「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション スペシャルエディション」は
スペースインベーダーシリーズをまとめて収録した
ニンテンドースイッチ向けのソフトです。
感想、収録タイトル、インヴィンシブルコレクションとの違い、
売上予想や実際の売上結果などを
それぞれお話していきます。
収録されているタイトルは？
「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション スペシャルエディション」に
収録されているタイトルは下記の通りとなります。
スペースインベーダー（オリジナルバージョン）
スペースインベーダー（カラーバージョン）
スペースインベーダー・パート2
マジェスティック トゥエルブ
Super Space Invaders ’91
スペースインベーダーエクストリーム
スペースインベーダー ギガマックス 4 SE
アルカノイドvsインベーダー
スペースインベーダーDX
スペースサイクロン
ルナレスキュー
以上の１１タイトルを遊ぶことが出来る
パッケージになっています。
スペシャルエディションは何が違うの？
価格や基本的なシステムについては
２０２０年３月に発売された
「インヴィンシブルコレクション」と同じで、
収録タイトルの大半も同じです。
ただし、インヴィンシブルコレクションの「通常版」には
収録されていなかった
スペースインベーダーDX
スペースサイクロン
ルナレスキュー
の３タイトルが追加されている、というのが
違いになります。
とは言え、こちらの３タイトルは
２０２０年３月に発売されたインヴィンシブルコレクションの
グッズつき限定版（特装版）の方には収録されていたので、
特装版を持っている人にとっては
ほとんど違いのない商品となります。
あくまでも、インヴィンシブルコレクションを
持っていない人向けのタイトル、と考えるのが
良いでしょう。
色々な種類のインベーダー
※通常インヴィンシブルコレクションをベースに
感想を書いていきます
基本的に収録タイトルが少し増えている以外は変わりません。
収録タイトルの数はそこそこ収録されており、
特に「エクストリーム」や「アルカノイドVSインベーダー」は
個別タイトルとして見ても、やり込み要素はそこそこあるため、
ある程度の時間は遊べると思います。
その一方で、初代スペースインベーダーなどは
すぐに飽きる可能性もあるために
「インベーダーが好き」でない人には厳しいかと思います。
インヴィンシブルを名乗る割にちょっと寂しい
スペシャルエディションでは、収録タイトル数も
増えてはいますが
「インヴィンシブル」を名乗る割には
初代インベーダーのセロハンバージョンや、
３作目「リターンオブインベーダー」、
ＰＳなどで発売された「スペースインベーダーＸ」なども
収録されておらず、穴のある感じの収録タイトルになっています。
今の時代にインベーダーで定価５０００円台後半という
強気な価格設定のわけですから、
このあたりはもう少し頑張ってほしかったと思います。
コストパフォーマンスは悪く感じる
上でも書いた通り、スペースインベーダーをまとめて収録して
５０００円台後半という価格設定は
かなり強気な価格であると感じます。
その割に、収録タイトルにも穴がありますし、
今回は特に、バージョンアップ版の位置づけなわけですから
少し…なんとかならなかったのかな？という印象も。
ＰＳ２時代「スペースインベーダーアニバーサリー」という
タイトルがありましたが
その時の価格は１５００円でした。
収録タイトル数でこそ、インヴィンシブルコレクションよりは
少ないですが、設定資料から、インベーダーハウス風のモードメニューまで
やる気に満ち溢れた作品でした。
今と時代が違う、と言われればそれまでですが、
この頃の気持ちを思い出してほしいような気もします。
厳しいようですが、好きだからこそ、の率直な感想です。
売上予想は？
スペシャルエディションの初週売上を
予想していきます。
売上としては、非常に厳しいものがあると思います。
本数としては初週「１０００本」未満レベルで
おそらくは週間ランキングにランクインできず、
販売本数も分からないレベルではないかと予想します。
私はスペースインベーダーもシューティングも好きなので
応援したい気持ちはありますが、
売上予想に私情を挟んでは意味がありません。
そのため「１０００本未満」と厳しい予想をします。
２０２０年３月に発売された
「スペースインベーダーインヴィンシブルコレクション」でさえ
初週「３６６８本」だったため、
バージョンアップ版にあたる今回のスペシャルエディションが
その売上を越えるとは考えられにくく、
しかも価格も相変わらず挑戦的であるため、
売上はかなり厳しいものになるはずです。
売上結果は？
スペースインベーダーインヴィンシブルコレクション スペシャルエディションの
実際の初週売上をご紹介していきます。
売上結果は「週間売上本数ランク外（３１位以下）」だったため
具体的な本数は不明という結果になりました。
３０位のソフトが「２６９７本」であるため、
それ以下の本数、ということになりますね。
スペースインベーダーの今後は？
新作も含め、細々と展開されていくとは思います。
ただ、最近はメーカーが苦しいのか、
ダライアスコズミックコレクションから始まった特装版に
一部ゲームを収録する手法（コズミックリベレーション以降はやめた感じも？）や
応援している身からしても、
「ちょっとこれは強気過ぎませんか？」という価格設定などなど、
ちょっと先行きが不安な感じもします。
今回のスペシャルエディションも、これの1か月前に発売される
フォーエバーも「かなり強気な価格設定」で、
より、メーカーの姿勢には不安を感じた、というのが
正直なところではあります。
誤解を招くといけないので、
タイトーさんもインベーダーも好き、と改めて言っておきますが
応援と、姿勢の評価は、また別問題です。
