パックモトスのレビュー!原作と比べて大分簡単になった作品!

アクション

「パックモトス」は、
ナムコから発売された「モトス」と呼ばれるアクションゲームと
パックマンの世界観が融合した作品です。

フィールド内の敵を全てフィールドから
落とすことでステージクリアとなり、
次のステージに進む…という感じの
非常にシンプルな内容のゲームですね。

こちらの「パックモトス」を実際に遊んだ感想を
お話していきます。

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遊べる機種は?単体では未発売

「パックモトス」はこれ単品では発売されておらず、
初めて登場したのが、
2007年に発売された「みんなで遊ぼうナムコカーニバル」という
Wii向けのソフトの中に
”新作ソフト”として収録されたときでした。

この作品にはパックモトス以外にも4作品ほど
新作タイトルが収録されていて、
その中の一つがこの「パックモトス」だった、ということになります。

その後、長い間それ以外の方法で
パックモトスを遊ぶ方法はありませんでしたが、
2022年に発売のPS4/スイッチ/XBOXONEソフトの
「パックマンミュージアム+」に、パックモトスが収録され、
久しぶりの登場になりました。

現時点で遊べる機種は

・プレイステーション4
・ニンテンドースイッチ
・Wii
・XBOXONE

となります。

Wii版は「みんなで遊ぼうナムコカーニバル」に収録、
他の3機種版は「パックマンミュージアム+」に収録となり
単体での販売はありません。

ゲーム自体はほぼ「モトス」

題名はパックモトスとなっており、
パックマンとモトスが融合した感じには
なっていますが、
ゲーム自体は、実質上、9割ぐらいがモトスの方で、
パックマンの要素はキャラクターや世界観ぐらいです。

キャラクターと言っても、自分がパックマンに
なっていたり、ボスが少しキャラクターっぽく
なっているぐらいで、ほとんどの部分は”モトス”の方に
なっている作品ですね。

モトス自体が好きな人は、パックマンを知らなくても
十分に遊べるかと思います。

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難易度はかなり簡単になった

私は原作のモトスを先に遊んでいましたが、
パックモトスの方が
元々のモトスよりも「遥かに簡単」ですね。

全体的に難易度は優しい気がしますし、
ステージごとにセーブされるので、
ゲームオーバーになったら最初から、という感じではなく、
進んでいたステージから再開することも、当然可能です。

ステージ自体もそうですし、
システム自体も含めて全体的にかなり簡単には
なっていると思います。

ただ、モトスらしさはしっかりと残っていますし、
個人的には、これはこれで好きな作品です。

なお、アイテムのストックもできるので、
前のステージに戻ってアイテムを大量に回収、
そのアイテムで後半の難しいステージは
力押し!みたいなこともできるので、
こういったゲームが苦手な人でも
最終的にはクリアできるかと思います。

ステージは若干少ない気も

ステージは全部で5ワールド用意されていますが、
若干物足りない感じも個人的にはありました。

1ワールドに7ステージが用意されているので、
数的にはそこそこはありますが、
サクサクとクリアできるので、全部クリアするのに
そこまで時間はかかりません。

とは言え、ナムコカーニバルというタイトルの
1タイトルに過ぎないので、
それを考えると十分な感じもしますが、
ゲームの基本的な部分が良いだけに、
”もう少し色々遊びたかった”という欲が
ちょっと出てきます(笑)

爽快感はパワーアップ

原作のモトスに比べると
相手を吹き飛ばす爽快感は
格段にパワーアップしていますね。

グラフィックもそうですが
このあたりは、純粋に技術の進化を
感じる部分ですし、良い部分であると思います。

まさに、正統進化している、と言っても
良いのではないでしょうか。

やり込み要素はあるの?

やり込み要素も一応は用意されており、
ゲームをクリアした際に
各ステージごとに、ハイスコアとクリアタイムが
表示されています。

一定のスコア・タイム以上でクリアすると
マークがつくので、
それのコンプリートを目指してプレイする!
というのがやり込み要素ですね。

全部完璧を目指すとなると
結構難易度も上がってくるので、
そこそこの時間、遊べるかと思います。
(なお、全てのコースにマークをつけても特に何もありません)

パックマンミュージアム+版では
パックマンミュージアム側の機能として
各タイトルごとにミッションが用意されており、
それをクリアしていく要素もあります。
(ただ、こちらはパックモトスのミッションは簡単なので
基本、全部のステージをクリアするだけで
解放できてしまいます)

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サウンドもなかなか良い感じ

原作とはだいぶ雰囲気の異なる
明るい感じの楽曲が中心ですが、
BGM自体もなかなか良い感じであると思います。

個人的にはエリア5のBGMが
原作の雰囲気にも何となく似ている感じで
良かったですね。

ちなみに、サウンドに関しては
「パックマンミュージアム+」版の方であれば
サウンドテスト(ゲーム内のジュークボックスから可能)が
行えるので、
この点は「パックマンミュージアム+」版の方が
優れていると感じます。

ボス戦も特に違和感なし

原作にボスはいませんでしたが、
パックモトスでは
各ワールドに1体のボスが登場します。

ボス自体は戦闘が少し単調になりやすい感じですが、
(個人的には通常のステージの方が面白いです)
そんなに頻繁に出て来るわけでもないですし、
ゲームバランスを崩壊させるほどではないので、
特に違和感はありません。

現代風にするとすれば、やはりボスの存在は
こういったゲームには必要になると思いますし、
悪い、というほどではないと思います。

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