PS4やPS3向けに発売された
「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」は、
V本編のプロローグにあたる作品です。
実際にこちらを遊んでみた感想や
”分かりにくいと感じそうな部分”について
それぞれ詳しくお話をしていきます。
「V」はどっちが本編なの？
メタルギアソリッドVは
この「グラウンド・ゼロズ」と「ファントムペイン」の2種類が
発売されており、詳しい人はともかく
そうでない人は「どっちを買えばいいの？なにこれ？」と、
なる人もいると思います。
こちらに関して説明すると、
Vの本編は「ファントムペイン」の方であり、
今回レビューを書いている「グラウンド・ゼロズ」は”プロローグ”的な
内容になっています。
プロローグのため、ボリュームとしてはいつもの本編より
圧倒的に短くなっており、
”Vの雰囲気を体験する”というような内容になっている作品ですね。
なお、物語の時系列は
「Vグラウンドゼロズ」⇒「Vファントムペイン」となっています。
「V」の体験版ということではないの？
大作ゲームの中には”体験版のようなゲーム”を先に発売して
売るようなこともありますが
グラウンドゼロズは”体験版”ではなく、
V本編の「序盤を遊べる」とかそういうものではありません。
グラウンドゼロズとファントムペインの内容は”別物”で、
基本のルールやシステムなどが同じだけなので
ステージや内容などは異なる内容になっています。
そのため、ファントムペインのほうを先に買ったとしても
後から楽しむことも可能になっています。
どの機種に発売されているの？
メタルギアソリッドV グラウンドゼロズが発売されているのは
下記の5機種となります。
・プレイステーション4
・プレイステーション3
・XBOXONE
・XBOX360
・PC
どの機種でも基本的な内容は同じですが
ハードのスペックや機能などによる違いは
存在しています。
なお、本編にあたる「ファントムペイン」も
上記の5機種でちゃんと発売されています。
メタルギアVの雰囲気を堪能できる作品
ゲーム内容としては”プロローグ”の作品なので
内容としては薄いのですが
メタルギアの雰囲気や魅力は十分に堪能できる
作品となっていて、
「Vはこんな感じなんだ」ということは
存分に感じることができるでしょう。
フィールドも1か所で、そんなに大規模なフィールドでは
ありませんが、
色々遊べる要素は盛り込まれていて、
ついついくだらないことをしてしまったりと、
メタルギアソリッド2のタンカー編で、
寄り道しまくったことを思い出しながら
遊ぶことができました（笑）
ボリューム自体は期待してはいけない
あくまでもプロローグ的な位置づけで、
定価自体も安く発売された作品となっているので、
”ボリューム”自体は期待してはいけません。
初見のクリアも、普通にやれば数時間（5時間は絶対にかからない感じ）で
クリアできますし、体感で1時間～2時間ぐらいだったと思います。
もちろん、上でも書いたように
寄り道をしたりしていれば
それなりに遊ぶことはできますが
”いつもの本編並みに”遊ぶことはできないので、
その点は覚悟しておきましょう。
メタルギアソリッド2のタンカー編のような
小規模なメタルギアソリッドです。
（あれよりもうちょっと規模の小さい感じ）
グラフィックはかなり綺麗
発売された時代の水準で、
グラフィックの評価は行いますが
”かなり綺麗”で驚いたものです。
当時としてはトップクラスのグラフィック
だったのではないでしょうか。
私が遊んだのはプレイステーション4版でしたが、
他機種版でもそれなりに綺麗な映像になっているようですし、
今の時代で考えても
十分に通用するグラフィックであると感じる作品です。
私はそれほど映像重視ではありませんが、
この作品に関しては”綺麗”と素直に感じましたね。
ファントムペインはまだ…
実は、何だかんだで色々やるゲームが
連続しているうちに間が空いてしまい、
グラウンドゼロズを遊んでから既にかなりの年数が
経過した今でも、
私は「ファントムペイン」を遊んだことがありません（笑）
色々やっているうちにどんどん後回しに
なってしまって、今に至る感じですね…
なかなか購入しなかった理由としては
”未完結のような感じ”という評価を聞いて
”しばらく待ってみよう”と思い、そのまま
ズルズルと…というところでしょうか。
結局、Vはファントムペインで終わりだと思うので
いずれ買おうとは思うのですが
2023年現時点でもまだ購入していない状態ですね…（笑）
ただ、いずれは遊ぼうとは思っています。
その時はグラウンドゼロズから再び遊び、
また、ファントムペインのレビューも書いていきたいとは思っています！
売上はどのぐらいだったの？
プロローグ的な位置づけの作品ではありますが、
メタルギアソリッドV グラウンドゼロズ自体も
かなりの売上を記録しており、
PS4版が約16万本、PS3版が約23万本、
XBOX360版は約3000本ほど、売れたとされています。
まだ、PS4は発売されてから年数が経過していなかったため、
PS3版の方が売れた、という感じですね。
ファントムペインの方は、PS4版が約44万本、PS3版は約23万本と
こちらもかなり売れており、
シリーズの人気を感じさせる売上でした。
（グラウンドゼロズから年数が経過して
PS4が普及したことを感じさせる売上本数も興味深いところです）
「Ⅵ」が出ればまた売上も期待できそうですが、
今の感じだと…色々、難しそうではありますね
（リメイクは出るようですが）
