マイホームをつくろう レビュー!バグが残念な作品…!

シミュレーション

プレイステーション2で
ビクターより発売された
「マイホームをつくろう!」を実際に遊んだ感想を
お話していきます。

マイホーム設計を気軽に楽しむことのできるソフトで、
ゲームというよりも、シミュレーター的な要素の
強い作品ですね。

続編の「2」も発売されていますが、
こちらでは「1」の方の感想をお話していきます。

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家を作って眺めるゲーム

簡単に言えば、これにつきます。

間取りから配置する家具まで、
自由に家を作って自分でそれを眺めて
満足するゲーム…
という感じですね。

一応、ミッションモードのようなものも
存在していますが、
どちらかと言えば「作って眺める」ことが
メインとなっており、明確な目的を与えてくれる
ゲームではありません。

そのため、人を選びそうな部分がある、
というのは否めません。

”家を作って眺める”という行為に
楽しさを見いだせるかどうか、というところが
重要になってきます。

家具の種類は豊富。ただし…?

設置することのできる家具が
非常に豊富で、
間取りなどの方面では、ゲーム内のルールなど、
一部制限はありますが、色々な家が作れます。
ただ、問題点(後述します)もあり、
せっかくの自由度が大幅に制限されてしまう点に
ついては非常に残念に思います。

これがなければ…と、何度思ったことか…。

家具に関しては「こんなものまで!」というレベルに
非常に豊富に用意されているので、
部屋のインテリアを考えるのは、とても楽しいですね。
(家の間取りなどを気にせず、インテリアだけを
 楽しむモード(マンションの一室を自由にいじる感じ)も
 あるので、それもいい感じです)

続編の「2」に関しては
家具の種類が大幅に減少しているので、
家具に関して言えば、個人的には「1」のほうが好きですね。

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ルールを覚えるまでは大変

説明書なども付属されていますし
ゲーム内でもある程度説明されますが、
「何が出来て」「何が出来ないのか」など、
ゲームのルールを覚えるのに、結構時間はかかります。

すぐに100%理解できる!という感じのゲームではないので、
「色々試行錯誤しながら覚えていく」感じですね。

この点は、人によっては面倒臭く感じたり
「なんだこれ!全然できないじゃん!」と投げ出してしまったり
するようなこともあると思うので、
自分の性格上、そういう可能性がある!という場合は
注意したほうが良いかもしれません。

思い通りに作れなくて、イライラするような場面は
確実に出て来るゲームです。

バグが致命的…!

先程書いた「問題点」の話になりますが
「致命的なバグ」が存在しています。

それが”ある程度大規模な家を作ってしまうと、処理しきれなくなり
動作がおかしくなる”という点ですね。

巨大な家を作ったり、家具を大量に配置したりすると
「ゲーム内で許される範囲内」であっても、表示や動作が
おかしくなったりしてしまいます。

家を眺める、という点が売りの一つなのに、
大きな家を作るとバグってしまう、ということですね…

これは非常に大きな致命傷だと思います。

「大規模」と言っても、わざと家具を設置しまくるようなレベル
ではなく、普通に”ちょっと大きな家を作ってみようかな”という
だけで、バグるぐらいのレベルです。

…やはり、そう簡単に豪邸には住めないと言うことでしょうか(笑)

ちなみに、家が大規模になると、ロード時間も長くなります。

※続編の2ではこれは改善されていますが
1では、当時アプデとかもない時代だったため
そのまま放置されています。

グラフィックは微妙

現代水準で比べているわけではなく、
プレイステーション2当時の水準での話ですが、
「PS2の中でも微妙なグラフィック」です。

特に「2」を見た後に「1」を見ると
前世代ゲーム機のゲームかと思ってしまうぐらいには
グラフィックのクオリティは低い感じですね。

この点も「眺める」ということが
一つの売りになっているゲームとしては
ザンネンに思いました。

メモリーカードの容量に注意

メモリーカードの保存容量が大きく
「1000KB以上」求められます。
(パッケージ表記より。実際はもう少し少なかったような
気もしますがちょっとうろ覚えです)

PS2のメモリーカードは、
標準のものは8000KBしかないため、
メモリーカードの容量を既にたくさん使っている、
という場合は注意してください。

さすがに、セーブせずにプレイするのは
ゲームの特性上、きついですからね…。

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隠し要素や裏技はあるの?

「マイホームをつくろう!」には特に
隠し要素や裏技は存在していません。

隠し家具が追加されたりするようなことも、
特にありませんでした。
(続編では、家具が追加される要素もありましたが、
1では最初から全ての家具を使用することが
できるようになっています)

そのため、最初にも書いた通り、
クリアを目指す、というよりかは、
自由に作って眺める、という感じのゲームになっています。

続編は発売されているの?

続編は、同じプレイステーション2向けに
「マイホームをつくろう2!匠」というソフトと
そのバージョンアップ版にあたる
「マイホームをつくろう2 充実簡単設計」というソフトが
それぞれ発売されています。

どちらもプレイステーション2向けの作品になっており、
それ以降は現在のところ、新作が
発売されていません。

決して売上が高かったシリーズではありませんし、
既に最新作が発売されてから10年以上が経過していることから
今から、マイホームをつくろうの新作が発売される可能性は
低そうです。

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