映画「コールドキラー」のレビュー&ネタバレ!派手さは控えめな作品。

映画

映画「コールドキラー」は2017年に公開された映画で、
主人公が事件現場を目撃してしまったことから、
その犯人に執拗に命を狙われることになってしまう話が
描かれて行きます。

アクション要素もありますが
全体的には派手さは控えめで、独特な世界観が
描かれていく作品です。

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事件を目撃してしまい…?

主人公のエズゲはタクシードライバーとして
働いている人物でしたが、
ある日、帰宅後に異変を感じて
家の窓から隣の建物を確認したところ、
空いていた隣の窓から”事件現場”を見てしまい、
最悪なことに犯人とも目が合ってしまいます。

そのことをきっかけに命を狙われることに
なってしまう話ですね。

主人公自体も弱いわけではなく
格闘技の心得などもあり、
犯人を撃退するなどしつつも、
次第に追い詰められていく…という内容が描かれます。

主人公は孤立気味の人物

主人公のエズゲはどこか人とのコミュニケーションが
苦手なタイプのようで、
序盤は特に、周囲と対立ばかりしている描写が
描かれます。
(このあたりは少しとっつきにくさもあるので
序盤で脱落してしまう人もいるかもしれません)

映画が進むうちに家庭環境などに問題があったことなど、
そういう性格に至るまでの流れなどはある程度
分かるようにもなり、
人間らしさを見せるような場面も描かれています。

ただ、主人公自体、かなり癖のある性格の持ち主なので
この点は好き・嫌いが分かれるかもしれません。

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執拗に命を狙ってくる不気味な犯人

作中における”敵”は一人で、
事件の犯人のサイードだけです。
(※作中で特に名前を呼ばれるシーンもなかったと思うので
見てるだけだと名前も分からないままですが…笑)

このサイードがひたすら主人公の命を狙い、
何度も襲い来るのはなかなか不気味さすら
感じさせます。

ただ、”そんなに強い”わけではなく、
”強い相手との戦い”と言うよりは
”狙われる恐怖”を描く感じの作品です。

アクションは控えめ 派手さは薄い

サイードとの戦いでアクションも
描かれますが、
基本的には、映画のジャケットなどから
受けるイメージよりもアクション要素は少な目で、
全体的に”静かな”感じの印象を受ける作品です。

主人公も前述したように物静かなタイプであるために
余計にそういう印象を受けるかもしれません。

嫌味な警官との関係性の変化は不可解

最初に事件を目撃した直後から、
エズゲは、シュタイナーとペトロヴィッチという二人の警官と
何かと絡むことになり、
特にシュタイナーには会うたびに嫌味を言われるような
嫌味系のキャラクターとして、作中で描かれて行きます。

途中からは嫌味を言われながらも、ある程度助けてくれるようになりますが、
急にエズゲがシュタイナーに心を開いて
いきなり親密な関係になるのは、見ていて「???」でした(笑)

海外ではこのぐらい急に仲良くなるのは普通なのでしょうか…?笑

あまりにも唐突に信頼できるパートナー関係になっていて、
個人的にはエズゲの心境の変化も
シュタイナーの心境の変化も、かなり不可解でした。
(ある程度打ち解けるのはともかく、
そこまで急に信頼が強くなるなんてある???と、
首を傾げてしまう感じです)

あまりにも急展開でびっくりする人も多いような気がしますね…

なお、若い刑事のほう(ペトロヴィッチ)は別の意味で災難でした。
(やたらと鼻をズルズルしてたので何かの伏線かと思ってましたが
何もありませんでした笑)

最後はあっけない結末に

最終的には、エズゲを匿っているシュタイナーの家に
サイード(犯人)が乗り込んできて
エズゲを燃やそうとしますが失敗
(なぜかちょっと床に転がっただけで急に火が消えた笑)
拘束も不完全だったためにエズゲは脱出し、
サイードはあっという間に逆転されて
エズゲに倒されます。
(奇襲とか、卑怯な手を使わないとサイード自体は
あまり強くないみたいです)

最後はエズゲによって、車の後部に詰め込まれたまま
バックで猛スピードで壁に激突させられ、
車ごと炎上、サイードは命を落とし、
エズゲも車から脱出できなくなって、
命を落としそうになりますが、
駆け付けたシュタイナーに救出されて
事なきを得ます。

ただ、かなり負傷している様子で、
シュタイナーから声を掛けられて反応はしていたものの
そのシーンでスタッフロールに突入してしまうので
結局どうなったのかはあいまいです。
(雰囲気的には生きていそうですが)

エズゲの安否も、このあと逮捕されるのかどうかや、
シュタイナーの責任(エズゲを匿っていた)、
相方のペトロヴィッチの安否などなど、
色々なことが不明瞭なまま終わってしまったのは
少し残念でした。

2分~3分程度でも良いので
あっさり気味にでもエピローグみたいな描写があると
大分イメージが変わったような気がします。

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作中の犠牲者ネタバレ

「コールドキラー」の作中で犠牲になってしまった
登場人物たちをご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。

〇ラニャ
主人公の友人。エズゲの家を訪れてしまったことで
エズゲ本人と勘違いされてサイードに襲われてしまい
そのまま命を落とす。

〇サイード・エル・ハダリ
作中の事件の犯人。
エズゲに返り討ちにされて、車のトランクに積まれた挙句、
そのまま壁に体当たりさせられ、車ごと爆発、命を落とした。

(?)ペトロヴィッチ
シュタイナーの部下。
シュタイナーと共にエズゲを追いつめた際に
喉元を刺されて大量出血するも
(明らかに助かりそうにない雰囲気)
その後、シュタイナーが「容体は安定したか」と
発言しているシーンがあり、どうなったのかはハッキリ分からず。
(※ペトロヴィッチはそのあとのシーンで一切登場しませんが
シュタイナーの発言通りなら容体は安定して助かっていると思われます)

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