ニンテンドースイッチ向けに配信された
「ゆるっと学べるクラシックー大人も子供も楽しく教養音楽脳トレクイズー」は
その名の通り、クラシック音楽に関するクイズを
楽しむことのできるゲームです。
実際にこちらを遊んでみた感想や、
どんなゲームなのかどうかを、お話していきます。
クラシックの音当てクイズ
内容としては4択のクイズゲームで、
”この曲は何でしょう？”だとか、”この題名の曲はどれですか？”と
いうようなクイズに答えていくゲームです。
クイズの形式は主に2つで、
曲が流れていて、4つの選択肢から正確な曲名を当てていくタイプのものと、
曲名が表示されていて、4つのレコードの中からその曲が流れているのを
探すタイプのものの2つが用意されています。
どちらのパターンでも”曲を当てる”タイプのクイズで、
例えば音楽家の歴史を聞かれたりだとか、
楽譜を読むような問題が出て来たりだとか、
そういう難しいものはありません。
シンプルに、簡単に楽しめるクラシック音楽の音当てゲーム、
という感じの作品になっていますね。
TVでも遊べるの？
ストアのページを見ると、
TVでも遊べます、と書いてはありますが
スクリーンショットが全て”携帯モード向け”の画像になっていて、
”え？テレビでも横向きに表示されたりしないよね？”と、
不安に思うような人もいると思います。
（私も購入前、少しだけその不安を感じました笑）
が、そんなことはあるはずなく、
テレビに接続して遊んだ場合は、ちゃんと縦画面で表示されるので
その点に関しては心配しなくても大丈夫です。
テレビでも遊べますし、
携帯モードでも遊ぶことができるので、
自分の好きなように遊んでいきましょう。
問題は40問。サックリと遊ぶゲーム
問題は全部で40問が用意されています。
全部、4択のクイズゲームになっているので、
4択のクイズが40問入っている、とイメージすると
分かりやすいと思います。
そのため、全部クリアしようとしても、
30分もかからずゲームを制覇できてしまうので、
”短時間で楽しく遊ぶ”みたいな感じのゲームになっています。
少なくとも、何時間もやり込むタイプのゲームではなく、
30分以内にはほぼ確実に全て制覇することができてしまうので、
”その場限りで遊ぶ”ようなイメージをしておくと、良いと思います。
問題を全部クリアしたら、後はやることがない
（同じクイズに何度も答えても仕方がないですからね…）ので、
その点は理解した上で購入しましょう！
問題をクリアすると解説が読める
問題をクリアすると、その曲に纏わるエピソードなどの
解説を読むことができます。
意外と知らないようなことも色々と出て来るので、
クラシック音楽に興味がある人は、
その部分も豆知識的な感じで楽しめると思います。
逆に、クラシックに全く興味がないとなると、
なかなか楽しむのは難しいかもしれませんが…。
曲を自由に聞くモードは欲しかった
問題の際に色々なクラシック音楽が
流れるので、それなりの曲数、ゲーム内に
収録されていますが、
残念ながらこの作品には曲自体を鑑賞するような
モードは用意されていないため、
”サウンドテスト”のようなことをすることはできません。
この点は少し寂しく感じました。
一応、問題の時に曲を聞くことはできますが、
どの問題でどの曲が流れていたかを全部覚えるのは
無理ですし、そういうモードがあれば、
クラシック音楽鑑賞用としても使うことができただけに、
少し残念な印象でした。
問題は間違えてもペナルティはない
ゲーム自体は、とても優しい作りで
問題も間違えても”不正解”と出るだけで、
すぐにまた挑戦することができ、
選択肢がシャッフルされるようなこともありませんので、
最悪の場合でも、4択全部順番に選んでいけば、
必ず正解することができます。
その上、問題セレクト画面では
一応、少しヒントになるような題名がついていたり、
問題中にもヒント機能を使うことができますので、
クラシック音楽の知識がなかったとしても、
問題自体を解くことはできると思います。
全問クリアすると何かご褒美はあるの？隠し要素は？
各問題はクリアすると、クリアマークがつき
次の問題に進めるようになります。
問題自体は順番に進んでいくタイプなので、
最初から第30問に挑戦したりできるわけではなく、
第29問をクリアすると、次の問題（第30問）が解放されていくタイプの
アンロック形式になっています。
全ての問題をクリアした場合何かあるのか、については
実際に全部クリアしてみましたが
”特に何かが増えることはなかった”ので、
クリア後のご褒美のようなものはありません。
隠し問題が出たり、何かお祝いのメッセージみたいのが
出たりすることもなかったので、
40問解き終えたら”それで終わり”という感じです。
ほんの少しだけ、何かプラスされていれば、
もう少しボリュームが増えたかもしれません。
（ゲーム自体はクラシック音楽は好きなので楽しめましたが
若干ボリューム不足を感じます）
続編は存在しているの？
本作が発売されたのは2023年4月ですが、
その後「もっと！ゆるっと学べるクラシックー大人も子供も楽しく教養音楽脳トレクイズー」という
タイトルが同じニンテンドースイッチ向けに
2023年7月に配信されています。
”もっと”の方はこのレビューを書いている時点では
まだ遊んだことはありませんが、
もしも今後、遊ぶ機会があればまたレビューを書いていきたいと思います。
