トイポップのレビュー!見た目のイメージとは真逆の難易度!

アクション

「トイポップ」はナムコから
1986年にアーケード向けに発売された
アクションゲームです。

その後、ナムコミュージアムシリーズなどにも
収録されたタイトルですね。

見た目は非常に可愛らしい感じなのですが
実際に遊んでみると…と、いうちょっと恐ろしい二面性を
持つ作品です。

そんな、トイポップを実際に遊んだ感想を
お話していきます。

※私が遊んだのは「ナムコミュージアムVol1(PS1)」版になります。

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どの機種で遊べるの?

トイポップを遊ぶことができるゲーム機は
現時点では下記の通りとなっています。

・プレイステーション1 (※ナムコミュージアムVOl1に収録)
・プレイステーション4 (※アーケードアーカイブス)
・Wii (※バーチャルコンソールで配信)
・ニンテンドースイッチ (※アーケードアーカイブス)

・PC (※ナムコヒストリーに収録)

単体で発売されたのはWiiのバーチャルコンソールと、
PS4&ニンテンドースイッチで配信された
「アーケードアーカイブス トイポップ」の3つで、
当時、ナムコのアーケード作品がよく発売されていたファミコンにも
移植はされていません。

ナムコミュージアムシリーズにもあまり収録される率としては
高くはないですね。

ステージ内のハートを探してゴールに向かう

トイポップは、入り組んだステージ内の敵を
回避したり、倒したりしながら
ステージ内に隠された全てのハートを収集、
解放される扉の中に入ることを目的とした
ゲームになっています。

最後のステージだけは特殊(ボス戦)で、
他のステージは全てこの基本ルールに沿って
行われます。

ゲームのルール自体はすぐに理解できる内容で、
とてもシンプルなのですが、
とある部分に複雑な要素があり、
それがこのゲームの特徴の一つであると同時に
難易度を急上昇させている要素でもあります。

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見た目とは裏腹にかなり難しい

トイポップは、題名の通り、
おもちゃの世界のような感じの、
可愛らしい世界観ですが
その反面難易度はかなり高く、
人によっては”昔ながらのゲームらしい理不尽さ”も
感じるような部分もあるかもしれません。

特に、作中の主人公の動作や武器の切り替えなどは
最近のゲームに比べると
イマイチ”思ったように動かしにくい”感じで
レトロゲームに慣れていない人は特に
ストレスにも感じるかもしれません。

難易度自体は非常に難しく、
アシストなども、特にはありませんから
人によっては挫折する可能性も考えられます。
(私がプレイしたのはPS1版ですが
アーケードアーカイブス版なら途中セーブできるはずなので
セーブ⇒ミスしたらロードの繰り返しで、
ゴリ押しもできると思いますが)

見た目通りの優しい内容だと思っていると
思わぬ反撃を喰らうことになるかもしれません。

武器の使い分けが難しい

最初に少し触れたトイポップの特徴的なシステムというのが、
”敵によって倒せる武器が決まっている”というシステムですね。

一部の敵を除き、特定の武器でしか倒すことができないため、
非常に難易度は高く、
また、武器も全種類常に持っている!とか、そういうことではなく
入手する必要があり、ランダム要素もあるため、
非常にこのあたりの難易度が高いです。

本当に、なかなか思う様に敵を倒すことができないため、
頭を使って逃げながら戦い、ハートを集めていく必要がありますし、
出現する武器のランダム要素のような部分もあるので、
かなり難しい、というのが私の感想ですね。

レトロゲームもそこそこの数、遊んでいますが
トイポップはこの時期のゲームとしては
かなり”意地悪な感じの複雑さ”を感じる作品でした。

ただ、それが魅力と感じる人もいるでしょうから、
後は人それぞれ、というところですね。

ステージもなかなか複雑

トイポップはステージも、なかなか複雑で
結構意地悪に感じるような形のところも多いです。

それに加えて、↑でも書いた
”特定の武器でしか倒すことが出来ない敵”が
襲い掛かって来るわけですから、
難易度は非常に高い…という作品です。

ステージにせよ、武器にせよ
何度も失敗しながら覚えていき、
それでもランダム要素でどうにもならないような場面も出て来る…
と、いうようなそんなゲームがトイポップです。

実はナムコミュージアムVol1の中では…

感想をオブラートに包んでいても意味がないので
言ってしまいますが
私が”ナムコミュージアムVol1(PS)”の中で
一番微妙に感じたのが、このトイポップでした。

ゲーム自体が悪い、ということではなく
”人を選ぶ作品”…という感じで、
私はこの”選ばれなかったほう”になってしまった、と
そんな印象のソフトです。

Vol1には他にギャラガ、ボスコニアン、ラリーX、ニューラリーX、
ポールポジション、パックマンが入っていましたが
その中で一番苦手かつ、微妙に感じた作品が
このトイポップですね…。

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トイポップ2や続編は発売されているの?

「トイポップ」はその後、続編は発売されておらず、
発売されたのはこの1作品のみです。
特にシリーズ展開は行われていない作品ですね。

その後はナムコミュージアムに収録されたり、
バーチャルコンソールで配信されたり、
アーケードアーカイブスで登場したり…というところに
留まっています。

ナムコはバンダイナムコとなって今も健在ですが
今後も移植などの展開が中心となり、
トイポップの新作が出る可能性は低いと考えられます。

ただ、最近になってアーケードアーカイブス版が出るなど、
動き自体はまだ時々ある作品ですね。

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