V-Rally4のレビュー！無難な感じのラリー系レースゲーム！

V-Rally4は2019年に
プレイステーション4とニンテンドースイッチで発売された
ラリー系のレースゲームです。

「WRC」シリーズや「DIRT」シリーズと同じような
系統のレースゲームですね。

こちらの作品を実際に遊んだ感想を
お話していきます。

※私が遊んだのはプレイステーション4版ですが
ニンテンドースイッチ版も基本的な内容は同じです。

王道な感じのラリーレース

王道な感じのラリーレース

私はこのシリーズを遊ぶのは今回の「V-Rally4」が
初めてでしたが”王道”な感じのレースゲームですね。

ラリー系のレースゲームでは「よくある感じ」で
あまりこれと言って、”このゲームならでは”の
特徴は見受けられないような印象を受けました。

ただ、出来栄えが悪い、ということではなく
”無難にできている”感じのレースゲームではあるので、
この系統のレースゲームが好きなら
無難に楽しめると思います。

1台ずつ走ってタイムを競うラリーや、
同時に走るレース形式のラリークロスのほか、
バギーやヒルクライムなど、色々なルールの
レースが収録されています。

グラフィックはまあまあ。そこまで綺麗ではない

同じPS4のレースゲームと比較して
グラフィックは「そんなに綺麗ではない」という感じです。

2019年当時の水準で考えてみても
もっとグラフィックの綺麗なレースゲームは
たくさんありましたし、
そういった意味では”クオリティ重視ではないレースゲーム”
という印象を受けます。

私はグラフィックはあまり気にしないので、
これでも十分遊べましたが
グラフィックを重視する人には「きつい」と感じるかもしれない
レベルのグラフィックではありました。

私も、このレースゲームを遊ぶ前に
「ニードフォースピードヒート」や「DIRT５」「プロジェクトカーズ3」
などを遊んでいたのでグラフィック面では
見劣りする感じはありました。

なお、フレームレートもちょっともっさりしている（30フレーム）なので
見た目的な部分はあまり期待してはいけないレースゲームです。

レース自体は問題なし

レース自体は無難な感じで、
特に目新しい部分はないですが、
（「よくあるレースゲーム」という感じ）
特に大きな問題もないように思えます。
走り方は「リアル寄り」ではなく「アーケード系」の走りで、
リアルよりもゲーム性をほうを追求しているような、
そんな感じになっています。

ステージ自体もそこそこの数用意されており、
雰囲気自体は結構良い感じのところも多いので、
見ていて楽しいステージもありました。

特に日本のステージは「日本の色々なものが混ざっちゃった感じ」の
世界になっていて、笑えました（笑）

マシン自体も特別少ないと感じたりするようなことは
特になかったですね。

メインモードは地味にやりにくい？

メインとなるモードは
レースで賞金を稼ぎつつ、スタッフを雇ったり
車を買ったりする内容ですが、
地味にやりにくい感じで、レース自体は悪くない感じですが
モードのシステムがあまり個人的に好みではありませんでした。

これなら普通に「レースを選択して、クリアしてクリアマークをつけていく」
みたいな感じの内容の方が私は良かったです。

賞金の入る量もあまり多くなく、
マシンもなかなか買えない…クルーの支払いで引かれていく…
という感じで、
また、賞金を稼ぐために同じようなレースを何度もやらされるので、
飽きも人によっては早そうな感じでした。

「どのレースをクリア！」みたいな部分が
あまり視覚化されていないので
達成感のようなものを感じにくいのも欠点に感じます。

レース自体は無難にできている、と↑で書きましたが
肝心のメインとなるモードがイマイチ…

普通にDIRTシリーズのように、レースを選んで
クリアしていく感じで良かったような気がします。
（MotoGPやF1のように実在のレースのシーズンを戦うわけでも
ないのですから、無理にこういう感じにしなくても…と、
思いますが海外のレースだと、無駄にシーズン形式に
してるレースゲームは多い気がします）