「リトルレーサー」は
ニンテンドースイッチ向けに「ALL IN! GAMES」より
配信されたレースゲームです。
上から見下ろし視点のレースゲームとなっており、
どこかおもちゃっぽさを感じるような、
そんなレースゲームですね。
実際にこのリトルレーサーを遊んでみた感想や
続編は発売されるのかどうかなど、
詳しくお話していきます。
カーブは自動で行うタイプのレース
リトルレーサーは上から見下ろし視点の
レースゲームになっていて、
基本的にやることは、アクセルと車線変更だけです。
カーブ自体は自動的に行われるので、
コースから飛び出してしまわないように、
速度を調整する…という感じですね。
(速度が速い状態で急カーブなどに突入すると飛び出してしまって
ミスになるので、速度を緩めたりしながら
カーブに突入する感じ)
車線変更の方は、コースが2車線になっているので、
例えば左側の車線に障害物が見えてきたら
車線を変更して、障害物を回避する、という感じです。
これも、カーブする、とかではなく
ボタンを一つ押すだけで、車が勝手に隣の車線に
移動してくれる形式になっています。
そのため、やれること自体は限られているレースゲームですが、
その分、シンプルに遊べる作品になっています。
慣れるまでは結構難しい
見た目はなんとなく、かわいらしい雰囲気すら
感じるようなグラフィックですが、
実際にプレイしてみると、なかなか難しいです(笑)
最初のうちは、スピード加減が分からなくて
すぐにコースから吹っ飛んでしまうと思いますし、
障害物にも結構な頻度でぶつかると思います。
だんだんとこのあたりは慣れてくるとは思いますが
慣れてきても、ステージはどんどん難しくなっていきますし、
ライバルもステージによってはなかなか早い感じなので、
最後まで結構難しい印象を受ける作品です。
また、2車線のコースに4台の車が競争する感じなので、
車同士も結構接触したりして大変です(笑)
ステージの種類は十分
10種類のロケーションが用意されており、
草原や雪など、個性的な風景が
用意されています。
また、それぞれのロケーションにも
ステージが豊富に用意されている感じですね。
ステージごとにギミックも存在しており、
プレイしているうちにマンネリ化してきてしまいがちな
ジャンルではありますが、
ある程度、そうならないように、工夫もされている印象を受けます。
メインモードのキャンペーンモードは
30ステージなので、すべてのステージをクリアするだけであれば、
それほどプレイ時間はかかりませんが、
ゲーム自体の定価も考えれば
このぐらいのボリュームでもちょうど良いのではないでしょうか。
また、タイムアタック用のチャレンジモードには100ステージが
用意されています。
(ただし、こちらはあくまでタイムを競うだけな感じでした)
モードも意外と豊富
モード自体も意外と豊富に用意されている印象で、
メインとなるキャンペーンモードのほかに、
自分でエディットできるモードや
チャレンジモードなどなど、
色々なモードが用意されていました。
最初にモードセレクト画面を見たときには
「思ったよりもいろいろあるんだ…」という
印象を受けたものです。
私は、このゲームでは対戦はしませんでしたが
対戦モードも用意されており、
1から4人までのプレイが可能になっています。
ただ、さすがにオンライン対戦には対応していないので、
オフラインでのローカル対戦になります。
救済処置はあまりないので注意
先ほど書いたように、難易度は
そこそこ高く、人によっては
よくわからないままクラッシュし続けて
全然勝てない!みたいな人も
出てきそうな感じのゲーム内容ではあります。
そして、メインとなるキャンペーンモードですが
次のステージは前のステージで条件を満たす
(基本的に1位になる、が多いですね)ことで
開放されていく形式で、
1本道になっているため、
どこかのステージで詰まってしまうと、
それ以上、進めなくなってしまいます。
特に救済処置的な要素も見当たらないので、
苦手な人は、途中で先に進めなくなってしまって
手詰まりになってしまう可能性はあるので、
そこは注意しましょう。
ペーパークラフトみたいな感じも…
私は全然気になりませんが、
車がまるでペーパークラフトのように
重みを感じないタイプで、
ミスをしたときも、ポン!みたいな軽い感じで
吹っ飛んでいきます。
エンジン音とかもあまり重々しい感じではなく
軽い感じで、
ゲーム中は、車線変更の時のジャンプの音?みたいな
シュッ!シュッ!という効果音ばかりが
目立つタイプです(笑)
リトルレーサーにリアルな車の感じを
求める人はまずいないと思いますが、
一応、覚えておいてください!
リトルレーサーの続編は出ているの?
現時点では「リトルレーサー」の続編は
特に発売されていません。
実際に発売される可能性があるかどうか、に
関しては、現時点では何とも言えない、
というのが答えになりますね。
ただし、ダウンロード専用ソフトは
急に続編が出てくることも
パッケージ版以上に多いので、
リトルレーサー2もそのうち登場するような
ことはあるかもしれません。
実際に、同じニンテンドースイッチ向けに
配信されたダウンロード専売ソフトでも
続編が登場した作品は多く、
シューティングゲームの「ハブロキシア」や
「スーパーデストロノートDX」
レースゲームの「スピードウェイレーシング」や
「スーパートイカーズ」などなど、
続編が登場したダウンロード専売ソフトは
たくさん存在しています。
その流れから考えれば
リトルレーサー2も出る可能性は0とは言えないですね。
出るとすれば、またダウンロード専売の
ソフトになるのではないでしょうか。
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「リトルレーサー」以外のニンテンドースイッチソフトのレビューは↑をご覧ください。