠牲者一覧!

犠牲者1 褐のゾード
コロニー6を襲撃し、壊滅させた褐色のフェイス。
中央採掘場でシュルクらの前に幾度も立ちはだかったが、
最終的に敗れ去り、採掘場から転落して最期を遂げる。

犠牲者2 アガレス
かつてエギルと親友だった巨人族。ザンザに肉体を乗っ取られ、
監獄島に幽閉されていたが、最後はムムカの放った槍に
貫かれてそのまま消滅してしまう。

犠牲者3 ソレアン・エンシェント
ハイエンターの皇主。メリアの父親でもある。
監獄島を訪れた際に、黒いフェイスの攻撃からメリアを庇い倒れる。

犠牲者4 ムムカ
ダンバンのかつてのライバル。1年前の戦いののち、
黒いフェイスのコアユニットとして機神側に取り込まれていた。
大剣の渓谷でシュルクらの前に立ちはだかった際に敗北、
渓谷の崩落に巻き込まれて最期を遂げる

犠牲者5 ガド
コロニー6の防衛隊員。カルナの婚約者。
しかし、コロニー6での戦いの最中に機神兵に拉致されてしまう。
後に緑のフェイスのコアユニットとしてシュルクらの前に
立ちはだかったが、正気を取り戻し、
最後は帝都の崩落から、カルナらを庇い犠牲に

犠牲者6 メイナス
機神界側の神。フィオルンを通して争いを止めようとしていた。
最後は復活したザンザの攻撃からシュルクらを守り消滅する。

犠牲者7 エギル
機神界の盟主。ザンザの復活を阻止すべく、巨神界を攻撃していたが、
シュルクとの戦いののちに改心。
直後、復活したザンザと最後まで戦いを繰り広げた末に最期を遂げる

犠牲者8 ユミア
ハイエンターの光妃。失脚後、他のハイエンター共々、
テレシア化してしまい、最後はメリアによって倒された。

犠牲者9 ロウラン
ザンザの使徒、三聖の一人。ハイエンターとして潜り込んでいた。
本性を現したのち、カリアンのテレシア体と融合し、シュルクらに
挑むも敗北、最後はカリアンによって道連れにされる形で消滅した

犠牲者10 カリアン・エンシェント
ソレアンの息子。父の死後、連合軍を結成し、機神界に
挑むも、目覚めたザンザとロウランの陰謀により
テレシア化。最後は自我を取り戻し、ロウランを道連れにして
消滅した

犠牲者11 ディクソン
ダンバンの戦友。しかしその正体はザンザの使徒、三聖の一人で
終盤でその正体を現す。
監獄島でシュルクらと対決後、敗北。
「先に行け」との言葉を残し、シュルクらが去ったのち一人
最後を遂げる。

犠牲者12 ザンザ
巨神界側の神。ゼノブレイドにおけるラスボス。
最終決戦でシュルクらと対峙、激戦を繰り広げた末に
「神」が発現したモナドによって斬られ、消滅した

ゼノブレイドシリーズ犠牲者まとめも参考にどうぞ!
こちらでは、1を含めた全作品の犠牲者を解説しています。

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オリジナルサウンドトラックの感想

Wiiで発売されたゼノブレイドの楽曲を全て収録した
オリジナルサウンドトラックCD。
下村陽子さんやACE+さんたちによる楽曲が収録されています。
豪華なディスク4枚組!

良いBGMが多い!
ゼノブレイドのBGMは良いBGMが多いですね!
私も迷わずこのサントラを購入しましたし、
今でも価格の落ちていない、評価の高いサウンドトラックCDです。
ゲーム音楽好きにはオススメ…!

3DS版でも…
一応、Wii版のときに発売されたサントラですが、
ニンテンドー3DS版も音楽自体は同じなので
こちらのサントラで楽しめると思います。
3DS版をお持ちの方で気になる方にもオススメ!

お気に入りのBGM
お気に入りの曲は結構色々となりますが…

・メインテーマ
・敵との対峙
・回想
・引けない戦い
・ガウル平原
・行く手を阻む者
・機の律動
・機神界フィールド
・怒り、心の闇

あたりでしょうか。
どの曲もなかなか良い曲ばかりです!

ディスク4枚…
ディスク4枚組で、ちゃんと作曲者コメントなども
ついていますし、ディスクのレーベルなどもちゃんとしていて
好印象なCDです。
価格も3000円台なので、曲数のわりには良心的な
価格設定だと思いますよ。

持っているサントラの中でもかなり好きな部類です。
続編のゼノブレイドクロスのサントラも持ってはいますが、
個人的にはこちらのほうが好きですね!

初代がスイッチに移植される可能性は?

(追記)
2019年9月のニンテンドーダイレクトで
リマスター版
「ゼノブレイドディフィニティブエディション」が
発表されました!
下記はその発表前に書いたものです↓

ニンテンドースイッチへの移植。
果たしてコレはありえることなのでしょうか。
可能性としては「0」ではありません。現にWiiUから
移植されているソフトはあります。
ただし、現状、Wiiからスイッチへの移植はないですね。

移植されるとしたら?
リメイクかHDバージョンのどちらかでしょう。
ただし、出るとすればリメイクだと思われます。
HDバージョンにしたところで、グラフィックには限界が
ありますから、なかなかそのまま移植は難しいでしょう。

クロスの方が?
初代ゼノブレイドが移植されるのであれば、
同じHD機のWiiUからの移植の方がラクですから、
WiiUのゼノブレイドクロスが移植される可能性の
方が現状では高いような気がします

サントラのインタビューでは?
ゼノブレイド2のサントラのインタビューでは、
ゼノブレイドのナンバリングは今後も続けて3も作りたい、
だとかゼノブレイドクロス2も作りたい、と発言していました。
ただし、リメイクに関する発言はなかったですね

初代ゼノブレイドが移植されるよりかは、
次のゼノブレイドの開発が始まる可能性の方が高い気がします。
ただ、開発もとのモノリスソフトも規模を拡大しているみたいですから
初代ゼノブレイドリメイクも可能性としてはあるかと思います。

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