ニンテンドーゲームキューブは、
ニンテンドー64の後継機として任天堂から発売された
ゲーム機です。Wiiのひとつ前のゲーム機ですね。
ゲームを遊ぶことに特化したつくりになっており、
DVDの再生機能などは搭載されていません。
任天堂のゲーム機では、初めてディスクが採用されたハードでもあります。
今回はゲームキューブ本体と周辺機器のレビューと考察などのお話を
していきます!
本体の個人的な感想
ゲームキューブの形、、私は結構好きです。
なんか、独特な感じですよね。。
他のゲーム機よりインテリアっぽい感じがします。。
小型で持ち運びも簡単なのも好ポイント!
頑丈・壊れにくい
プレイステーション2とかは結構壊れますが、
このゲームキューブは壊れにくい感じがします。
結構長い間使いましたが、
ディスクを時々読み込めないぐらいで
(セットしなおせば直る)
他には特に問題も起きていないですね。。
コントローラーも壊れにくいです。
この辺はPSにも見習って欲しいかな。。
(PS4も1年で壊れましたし)
ソフト
ソフトはプレイステーション系に比べると
全然、少ないですが、
任天堂系ソフトは充実しているので、そこまで気にすることは
ない印象ですね。。
マリオやゼルダなどが遊びたいのであれば
良いゲーム機だと思います
あくまでゲームのみ。
ゲームキューブはあくまでゲームを遊ぶための機械なので、
CDやDVDなどの再生機能はありません。
まぁ、今の時代、いくらでも他の再生機器があると
思うので、個人的には気になりませんが。。
Wiiが発売された今・・・
ゲームキューブソフトはWiiでも遊べるので、
あまり利用価値もなくなってしまった印象ですが、
個人的にはゲームボーイアドバンスプレイヤーを装着しているので
(ゲームキューブでGBAソフトを遊ぶための機器)
まだたま~に使います。。
世間的に印象が薄そうなゲーム機ですが、
個人的にはお気に入りです。
あの、四角いなんともいえない形が好きで(笑)
ゲームキューブコントローラーのレビュー
2001年に発売されたゲーム機、ニンテンドーゲームキューブ用の
コントローラーとして発売されたモノです。
しかしながら、その後もWiiやWiiU、ニンテンドースイッチで使えるように
なっており、寿命の長いコントローラーになっています
使いやすい!
カタチは独特ではありますが、なかなか使いやすいコントローラーであると
個人的には思います。
デュアルショックの次に、手になじんでいる感じも。
WiiUなどにもコントローラーはありますが、断然これの方が慣れています
使える幅が広い
ゲームキューブコントローラーはWiiやWiiU、スイッチでも
使うことができます。さすがに全てのソフトには使えず、WiiU以降は
一部ソフトだけですが、それでも個人的にはゲームキューブコントローラーが
使えるソフトはゲームキューブコントローラーで遊んでいます
価格も程よい
最近のコントローラーって色々な機能がついているので、
とても高いのですよね…
PS4のデュアルショック4もスイッチのPROコントローラーも、ゲームソフトが
1本購入できてしまうぐらいの価格ですから…
その点、GCコンは安くて良いです!
カラーも豊富
カラーバリエーションも豊富なので、迷うことはないかと思います。
個人的にはオレンジ(本体についてたやつ)とバイオレットクリア、
シルバーの3つを持っています。
スイッチのスマブラでも活躍です!
任天堂の数あるゲーム機の中でも、成功の部類に入る
コントローラーだと思います。強度もなかなか良いですし、操作性も申し分ないです。
充電だとか、電池だとか、そういうものが必要ない!というところも、
分かりやすいので、個人的には+です!
ゲームキューブコントローラーが使えるゲーム機
ゲームキューブコントローラーが使えるのは
下記の4つのゲーム機です。
・ゲームキューブ本体
・Wii本体
・WiiU本体
・ニンテンドースイッチ本体
これについて順番に説明していきます。
ゲームキューブで使う
まずは当然、ゲームキューブで使えます。
ゲームキューブの前面に4つまで接続できるので、
そこに接続すればそのまま使用することができます。
Wii時代に発売されたカラー(ホワイト)も、もちろん
ゲームキューブで使えます。
Wiiで使う
次にWii。Wiiでは全てのソフトで使えるわけではなく
「ゲームキューブコントローラー対応」の表記があるもののみ
使えます。また、ゲームキューブソフトを遊ぶ際は全ての
ソフトで使うことができます。
接続場所はWiiの上部のカバーを外したところですね。
そこに4つまで接続できます。
ちなみに、メニュー画面はゲームキューブコントローラーでは
操作できないので、ご注意下さい。
WiiUで使う
そしてWiiU。WiiUはゲームキューブコントローラー接続が
できないので、別売りのゲームキューブコントローラー接続タップを
購入する必要があります。それを使うことでゲームキューブコントローラーで
ゲームを楽しむことができます。
ただ、WiiUソフトで対応しているのはスマブラだけなので、
スマブラを遊ぶ際、もしくはWiiUでゲームキューブコントローラー対応の
Wiiソフトを遊ぶ際のみに使える感じですね。
ニンテンドースイッチで使う
スイッチでも、最初は使えませんでしたが
アップデート後に使用可能になりました。
WiiU同様、接続タップが必要になります。
メモリーカードのレビュー
ニンテンドーゲームキューブのセーブデータを保存するための
周辺機器です。
59ブロックのものと251ブロックのものが存在します。
個人的には251がおすすめ…
2種類ありますが、定価は500円ぐらいしか違わないので、
個人的には251の方がおすすめです。
1ブロックしか使わないゲームも多いですが、
逆に10ぐらい使うゲームも多いので、そうすると59だと
すぐになくなってしまいます。
251は…恐らく容量不足に陥ることはないでしょう
データは安全
ゲームキューブのメモリーカードは頑丈な印象です。
もう10年以上経っていますが、未だにデータは
残っていますし、読込不良などを起こすこともありません。
この辺りは優秀な印象です。
やたらと59が付属されている
何故かゲームキューブソフトにはやたらと
メモリーカード59付のソフトが多かったです。
バイオハザード1やバイオハザード0、どうぶつの森など・・・
そんなにメモリーカード59を押し付けて
どうしたかったのでしょうか?
抜き差ししやすい
本体への抜き差し。これもしやすいですね。
特に不便は感じません。
また、Wiiでも使えるので
(Wiiのセーブデータは保存できない)
Wiiでゲームキューブソフトを遊ぶときにも
使えますよ。
メモリーカードしての機能をしっかりと搭載しており、
十分な商品です。
たくさん遊ぶ人でもメモリーカード251の方を購入しておけば
容量不足に陥ることはないと思いますよ。
メモリーカード59と251の違い
ゲームキューブのメモリーカードは2種類。
メモリーカード59とメモリーカード251が任天堂から
発売されていました。
59はグレー、251はブラックになっています
(パーツメーカー製のものは色が違う場合もあります)
容量が違う
違いとしては、単純に容量が違います。
メモリーカード59は59ブロック、
そしてメモリーカード251は251ブロック。
分りやすいですね。
単純にブロック数が違うわけです!
251は消えやすい?
そういう噂が、当時、私のまわりでありました(笑)
結論を言えば、そんなことはありません。
どちらもかなりの年数使いましたが
どちらも消えていませんし、世間的にも251の方が
消えやすい、などという話はありません。
ですから、容量以外に違いはないので
安心して好きなほうを選びましょう!
容量は足りるの?
容量は59ブロックで足りるかどうか?
ゲームキューブのソフトをそこそこ遊ぶ人にとっては
足りないと思います。
私は足りませんでした^^
逆に251を買えば、かなりのゲームを遊んでも入ると
思うので、ある程度遊ぶ予定がある方は、最初から
251の方を選んだほうが良いかと思います!
今買うなら…
ただし、現在はもうメーカーさんの生産は終わってしまって
いるので、今から購入するのであれば、中古ということに
なると思います。
なかなかゲームキューブのメモリーを見つけるのは大変に
なってきているので、見つけたほうを買ってしまうのが
良いかと思います
違いは「容量」「色」「値段」だけです。
その他に違いはないので、安心してお好きなほうを
選んでくださいね。
ディスク読み取り不良の対処法
まず、ゲームキューブ本体でディスク読み取り不良が
起きた場合、考えられるのはディスク自体に問題があるケース、
そしてレンズの汚れが原因の場合、
最後にレンズが壊れている場合です。
このうち、ディスクが原因の場合は、読み取りできないゲームソフト
以外のゲームをセットすれば起動するはずです。
他のゲームに変えても起動しない場合は、レンズが原因ですね。
対策・レンズを掃除してみる
まず、レンズを掃除してみましょう。
ゲームキューブはフタを開けるとレンズがすぐに見えます。
このレンズを綿棒やクリーナークロスなどで優しく拭いたり、
もしくはエアー(ブロアー)などで周囲のホコリを
飛ばしてみたりしてみましょう。
ただし、レンズに刺激を与えすぎると壊れますので注意です!
また、レンズクリーナーは基本的に、
ゲームキューブ用のものは発売されていません。
DVDビデオカメラのDVD用の8cmタイプクリーナーは
使えますがメーカー推奨ではありません。
また、映像再生が必要なタイプはGCは映像再生できないので
利用できません。
強引に読み込ませる
私のゲームキューブも読み取り不良が起きるのですが
起きた場合、一度ディスクを取り出して再度セットしてみると
5回以内に読み込むことも多いです。
私の場合は、一度読み込んだソフトは、途中で止まったりは
したことがありません。
これも試してみる価値はありますよ。
修理はできない
ゲームキューブに関しては既にメーカーのサポートが
終わっているので、修理は基本的にできません。
買い換えるか、自分で掃除するか、に限られてきます。
買い換えするなら?
今、ゲームキューブ本体を買い換えするなら、
ゲームキューブソフトも遊べるWiiを探した方が早いと思います。
Wiiの方が後から発売された機械なので、当然
劣化具合もゲームキューブよりはましですから・・・
(ただし、Wiiリモコンがないとメニュー操作が出来ないので注意!)
ちなみに、WiiUではゲームキューブとの互換は無くなっているので
その点には注意して下さい。
ディスク読み取り不良が起きた場合は
自分でレンズを掃除してみる。。それしかありません
それでもダメならゲームキューブかWii本体を買い換えすることを
おすすめします。
ちなみに、これは推奨しませんが、
レンズを水拭きしたら治ったことがあります
ただし、壊れる恐れ大なので事故責任でお願いします。
本体と同時発売されたソフト
ゲームキューブの本体と同時に発売されたソフトは3本。
ニンテンドー64の際に出だしに躓きましたが、
また同じことをしてしまっています。
「ルイージマンション」「ウェーブレースブルーストーム」
そして「スーパーモンキーボール」の3本ですね。
ルイージマンション
一番の注目ソフトはこれでしょうか。
ルイージが初めて主役を務めるということで話題になりました。
ジャンルはアクションアドベンチャーゲーム。
私もプレイしましたが、なかなか面白かったです。
ただ、スーパーマリオ64に比べるとインパクトもボリュームも
少なく、見劣りしてしまう感じがするのは否めません。
ウェーブレースブルーストーム
こちらも任天堂ソフト。
ニンテンドー64で発売されたウェーブレース64の続編に
あたる作品です。
水上のレースを楽しめるレースゲームで、そこそこ楽しいです^^
誰にでも楽しめる雰囲気なのは良いですね。
スーパーモンキーボール
セガから発売されたソフト。
最初に発売されたソフトの中では、唯一任天堂からではなく
サードパーティから発売されたソフトです。
ボールに入ったサルをゴールまで導いていくアクションゲームで、
これ以降、しばらくシリーズ展開もされていました。
この後…
ゲームキューブの発売は9月でしたが、この翌月の
10月、発売されたソフトは1本のみ。
ニンテンドー64の空白よりはマシですが、やはり出だしとしては
かなり微妙なスタートになってしまっていました。
やはり最初がゲーム機は肝心な気がします。
そういう意味ではニンテンドー64とゲームキューブは出だし
転びましたし、WiiUも同時発売ソフトは豊富でしたが
そのあと空白が続いた結果、転んでしまいました。
ゲームキューブの最後の1年
ゲームキューブは2001年に発売され、2006年まで現役を続けていました。
2006年12月に、後継機であるWiiが発売されて、その役目を終了
させた感じになっていますね。
では、ゲームキューブの最後の1年、任天堂はどのようなソフトを
発売したのでしょうか。
2006年に発売のソフト
2006年に任天堂がゲームキューブで発売したソフトは下記の通りです。
1月 ・スーパーマリオストライカーズ
2月 ・バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子
4月 ・大玉
12月・ゼルダの伝説トワイライトプリンセス
4タイトルになりますね
最後の作品は?
ゲームキューブにおける最後のソフトは
「ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」となりました。しかしながら
これはWiiと同時発売なのでゲームキューブ専用ソフトとしては
「大玉」が最後になりますね。
売れたの?
最後の年に発売されたソフト…
ある程度売れたのはス-パーマリオストライカーズですね。
ただ、本体自体も末期な感じが漂ってしまっており、
それほど売上は大きくはありませんでした
他メーカー含めても…?
2006年は、他のメーカーを含めても、ソフトは少ない状態でした。
2006年に発売のソフトは任天堂も含めて11本。
かなり寂しい印象を受けるのは、事実です。
Wiiへの移行準備が進んでいた、ということでしょう。
ゲーム機は、切り替わりの時期が近づいてくると
ソフトが減るものです。ただ、ゲームキューブはその中でも
素早く切り捨てられたハード、という印象は拭えません。
WiiUほどではないですが、苦戦していましたからね…