スプラッターのレビュー!どうしてステージが見えないのか。

アクション

「スプラッター」は
ニンテンドースイッチ向けに配信された
アクションゲームです。

ルールとしては
”フィールドに設置されている☆を指定の数集めて
オープンするゴールに向かう、というゲームで
玉転がし系統のゲームになっています。

しかしながら、かなり癖のあるルールで
非常に人を選ぶ作品になっています。

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ゲームは「ボールをゴールに導く」系の内容

ストアの説明を読んでも
イマイチ何を言っているのか容量を得ない感じの
説明文になっていて、
”何だかよく分からない”と感じる人も多いと思います。

私も実際に購入してプレイしてみるまで
「玉転がし系かな?」とは思いつつも、
遊ぶまでは”よく分からない”のが正直なところでした。
(セール価格だったので、よく分からないままでもいいや、
 ということで買いましたが笑)

結果的には
「ステージ内の星を集めてゴールに向かうボール転がしゲーム」で
落下したり、ダメージ系のオブジェクトにぶつかるとアウト、
という単純なルールの作品でした。

ボールを転がすゲームは個人的に好きなので、
それは喜んだのですが…

ステージが見えないシステムがストレスに!

スプラッターは最初、ステージが見えず、
ボールが接触した部分とその周辺にペンキのようなものが
飛び散ってステージが見えていく…というかなり
特徴的なシステムの玉転がしゲームになっています。

簡単に言えば”自分の近くしか見えない玉転がしゲーム”です。

が、この、本来売りにしたい感じに見えるシステムが
”玉転がしゲーム”との相性は最悪で、
ステージが見えないために”どこに行ったらいいのかなかなか分からない”上に
”いきなり落下してゲームオーバー”
”いきなりギミックに巻き込まれてゲームオーバー”など、
かなりゲーム的にストレスを与える作りに
なってしまっています。

その上、ステージはどんどん複雑になっていき、
”何故ステージを見せないのか”という疑問ばかりが
膨らんでいく始末。

これまで、色々な玉転がしゲームを
遊んできましたが、これは正直”きつい”と思いましたし、
玉転がしゲームの中で数少ない
”途中でやめたゲーム”になりました。

”もうこれ以上は付き合ってられない”と思ってしまった
作品ですね…。

”ステージが見えない”(一度通過すれば見えますが)という
システムは
ボール転がしゲームでは個人的に絶対に採用してはいけない
内容だと思いますし、
ミスマッチだと思います。

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ステージが普通に見えていれば…

正直な話、私はこの手のゲームは好きなので
”ステージが普通に最初から全部見えていれば”
それだけで最後まで遊んだと思いますし、
スプラッターに対する評価も、相当上がっていたと思います。

このシステムが、私の中では
”大幅にこのゲームの評価を下げる要素”になってしまっていて、
やっていて苦痛に感じてしまいました。

”このジャンルのゲーム”で、
ここまできついと感じたのは、個人的には
初めてです。

ステージ数は全部で50。数は十分

ステージ数は全部で50ステージが
用意されており、
ステージのボリュームも考えると
この点は良いと思いますし、
ゲームの価格を考慮しても
十分な作品だと思います。

ステージは1個1個クリアしていく形式で
前のステージをクリアすると
次のステージがアンロックされていく仕組みですね。

ただ、私は前述の通り、システムが私とは
全然合わなかったので、
今回は半分もクリアせずに
(大抵どのゲームもクリアまでやることは最近は特に多いのですが)
やめてしまいました。

本当に、これ以上はもう”遊び”ではなく”苦痛”になってしまう、と、
そんな感想でした。

ローカライズはかなり微妙

一応、日本語ローカライズは行われているのですが
その内容はかなり微妙で、
思わず笑えてしまうようなローカライズが
行われている箇所も存在しています。

私は、同じメーカーが配信元になっている
別ゲーム(ステルス、というゲームです)も
やったことがありますが、
そちらもやはり、同じようにローカライズが
かなり微妙な感じになっていたので、
この会社の作品は、こういうローカライズ…ということだと
思います。

(チュートリアル的なのもありますが、
元々あっさりとした説明+ローカライズで
分かりにくくなっているのは確かです)

体験版もあるのでまずは試すのがベスト

私は、セール価格で100円(か200円だったかも?)で
買ったので、全然後悔はしていませんが
定価で買う予定の方や、
100円や200円でも慎重に考えたい!という人は、
スプラッターには2022年現在”体験版”も用意されているので、
そちらを試してみると良いと思います。

体験版がどこまでプレイできるのか
私は体験版をやっていないので知りませんが
最初のステージだけであったとしても
”スプラッターとはこういうゲームだ”というところは
見えてくると思います。

全員が全員苦手!なんてゲームは世の中に
ないと思ってますから、
好きな人は好きだと思いますが
かなり人を選ぶと思いますし、
私のように「ボール転がし系のゲームが好きな人間」でも
苦痛に感じるので、
苦手な人にはとことん合わない作品であると思います。

そのため、可能なのであれば
事前にしっかりと確認しておく方が
購入した時に「買わなければよかった」とは
ならずに済むのではないでしょうか。
(まぁ、私のようにセール期間中に安く
購入するのであれば、体験版を買わずに
いきなりぶっつけ本番でも良いとは思いますは…笑)

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