SPEEDWAY RACING（スピードウェイレーシング）は、
スターサインより配信されたニンテンドースイッチ向けの
ダウンロード専売ソフトです。
シンプルな感じのレースゲームとなっていて、
低価格で楽しめるのも魅力の作品になりますね。
こちらの作品を実際に遊んでみた感想を
お話していきます！
一見、カラフルで楽しそうなレースゲームに見えますが…
スピードウェイのレースゲーム
ぐるぐる回る…というのはどういうことかと言うと、
〇の形（実際は真ん丸ではなく、ちょっと細長い感じ）の
コースをぐるぐる回るタイプのレースゲームです。
テクニカルなコーナーだとか、そういうものがあるのではなく
直線メインのハイスピードコースを
走り抜けるレースゲームですね。
そのため、テクニカルなコースを走り抜けたりする
レースゲームを想像している人は、注意してください。
スピードウェイレーシング、というタイトルの通り
スピード重視のステージのレースゲームに
なっています。
ルールはシンプルで分かりやすい
ゲームのルールはとてもシンプルで、
操作も複雑なところは何もないですし、
アイテムとか、そういうものもないので、
ゲームとしては非常に分かりやすく
シンプルな作品になっています。
モードなども複雑な要素はないので、
誰でも、簡単にゲーム自体を
理解することができるのではないでしょうか。
良くも悪くも、値段相応なシンプルな感じの
ゲームに仕上がっています。
操作性が非常に悪い感じ
スピードウェイレーシングと同じメーカーの
ラリーロックンレーシングなどと同じく、
”操作性が非常に悪い”ように感じます。
とにかくカーブしにくい感じですし、
ちょっとのことで派手にスピンしてしまって、
思った以上に快適に走ることができません。
色々なレースゲームをプレイしてきましたが
スピードウェイレーシングもそうですし、
ロックンレーシングシリーズもそうですし、
このメーカー（開発の方）のレースゲームは
快適なレースゲームを作る気がないのではないか？と
思ってしまうぐらいに、安定感がないです。
操作方法は簡単なのですが、
車が思った以上にバランスが悪く、
ちょっとの衝突で派手に吹っ飛びます。
これは人を選ぶと思いますし、
爽快感と言ったものは、ほとんどありません。
ステージが単調
ステージは６種類用意されていますが、
どれもスピードウェイ系統のステージで
風景が変わり、構造が若干変わる程度に
なりますので、そんなに変わり映えしないです。
どのコースも円形の場所を
ぐるぐるひたすら回っているだけのような、
ものばかりです。
そのため、コースが６種類あるとは言えど、
同じようなステージばかり、というのが実際のところです。
スピードウェイのレースゲームなので
それは仕方のないことですが
ゲームとしては単調になっている印象は否めません。
ボリュームは値段相応
メインモードは「アーケード」と「チャンピオンシップ」のみで
良くも悪くも、値段相応と言った感じです。
アーケードモードは好きなステージを
走れるモードで完走すれば、マシンが
アンロックされていきます。
１位を取らなくても完走すればクリア扱いで、
逆に言うと、１位をとっても特に何もありません。
６ステージをクリアするだけなので、
完走さえスムーズにできれば、１時間もかかりません。
もう一つのチャンピオンシップは
３ステージを走り、合計点を競うモードです。
こちらは１位にならないとクリア扱いにならず、
２位以下は残念！という感じです。
１回１５分前後ぐらいで終わるので、
苦戦さえしなければこちらも１時間で終わります。
両方全部クリアすると、すべての隠し要素も
アンロックできてしまうので、
クリアまでに２、３時間程度しかかかりません。
あとはタイムトライアルとマルチプレイ（オフライン）
しかないので、長く遊び続ける、というのは
現実的に考えて難しい部分がありますね。
フレームレートは壊滅的…スピード感は有
スピード感はそこそこあり、
グラフィックはかなり微妙な感じながら
雰囲気は出ていると思います。
これは、素直に評価ポイントです。
ただし、フレームレートがかなりガックガクで
カクカク動く感じになっているため、
せっかくのスピード感がだいぶ失われていて、
特に車が多数画面内に入っているときの動作は
かなり怪しい感じです。
これはニンテンドースイッチだから、とか
そういうことではなく、
マリオカートとかそういうレースゲームは
普通に動いているわけですから
単純にゲーム側の問題だと思います。
隠し要素や裏技は…？
ゲーム開始時点では、８台の車がロックされていて
使うことができません。
これは、アーケードモードと
チャンピオンシップモードをクリアすることで
１ステージ（１カップ）ごとに１台解放されていき、
全部クリアすることで、
全ての車が解放されます。
それ以外に新しいモードが追加されたりだとか、
そういうことは、なさそうです。
なお、アーケードモードの個別ステージの方は
完走さえできれば、１位でなくても、
クリア扱いになり、マシンが解放されますので、
３位でも、５位でも、１０位でも、
問題はありません。
（１位になっても、メダルマークがついたりすることも
ありません）
チャンピオンシップモードの方は
優勝しないと意味がないので、
総合優勝を目指す感じになります。
（偏ったコンピューターばかりが勝つように
なっている感じで、レース中に衝突して順位を
無理やり落としてもなぜか上位に来てる？仕組み
なっていて、良くも悪くもレトロな感じです）
