キャメルトライのレビュー!個性的なボール系ゲーム!人を選ぶ気も。

アクション

「キャメルトライ」は
タイトーから発売されたアクションパズル系のゲームで、
ボールをゴールまで導く系統のゲームです。

ただ、よくある感じの”ボール転がしゲーム”とは
少し違って、ステージそのものを360度回転させて
ゴールまで上手くボールを転がしていくタイプのゲームです。

ステージから落下するとミスになる感じの、
ああいうボール転がしゲームとは少し趣の異なる
作品となっています。

そんなキャメルトライを実際に遊んだ感想を、
それぞれお話していきます。

スポンサーリンク

キャメルトライを遊べる機種は?

キャメルトライを遊ぶことができる
機種は、現時点では下記の通りです。

・スーパーファミコン
・プレイステーション2 (※タイトーメモリーズ上巻に収録)
・PSP (※タイトーメモリーズポケットに収録)
・イーグレットツーミニ (※拡張パックに収録)

家庭用ゲーム機向けだと、この4機種ですね。
単体で発売されているのはスーパーファミコン版のみで、
その他に関しては”他のゲームとセット”での収録になっています。

※私が遊んだのは”タイトーメモリーズ上巻”と
”イーグレットツーミニ”版となります。

分かりやすいルールのボール転がしゲーム

キャメルトライのルールは”ステージを回転させて
制限時間内にボールをゴールに導く”だけなので、
非常に分かりやすいルールになっています。

一応最初に説明なども出て来たと思いますし、
ルールとして簡単で親しみやすい感じですね。

色々なギミックもありますが
ルールが複雑になる感じではないので、
全体的に”分かりやすい”作品であると感じました。

スポンサーリンク

落下はない。ただし「難しい」

ボールを転がしてボールへ導く系統のゲームでは
”落下”の概念があるものがほとんどですが
キャメルトライは基本的にステージ全体が壁に囲まれているため
”落下”してしまうことはありません。

そうなると簡単そうに思えると思いますが、
実際に遊んでみると…”難しい”です(笑)

と、言うのもこのゲームには制限時間が存在しており、
4エリア存在していますが、3エリア目(ハード)からは
かなり制限時間がシビアになって来るので
難易度はかなり高く感じると思います。

苦手な人だとかなり苦戦すると思うので
見た目の印象に騙されないように(?)したいところですね。

画面がかなり回転するので注意

私は3D酔いをしない人間なので
全然平気なのですが、
”かなり”画面がくるくると回転するので、
3Dアクションゲームではありませんが
酔う人はかなり酔う、という印象を受けたので、
普段から3Dのゲームを遊ぶ際に
”酔ったり”するような人は
遊ぶ際には注意しておきましょう。

もしも不安であれば
事前にプレイ動画などを見てみると
分かりやすいと思います。

なかなか思うように動かないことも

これは”操作しにくい”ということではなく
”難しい”という意味での
”思うように動かない”ですが、
結構後半のエリアではシビアな操作を
要求されるような場面も多く、
ボールの移動は自分で移動させるわけではなく、
ステージ自体を傾けることによって
操作するので、
”思う方向に移動してくれない”ことも多いです。

そのため、人によってはイライラするようなことも
あるかもしれないので、
難易度の高さと相まって”イライラしやすい人”は
遊ぶ際に注意をした方が良いという印象でした。

”ボタンの反応が悪い”とか、
そういう意味での思うように操作できない、ではないので
その点は安心してください。

ステージ自体は少ない

ステージ自体は4エリアしか用意されておらず、
そんなに多くはありません。

前述の通り、後半のエリアは結構難易度が高いので
そう簡単にクリアはできないとは思いますが
もしも全ステージをスムーズにクリアしてしまったとすると、
完全制覇までに”1時間もかからない”ボリュームの
作品となっているので、
このあたりは少し残念に感じる部分もありますね。

ボール転がし系のゲーム自体、ボリュームは薄くなりがちですが
それでもWiiの「コロリンパ」やSwitchの「マーブルイットアップ」、
PSPやWiiの「ハイドリウム/たまらん」などは、この作品以上に
ボリュームもあるので、もう少し…と、思ってしまう部分はあります。
(まぁ、キャメルトライは↑のタイトルたちとは違って
元々がアーケードゲームなので仕方のない部分もありますが)

スポンサーリンク

隠し要素や裏技は?

キャメルトライの隠し要素や裏技は
以前書いた
キャメルトライシリーズ全作品の隠し要素&裏技のページに
記述しているので、そちらのほうをご覧ください。

スーパーファミコン版の場合、裏技がいくつかあるので、
スーパーファミコンでキャメルトライを遊んでいる場合は、
試してみると、色々楽しめると思います。

キャメルトライは続編は存在するの?

”キャメルトライ2”という名前のタイトルは
存在していませんが、
キャメルトライの続編として
「まわしてコロン」というタイトルで、
ニンテンドーDSに発売されています。

少し雰囲気は変わりましたが
”他メーカーが似せて作った”とかそういうものではなく、
正真正銘キャメルトライの続編として
発売されているタイトルになります。

その後に関しては、今のところは
続編の類は発売されておらず、
イーグレットツーミニに収録されたりと、
過去作品が収録されるような動きが
中心になっています。

今後、続編が出る可能性も完全に0とは言えませんが、
今だと、出たとしてもダウンロード専用の小規模な新作が
限界かな、という印象です。

タイトルとURLをコピーしました