「Kart Crazy Race Simulator Game」は
ニンテンドースイッチ向けに配信された
レースゲームです。
どことなくマリオカートのようなカラーリングが
特徴的なカートレースゲームですね。
なお、タイトルに”シミュレーター”と入っていますが
ただのレースゲームです。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
カラーリングがマリオカートに見える…
ゲーム内容はジャンル以外まるで別物ですが、
ストアで見てもらうだけでも分かるように、
「色合いがマリオカート」で笑ってしまいます。
別にキャラクターがマリオになっているわけでもなければ、
レース自体もカートに乗っている以外は別物ですが、
カラーリングにマリオっぽい赤や、ルイージっぽい緑、
ヨッシーっぽい黄緑などがあるせいで、
どうしてもマリオカートカラーに見えてしまいます（笑）
ニンテンドーeショップの最初の画像1枚を見るだけで、
何が言いたいかは（マリオカートを知っている皆様であれば）
分かるかと思います（笑）
非常にシンプルなレースゲーム
レース自体はマリオカートとは別物で、
非常にシンプルなレースゲームとなっており、
普通に走って、普通にゴールを目指すだけです。
特にアイテムなどもなければ
ブーストや攻撃、ドリフトなどの要素も特にはないので、
本当にシンプルな感じのレースゲームですね。
特に逆転のための要素などもないので、
純粋に走るだけ、という印象です。
コースは7種類
コースは7種類が用意されています。
どれも似たような感じで、
何故か全体的に暗いコースが多いので、
無個性に感じてしまうようなコースが多いですね…。
レース中のBGMもどのステージも同じですし、
ロケーションもガラリと変わるわけではないので、
7種類のコースがあっても、
変化には乏しい印象を受けますね…。
同価格帯のレースゲームでももうちょっと
個性的なステージのあるレースゲームはあるので
次回作があるのであればもう少し個性が欲しいところです。
ゴーストカート…？
面白いことに、サーキットの部分を走っていても
コースアウトして芝生や砂を走っていても
”全く動作が変わりません”
普通のレースゲームだとコースアウトしたりすると
速度が落ちたりするものですが、
まるで”カートが地面から浮遊しているかのように”
何の変化もないので笑ってしまいます。
また、コース中に数字が書かれた立て札のようなものが
立っているところもありますが、
それに当たり判定はなく、立て札は微動だにせず
”すり抜け”ます。
流石に他のカートとの当たり判定はありますが、
あまりにもすり抜けたり無反応だったりするので
”ゴーストカート”のような感じになってしまっています笑
でも、よく見るとカートが少し地面から
浮いているようにも見えるような…。
やり込み要素は皆無。グランプリなどもナシ。
グランプリモードやストーリーモードの類は
用意されておらず、
ただ1戦1戦淡々とレースを繰り返すだけです。
特にトロフィーが貰えるなど、
そういうクリアしていく要素はありません。
やり込みと言えば、全てのマシンを集めるぐらいで、
レースをすると貰えるゲーム内のお金を集めて
マシンのコンプリートを目指すぐらいしか要素がないので、
1時間もあれば、十分に全ての要素を遊ぶことができてしまう…
そんな感じの作品になっています。
記録が全コース共通？
最高記録（タイム）が、何故か
全コース共通で保存されている感じで、
7つのコース全ての中で一番早い自分のタイムが
記録される方式になっています。
しかし、7つのステージは当然、
1周にかかる時間や距離がコースごとに異なっているため、
”一番短いコース”（恐らくステージ5）以外で
最高記録を出すことは困難になっています。
仮に1個1個別々で保存されても
タイムアタックをやり込むようなゲームではありませんが、
何故このような仕様にしてしまったのかは
なかなか理解しがたいところではあります。
演出があっさりしすぎている
モードメニューからレースの開始、
レース勝利後にいたるまで、
かなり”あっさり”しすぎていて、演出らしい演出が
何もない感じです。
海外のレースゲームでは”全体的に演出が地味”な作品は
確かに多いのですが、
それらと比べてもさらに演出が地味な感じで、
”少しでも飾ろう”という意思すら感じないのは
残念なところですね。
モードメニュー画面も、イマイチどこを選ぼうとしているのか
分かりにくい時があるのは気になりました。
日本語非対応は問題なし
ダウンロードソフトでは日本語非対応のタイトルも
よく見かけます。
このソフトもそうですが、
こちらはレースゲームで、ストーリーやチュートリアルなども特になく、
オプションも設定をいじる必要は特にないので、
”英語が全く読めない”人であったとしても、
特に問題なく遊べると思います。
文字を読む必要がないので、この点に関しては
特に気にする必要はないでしょう。
対戦は出来ないので注意
私は対戦目的で購入していないので
全然良いのですが、
レースゲームでありながら
オフライン・オンライン問わず対戦は出来ない仕様に
なっているので、
”対戦用に安いし買っておくか！”みたいな感じで
間違えて購入してしまわないように、注意が必要です。
よくセールをやっている
定価は639円ですが、
よくセールをやっていて、定期的に100円になっています。
私自身もセールで100円だったので、
100円なら…と言うことで購入したので、
色々ツッコミどころのあるゲームですが
損をした、とは思っていません。
ただ、639円となると内容に見合っていない感じはあるので
興味があるのであればセールを狙ってみるのも
一つの手と言えると思います。
