「劇場版ドクターX FINAL」は、
2024年に公開された映画で、
2012年から展開されていたテレビドラマシリーズの
最終章にあたる作品です。
映画公開までにテレビドラマが連続ドラマで7期、
他にスペシャルドラマや番外編なども放送されていました。
こちらの劇場版を見た感想をお話していきます。
ドクターXの最終章
10年以上にわたり展開されたドクターXの”最後”に
あたる作品で、
題名にもある通り、これが最後の作品となります。
(もちろん、最後として登場した作品の続編が出て来ることも
あるにはありますが…)
内容としてはこれまでのドラマと同じような感じで、
楽しめる内容になっていて、
映画になっても、ドクターXはドクターXとして
いつも通り楽しめる感じの作品です。
特別、映画になって極端にスケールが大きくなった!
みたいな感じはあまりないのですが、
いつも通りの安心感で楽しめる感じで、
ドラマも見ていた身として良い意味で”いつも通り”楽しめました。
勿論、FINALということで、
ちゃんと終わりにふさわしいような展開も
あったので、ちゃんと物語の締めくくりっぽさも感じることが
できる作品異なっているように感じます。
ドラマ版を見たことがなくても大丈夫?
劇場版は「ある程度ドクターXを知っている前提」の
展開になっていて、
特に、締めくくりの要素もあるので
ドラマ版よりも、”今までのドクターXはある程度知っておいた方が良い”
感じの内容には感じました。
全部のシリーズを見ていた方がいい…とまでは言わずとも、
最低1シリーズぐらいは見ているぐらいの知識は
あった方が楽しめるのではないかと思います。
(逆に全く知識0だと分かりにくい部分もあると思います)
いつもの面々も引き続き登場
劇場版でも、おなじみのキャラクターは
いつも通り登場していて、
ドラマ版と同じように、物語を盛り上げてくれます。
毎回のように出ていた登場人物はもちろん、
第1期と前半に登場していた毒島先生(映画の時点ではもう引退していますが)や、
肖像画で、過去の登場人物が登場していたりする要素もありました。
エンディングでも、今までのドクターXのシーンが
流れているのは良かったですね。
(最初の頃の映像を見ると、みんな若いのも面白いです)
一般の患者は登場しない
映画ということもあり、尺が限られているために
ある程度展開は早めで、
FINALとしてのまとめや、新キャラクターのエピソードなども
描いていく必要があるために、
劇場版では”一般の患者”は特に登場しませんでした。
(オペをしようとする場面や、省略されている場面はあるにはあります)
基本的にはメインキャラが体調を崩してオペしたり、
あとは冒頭とエンディングで、どこかの国の偉い人をオペするシーンが
あったりするだけで、ドラマ版でやるような一般的な患者のオペみたいのは
特にありませんでした。
このあたりは映画ならではの事情を感じると共に、
FINALなので、逆に特別感があっていいのかもしれません。
最後のオペは…
作中最後のオペ(ちゃんと描かれるもの)は、
ラストにふさわしい感じの苦戦するオペで、
緊張感もあって、いい感じでした。
最後のオペの対象は、神津院長で、
病院とは別の場所で恨みを買い、
車ごと爆破されてしまったことで
オペをすることになりますが
(※確実に爆破された時点で普通なら命を落としてそうな気がしますが…笑)
途中で心停止に陥り、
この場面の前に昏睡状態に陥っていた、
TV版からずっと登場している”晶さん”の心臓を移植するという
荒業でオペを成功させます。
てっきり、”晶さん”はもうダメかと思いましたが
ちゃっかりと生き延びている(作中では目を覚ましはしませんでしたが)ところは
予想外で驚きました。
(オペ後も、まるでもういないかのような回想とか、幻との会話があったので…笑)
現実離れ(神津先生が心停止してから時間が経ちすぎている気がするなどなど)
してはいるものの、映画ですし、FINALなので
これぐらい派手な感じの方が印象に残ると思いますし
個人的には良い展開だったと思います。
ラストではいつも通り、海外へと飛び立ち、
また冒頭のような危険な状況でオペに立ち向かう姿が
描かれて、物語は終了しています。
続編はもう作られないの?
ドクターXは今回で区切りの作品として公開されており、
内容的にも最後にふさわしいような、
そんな内容となっていました。
一方で、ギリギリのところで”晶さん”を残していたりするあたりは、
すぐに作ることはなくても、もしかしたら、そのうち…
ということを感じさせるような結末であったのも確かです。
流石に、FINALと言った以上、すぐに続編を作ることは
まずないと思いますが
長い時を経て、「ドクターXリターンズ」みたいな感じで
新作が作られる可能性は0ではない…のかもしれません。
また、既に何度もシリーズ展開されている
スピンオフ作品の「ドクターY」みたいな感じで
新たな作品が登場する感じであれば、
今後も出て来る可能性はありそうにも思えます。
作中の犠牲者ネタバレ
劇場版ドクターX FINALの作中で犠牲になってしまった登場人物を
ご紹介していきます。
(作中の時系列順に並んでいます)
〇神津 多可人
「神津メディカルイノベイティブ」のCEOを務める人物。
病床に伏している状態で、作中の途中で寝たきり状態となってしまい、
事前に臓器の提供に同意していたことから、
兄・比呂人を救うためのドナーとなった。
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