2022年6月にニンテンドースイッチ向けに発売された
「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」。
こちらのオリジナルサウンドトラックCDが
2023年3月に発売となりました！
これを実際に購入した感想をお話していきます。
⇒ゲーム自体の感想については
ファイアーエムブレム無双 風花雪月のレビューのほうを参考にして下さい！
こちらではサントラの感想をお話します。
任天堂とのコラボ無双のサントラは初
無双シリーズは、任天堂とのコラボでは今までに
「ゼルダ無双」「ゼルダ無双ハイラルオールスターズ（と、DX）」「ゼルダ無双 厄災の黙示録」
「ファイアーエムブレム無双」「ファイアーエムブレム無双 風花雪月」の5つが
発売されましたが、サントラが市販されたのは今回が初めてとなりました。
ゼルダ無双系は1個もサントラが出ていませんし、
ファイアーエムブレム無双に関してはサントラは存在していましたが
限定版付属特典と言う形で、市販はされていませんでした。
そのため、今回が任天堂とのコラボ無双では
はじめての市販サントラと言う形になりました。
ゲーム中の楽曲を全て収録
ファイアーエムブレム無双 風花雪月のオリジナルサウンドトラックCDには
ゲーム中の楽曲が全て収録されていて、
ディスク4枚組に125曲が収録されています。
同作では、場面に応じて同じ曲でも、
少し曲が変わる（例えば戦闘中とポーズ中など）特殊なスタイルの楽曲に
なっていますが、ちゃんと両方のパターンが収録されているほか、
効果音（ミッション開始など）の一部も収録されています。
なお、当たり前のことですが「ファイアーエムブレム風花雪月」本編の
原曲は収録されておらず
こちらは「無双」の曲が収録されたCDになるので注意してください。
アレンジが特に良い感じ
新曲ももちろん良いのですが、
個人的に、このCDを購入した最大の理由は
「風花雪月のアレンジ」でした。
無双っぽい雰囲気の曲調になった
メインテーマやフォドラの暁風などは、特に良い感じですね！
これが購入の最大の決め手（個人的な）と、言っても
過言ではありません。
もちろん、他の曲に関しても全体的に
無双とファイアーエムブレムが融合したような感じに
なっていて、良い曲ぞろいであると感じます。
ブックレットは10ページ
サウンドディレクターなどのメッセージや
制作の話などが記載されたブックレットも
一緒にセットになっています。
（うち4ページは曲目リストなので、コメントなどは6ページ）
楽曲の制作の裏話的なものを見ることができるのも
サントラCDの楽しみの一つだと思っているので、
こういったものがちゃんと用意されているのは
良いところの一つですね。
なお、1曲1曲ごとにコメントがついているタイプのサントラも
よく見かけますが、
このCDに関しては1曲1曲ごとのコメントはなく
全体の制作の話が中心になっていました。
ケースは大きな問題はなし
ケースについては、CDによくある形ではなく
縦長な感じの（本のような感じ）になっています。
特別、固すぎてディスクが取り出しにくいとか、
逆に入れにくいとかそういったことはなく、
スカスカすぎてディスクがすぐに出てしまうようなこともありませんでした。
こういったタイプのケースだと
ケースが割れてしまう心配がないのは良いところです。
ただ、欠点もあって
ディスク2と4が1と3に一部重なる形で
ケースに入っているので、
ディスク2を取り出すには、ディスク1を取り出してからじゃないと
取り出せない、と言う状況で、
これは若干面倒に感じましたね。
ポストカードつき
ケースの中におまけでポストカードも
封入されていました。
実際に使わずに眺めるだけに
なるとは思いますが、
こういった小さなおまけでも
入ってないよりは全然良いと思いますし、
良い試みだと思います。
価格は少し高額
少し前はサウンドトラックCDと言うと、
私のイメージでは2000円後半ぐらいから3000円台な
イメージがありましたが
最近は以前よりも大分高額になってしまいましたね。
ファイアーエムブレム無双 風花雪月のサントラも
税込み4950円というなかなかの価格です。
曲数が多いとはいえ、
随分前に購入したディスクの枚数も同じ量の
ゲームサントラは3000円台だったため、
時代の流れとは言え、高額になってしまいました。
ただ、これでも”もっと高額なサントラ”も最近は
増えているので、
現在の相場からすると、特別、極端に高い、
ということではないのですが…。
「無双」未体験の人には…？
私は原作の風花雪月も、今回の「無双」の方も
両方遊んでいましたが、
中には「風花雪月」しか遊んだことがないけれど
”アレンジがあるなら気になる”という人もいるでしょう。
そういった人向けに記載しておくと
”アレンジ”の曲は確かにかなり多いので、
それなりには楽しめると思います。
特にフォドラの暁風や、野望の地平などの
アレンジは風花雪月が好きだったのであれば
音楽単体でも楽しめると思いますね。
ただ、当然のことながら
”無双”オリジナルの楽曲も多数ありますし、
そもそも”無双の曲調が苦手”という人も
いると思いますので、
そういった部分も考慮しながら
考えていくと良いのではないでしょうか。
ただ、アレンジ自体は良いと思いますし
アレンジ目的で買うのも、
私としてはアリだとは思います。
収録曲の順番は好み分かれるかも？
最初の方に書いた通り、ファイアーエムブレム無双 風花雪月には
”戦闘中の曲”と”静寂”の曲の2種類が戦闘マップの曲には
存在していますが
それらが”続けて収録されている”のではなく
”異なるディスクに収録されている”ことが多いです。
この点は”続けて聞きたい”という人には
少し違和感を感じたりする可能性はありそうですね。
（私はどちらでも良いですが、気になる人は気になると思うので）
