クラッシュドライブ2のレビュー!不安定な部分の多い作品。

レースゲーム

「クラッシュドライブ2」はニンテンドースイッチなどで
配信されているカーアクション系のゲームです。

一見レースゲームに見えますが
レースは、ゲーム内のイベントの一部で登場するのみで
実際はレースゲームメインの内容ではありません。

スイッチ版の「クラッシュドライブ2」を
実際に遊んだ感想をお話していきます。

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車に乗ってフィールドを動き回るゲーム

車に乗ってフィールドを自由に動き回り、
ミッションをこなしたり、スタントをこなしたりするゲームで、
レースゲーム…とは少し違うスタンスです。
車を操作して、ミッションを達成したりする感じですね。
(レースのミッションも一部あります)

オープンワールド形式ではありませんが
4つの箱庭ステージが用意されており、
そこを自由に走り回る感じです。
(そこまでサイズは大きくはないですが、そこそこ自由度はあります)

最初は分かりにくい

ゲームの操作方法はとても簡単なのですが
最初は「これはいったい何をさせたいゲームなの?」と
思う人もいると思います。

ほとんど説明もなく、いきなり箱庭ステージに
放り投げられる感じなので、
最初の時点で「クソゲー!」と感じてしまう人も
いるのではないかな?という感じのゲームでした。

目的としては
各箱庭ステージで、
「ステージ内に設置されているリングを全てくぐる」
「ステージ内で指定のポイント以上のポイントを獲得する」
「定期的に発生するミッションを指定数以上クリアする」
ことです。

この3つの条件を満たすと、次の箱庭ステージが
アンロックされていく感じですね。
(ゲーム中にポーズすると、必要な数が表示されます)

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ステージは少ない

ステージは4種類+ミニゲームの5種類で、
それほど多くはないです。
各ステージは個性的ではあるのですが
目的自体はどのコースでも、リング+ポイント+ミッションなので、
どこのコースに行っても、やること自体は
変わらない、というのは、飽きやすさを
増長させているイメージも。

ミニゲームというのは、戦車でバトルするゲームなのですが
これに関しては、微妙な印象を受けました。

車の種類は豊富

登場する車は30種類で、
外見は個性的です。
それぞれの車に成長要素もあるので、
やり込み要素としては(飽きなければ)
結構あるのは、魅力の一つと言えますね。

色々な種類の車があるので、
この点に関しては私も良い印象を受けました。

…が、アンロックにかかるお金と、
ゲーム内でゲットできるお金のバランスが
取れていない点に関しては
問題であるとも思います。

クリアだけなら時間はかからない

クリアするだけなら、時間はかかりません。
全てのマップを解放し、達成目標をクリアするだけなら
1、2時間で終わるでしょう。

あとは、マシンのアップグレードやマシン集めに
なりますが、これに関しては
かなりの作業ゲー感が強いので、
覚悟はしておいた方が良いです(笑)

私はマップを全部クリアして、
少し遊んだ時点でやめました。

作業ゲー感が強い

最初、マップを解放していく段階は
良いのですが、それが終わると、作業ゲーになります。
ひたすら、不定期で発生するミッションが始まるのを待って、
ミッションが始まったらそれをクリアして
お金を稼ぎ…の繰り返しです。

しかも、先ほど書いたように、「収入」と「求められるお金」の
量が釣り合っておらず、
全ての車をアンロックするとなると、
だいぶ時間がかかります。

やることがたくさんあるゲームであれば
それでも良いのですが
マップ4つ+ミニゲーム1つのゲームで
それをやられてしまうと…
と、いう感じが個人的にしますし、
私は、あまりにも不毛な作業だと思ったので
マップをクリアしたあとに、やめました。

オンラインでマップを走ることもできますが
結局やることは同じですからね…。

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一応オンライン対応

一応オンラインに対応しており、
人口はかなり少ないですが、オンラインONにして
マップを走っていると、他のプレイヤーも
マップに出現します。

ミッションで対決することもできますね。
(やること自体は変わりません)

ちなみに、オンラインで遊ぶかどうかの確認
メッセージが
「オンライン?」
選択肢「はい、確か」「いいえ」なので
非常に奇妙な日本語を見ることになります。

最初、何を聞かれているのか、
一瞬目が点になりました笑

ミニゲームは微妙

ミニゲームとしてタンクバトルを楽しめますが
挙動がかなり怪しい感じで
個人的には全く楽しめませんでした。

ローカライズも怪しいですし、
爽快感のかけらも感じることができませんでした。

ないよりましですが、1回遊べば十分ですね…。

ちなみに、これもオンライン可能+
車は通常のステージとは別に用意されていて、
これらのアンロックにもまた、ゲーム内のお金が
かかります。

ローカライズは怪しい感じ

ローカライズは非常に怪しい感じで
「文章はおかしいけど意味は伝わる」のレベルを
少し越えかけています。

ゲーム中のミッションも、ひとつ、
文章だけでは何をすればよいのかよくわからないものが
あったり(色々走り回ってるうちに分かりましたが)、
オンラインプレイの選択肢も、ちょっとおかしかったりと
少し微妙な感じのローカライズです。

ネタとして楽しむことはできますが、
意味が伝わりにくい部分があるのは
少し度を越えている感じも。

英語のみのダウンロードソフトも多い中、
ローカライズしてくれている、という点は
評価に値しますが、
出来ればもう少し頑張ってほしいところでした。

全体的に見ると「なんだか不安定なゲーム」という感じですね。

続編は発売されているの?

本作の後に「クラッシュドライブ3」が
switchやPS4で発売されています。

そちらも後に遊んでみましたが、
3の方がだいぶ安定感は増したようなイメージで
ゲームとしてパワーアップした印象を受けました。
(続編レビューはこちら⇒クラッシュドライブ3のレビュー

ただ、ローカライズが怪しいのは
相変わらずでしたが…笑

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本作以外のニンテンドースイッチソフトのレビューは↑をご覧ください。

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