「Gangster Life(ギャングスターライフ)」は
ニンテンドースイッチ向けに配信されたゲームで、
色々なミッションをこなしていくタイプの
アクションアドベンチャーゲームです。
有名な”グランドセフトオート”のようなタイプのゲームで、
グランドセフトオートを100倍に薄めたかのような
そんな感じの内容ですね…
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
ミッションをこなしてお金を稼いでいく
ゲーム内容としては、
ミッションが用意されているので、
好きなタイミングで、ミッションを一つ選んで
それをこなし、ゲーム内の報酬(お金)を入手、
そのお金を貯めて、ゲーム内で
新しい武器を購入したり、新しい車を購入したりしながら
進めていくタイプのゲームです。
特にストーリーはなく、
”車を運ぶ”や”尾行”など、そういったミッションを
ひたすら黙々とこなしていくタイプのゲームです。
やれることが多そうで、少ない
一見すると、色々と遊べる要素が盛り込まれていそうな
”雰囲気”が漂っている作品ですが、
実際には雰囲気が漂っているだけで、やれることは非常に少なく、
マップもそんなに広くありません。
ミッションに関しても”かなり短調な内容のミッション”を
黙々とこなすだけで、種類も少なく、
同じことを作業ゲーのように繰り返しながら
ゲーム内のお金を稼いでいくゲームです。
やれること自体は、見た目から受けるイメージ以上に
”遥かに少ない”ので、この点は注意する必要があります。
どちらかと言うと、真剣に遊ぶよりかは
ネタとして遊ぶような、そんな感じのゲームな印象でした。
なぜか街がゴーストタウン
舞台となる街は、大きな建物もそれなりに存在していて
ある程度発展している街のように見えますが
何故か、人や車の数が”異様に少ない”状態で、
まるでゴーストタウンのようになってしまっています(笑)
一応、NPCの人はいるのですが、
街の規模の割にかなり少ないので、
明るい時間帯なのに深夜の街を歩いているような
そんな錯覚を受けてしまうぐらいの感じです。
恐らくゲーム内の処理能力の都合か何かなのだと思いますが
”あまりにも不自然”なので、少し笑えてしまいました。
ミッションは単調で少な目
ミッションは順番にクリアしていくタイプのものではなく
好きなミッションを選んで、自由なタイミングで
ミッションを開始、ゲームを進めていくタイプの内容に
なっています。
ただ、ミッションの種類は少な目で
(※条件を満たすと増えるのかもしれませんが、そこまで気力が続きませんでした…笑)
ミッションの内容自体も非常に単調です。
車を盗んで指定地点まで運ぶミッションや、
敵と戦う(戦い方が妙に昔のゲームっぽくてこれも笑えます)ミッションや
尾行などが中心ですね。
楽しい感じのミッションは、遊んでいた感じはあまりなく、
全体的にダラダラとした感じのミッションが多い印象でした。
車や武器の種類は割と豊富
車や武器は、ゲーム内でミッションをこなすと入手できる
お金で購入していくことができ、
割と豊富に用意されている印象です。
武器自体、あまり使う機会がないように感じましたが
それなりに色々なものが揃っていました。
ただ、それぞれ結構(ゲーム内の)お金がかかるので
同じようなミッションを繰り返し何度も何度も
プレイすることを強いられるため、
慣れて来るとだんだんと作業ゲーになってくるのは
気になるところです。
(作業ゲーとして遊ぶほど、モチベーションが続くような
ゲームなのかと言われると「…」と、いうところですね笑)
PROコントローラー非対応なので注意
本作は、ニンテンドースイッチRROコントローラーに
対応していないので、PROコントローラーで操作することは出来ません。
何故か”メニュー画面だけはPROコントローラーで操作できる”ので、
PROコントローラー対応と誤解しやすく、
知らずにPROコントローラーで遊んでしまうと、
”あれ?ゲームを開始した途端動かなくなった!?”と、
慌ててしまうかもしれませんが、
PROコントローラー非対応なだけなので、
Joy-conで操作すれば動くはずです。
(何故かギャングスターライフのタイトルメニューだけは動くので
間際らしいですね笑)
ちなみに、実際にゲームを遊んだ感じ
”何故PROコントローラー非対応にするのか分からない”感じだったので
ただの手抜きに思えてしまうのは
少し残念でした。
(操作的にPROコントローラーじゃ無理なゲームならともかく、
普通に操作できそうな感じの内容で、PROコントローラー非対応となると
ちょっと手抜きに感じてしまいます)
日本語非対応も影響あり
本作は日本語非対応となっており、
英語でのプレイになりますが、
ミッション内容などが英語で表示されるため
”英語が全く読めないと分かりにくい”です。
プレイにも若干の支障もあるでしょう。
ミッションの内容自体、そんなに難しいものはないので
英語が読めなくても何度か試行錯誤しているうちに
”こうすればいいのか”と分かるレベルだとは思いますが
不便であることは事実なので、
レースゲームや、パズルゲームなどのように
”日本語対応でも全く影響なし”というような感じではなく、
若干プレイにも支障が出ることがあるので
注意して下さい。
なお、ストーリー自体はないので、
その点は英語表記でも特に問題は
ないかと思います。
続編は存在するの?
ギャングスターライフの続編は
現時点では発売されていません。
ただ、この配信元の他のゲームもそれなりの本数遊んでいますが
”グランドセフトオートのようなゲームを作るのは厳しい”と感じるので、
他のジャンルに挑戦した方が良いような気はしました。
(シンプルなゲームなら、十分に良い作品が作れそうな気はします)
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