「アルカノイドリベンジオブDOH」は、
タイトーのブロック崩しゲーム・アルカノイドシリーズの
第2弾にあたる作品です。
実際に遊んでみると、基本的には初代アルカノイドをベースに
そのままパワーアップしたようなスタイルの
作品となっています。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます！
どの機種で遊べるの？
アルカノイドリベンジオブDOHは
そんなに多数の家庭用ゲーム機には移植されておらず、
遊べる機種は現時点では限られている状態です。
今のところ、アルカノイドリベンジオブDOHを遊ぶことができるのは
下記の機種となっています。
・ファミコン（※「アルカノイドⅡ」のタイトルで発売）
・イーグレットツーミニ（※拡張パックに収録）
ゲーム機としてはこの2機種で、
他はMSX2やX68000など、当時のパソコン向けに
登場している状態でした。
こうして見てみると、意外と遊べる機種が
かなり限られていることが分かるかと思います。
※私はイーグレットツーミニ版をプレイしました。
基本的には前作がベース
ゲームとしては初代アルカノイドの正統進化という
雰囲気で、見た目的には劇的な変化はなく
同じような感じですが、
当然ステージは一新されていて、
アイテムの追加やシステムの追加・改良など
色々な要素がパワーアップしている作品です。
見た目的にはそんなに変化を感じませんが
実際に遊んでみるとその変化を自分自身の感覚で
感じることができるような、そんな作品ですね。
初代アルカノイドが好きだった人はこれも好きだと思いますし、
逆に初代アルカノイドが苦手な人はこれも苦手だと思います。
前作をプレイしたことがある人は、それで判断してみると
良いかもしれませんね。
難易度は相変わらず高い
前作の初代アルカノイドと同じように
難易度は非常に高く、
油断するとあっという間に全滅してしまうぐらいの
難易度設定です。
ブロック崩しが苦手な人の場合は
前作同様に”あまりの難易度に挫折する”可能性も
なくはないので、その点は注意した方が
良いかもしれません。
私もこの作品を遊ぶ前に、アルカノイドシリーズは
リターンズやプラス、VSインベーダーなど
色々な種類をプレイしていましたが、
初代アルカノイド同様に、その難易度の高さには
驚きました。
コンティニューの分かりにくさは変わらず
初代アルカノイドの大きな欠点の一つが
”コンティニューのやり方が非常に分かりにくい”ということで、
正直なところ、何も見ずに普通に遊んでいる人は
ほぼ確実に”コンティニューをしてもゲームオーバーになってしまう”という
現象に遭遇してしまうこともあるのではないでしょうか。
それもそのはず、
アルカノイド（初代）と同じくコンティニューの方法は
”普通にボタンを押すこと”ではなく、
何故か「ショットボタンを押しながらスタートボタンを押す」という
奇妙な方法になっており、
普通にボタンを押すと、強制的にゲームオーバーになってしまいます。
イーグレットツーミニで私も遊んでいる際に、
最初はバグってるのかと思ってしまったぐらいです（笑）
2作目となる、このアルカノイドリベンジオブDOHでも
初代と同じように悪い部分を引き継いでいるので、
コンティニューの際には注意するようにしましょう。
前作よりも彩りを感じるように
前作と見た目の部分は同じですが
アイテムやギミックの種類などが増えたほか、
ボスの種類も増えるなどして、
前作よりもパワーアップしている印象ですね。
私は先に「アルカノイドリターンズ」や「アルカノイドプラス」と言った
”この後のアルカノイド”を遊んでしまっていたので
進化をあまり直接的に感じることはできいませんでしたが、
それでも初代アルカノイドを遊んだ後に
この作品をプレイすると、やはり初代と比べるとだいぶ
色々追加されたことは分かりますし、
初代から順番にプレイしている・していく人は
そういう部分をより細かく、味わえるかと思います。
ステージは少し少な目な感じも
この時代のブロック崩しはそうだったのかもしれませんが
初代に引き続き、ステージ数が
少し少な目な印象は受けます。
前作よりも色々な要素が追加されてはいますが
ステージ数の部分はあまり前作とは変わらないので
そういった意味では寂しさも、あると言えばあります。
（アルカノイドリターンズやシンプルシリーズのTHEブロックくずしなどは
これよりもステージ数が全然多いですからね）
この後の続編は発売されているの？
アルカノイドリベンジオブDOH発売後は、
アルカノイドシリーズはしばらく発売されなくなって
しまいましたが、
その後「アルカノイドリターンズ」が登場し、
これが、プレイステーション1などにも移植されました。
また、その後にも「アルカノイドDS」や「アルカノイドプラス（Wii）」などが
登場したほか、
スペースインベーダーシリーズとのコラボ作品である
「アルカノイドVSインベーダー」も発売されているなど、
それなりに展開は行われています。
また、2022年には海外で
「Arkanoid Eternal Battle」という新作が発売されましたが
こちらは現時点ではなぜか日本向けには発売されておらず、
現状では海外版をアマゾンなどで購入することでしか
遊べない状態になっています。
（海外版を買えば遊ぶこと自体はできます）
私も、国内版が出そうならそれを待って、
出ないなら海外版をいつか、と考えていますが
今はまだ、国内版も出るかもしれないので様子見です。
