「クッキングシミュレーター」は
ニンテンドースイッチ向けに配信された
料理シミュレーターです。
(元々PCで配信されていた作品のスイッチ版です)
セール価格で安くなっていたことや、
「泥棒シミュレーター」が面白かったこともあり、
こちらも購入して遊んでみましたので、
感想をお話していきます!
(※PC版も基本的な内容は同じです!)
※こちらでは感想を中心にお話していきます。
攻略は⇒クッキングシミュレーター攻略のほうを
参考にしてみてください!
レストランのシェフとして働くシミュレーションゲーム
レストランのシェフとして、ひたすらお客さんから注文の
入った料理を作っていくゲームですね!
ただ…他にシェフやスタッフはいないので、
全部一人でやることになります(笑)
そもそも、自分のいる部屋には、誰もいない(ひとりぼっち)なので、
一人でずっと黙々と料理を作る感じですね。
(※時々オーナーや先生?などのセリフが上部に表示されるだけで、
あとはずっと一人です (キャラはボイスなし))
料理自体は意外と本格的で
色々なレシピが用意されているほか、
素材や、調理器具なども多数揃っています。
最初は地味な感じも受けるかもしれませんが
やってるうちに、だんだん癖になってくる不思議な魅力がある感じで
私もやっているうちに、地味にはまりました。
他のゲームでは、ここまで「料理」の過程をやるゲームは
私は見たことがないですし、オリジナリティにあふれる作品で
あるのは確かです!
ただ、人を選ぶ感じがあるのは否めないので、
そんな部分も含め、色々お話をしていきましょう!
ちなみに、色々気になった点を書いていくので
「悪いゲーム」と思ってしまうかもしれませんが
私自身は全体的には満足してます!
ただ、気になる点も多かったので、これは、
もし「2」が出るなら期待…!というところです!
チュートリアル不足
一応、ゲームの1日目のチュートリアルが行われる
(任意でスキップも可能)ほか、
「料理教室」というモードもありますが、
これが「不足」しています。
説明は確かにしてくれるのですが
”かなり基本的な部分”だけで、調理器具も一部しか
説明してくれませんし、
例えば、床にこぼしたモノをどう掃除するのか、
どこに掃除する器具があるのか、等に関しても
説明はしてくれないので、
自分で理解していく必要があります。
大体想像がつく部分もありますが、
せめて、チュートリアルになくても
ゲーム内マニュアルぐらいは用意しておいてほしかったところです(汗)
私は最初、床にこぼしたスープを
スポンジで拭いてました(笑)
※実際にはあまり目立たない位置にモップがちゃんとありました。
また、料理自体を作るコツや、攻略のコツも「自分で学んでいく」
スタイルなので、少し、「教えてくれる」部分が少なすぎるように
私は感じましたね…
ローカライズは少し怪しい
一応、日本語に翻訳はされていて、
最低限の意味は伝わりますが
ローカライズは若干怪しい感じのローカライズ
(日本語が不慣れな人が作った感じ)です。
チュートリアル中に、
教えてくれる人が「~~~だね」のような口調だったのが
いきなり「~~だな。」と、別人のような口調に変わったり、
また、優しい口調に戻ったり、
キャラクターの性格も固まっていないのは
少し笑ってしまいました。
料理を完璧に作るのは難しい。ネタとして笑うゲーム
料理を現実のように完璧に作るのは難しく、
試行錯誤が必要になります。
ゲーム内で「見栄え良く料理を作る」のは
非常に難しい感じですね。
また、ゲーム内で料理が完成するとお客様の評価が
表示されるのですが、この基準も結構謎な部分があり、
極めるまでにはかなり時間がかかる印象です。
ちなみに「落としたものを拾って盛り付けて」もOKですし、
数日前に(ゲーム内の)作って放置していた
トマトスープを再加熱してお客さんに出しても問題なかったりと
ネタとして笑える部分も色々ありました(笑)
特に、床にたたきつけた食材をそのまま出してもOKなのは
色々と笑いがこみ上げてきます。
ネタ要素は非常に多い
上で書いたネタ要素の他にも、
何故か調理場にダーツが設置(包丁で遊べる)されていたり、
火をつけることができてしまったり、と
色々な「ネタ要素」も詰め込まれています。
こういう遊び心的な部分は
個人的に評価がアップする要素なので、
良いと思います。
ダーツも、それ自体は別に面白くはないですが、
小ネタとしていい味を出してます。
慣れてくると楽しい。慣れるまではきついかも
最初、慣れるまでは
「これは失敗したかもしれない?」と少し思ってしまった
時期もありましたが、
慣れてくると地味にハマるシミュレーターゲーム、という印象です。
スキルポイントなどの成長要素もありますし、
スキンの変更要素などもあるので、
「同じことの繰り返し」にはなりがちなゲームですが
やり込み要素もちゃんと用意されているのは
一つのポイントですね。
私はこれまでに「ファーミングシミュレーター」
「コンストラクションシミュレーター」「バスシミュレーター」
「泥棒シミュレーター」などなど、色々なシミュレーターを
遊んでいますが、それらに比べると「世界観は狭く、行動範囲も狭い」のは
確かですが、これはこれで、違う魅力がある作品に感じましたし、
十分に新鮮味もあり、かつ、楽しめました。
ただ、癖があったり、不十分な部分は多いので、
そういった部分で好き・嫌いは大きく分かれるかと思います。
一度ハマり出すと、地味に楽しめる
「ネタゲー」な、感じですね。
見た感じ、スイッチではセール価格になることも多いので、
(私は500円の時に買いましたが200円になってるのも確認しました)
そういう時を狙うといいかもしれません。
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