「スティックコレクション」は、
ニンテンドースイッチ向けに配信された
マッチ棒のパズルゲームです。
当然、ゲームなので実際のマッチ棒は必要なく、
手軽に遊ぶことが出来る点が
大きな魅力のソフトになりますね。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
これをゲーム化するのは珍しい気がする
ダウンロード専売のソフトにまで目を広げると、
switchにもかなりの種類のパズルゲームが
存在していますが、
スティックコレクションのような”マッチ棒のパズル”を題材とした
ゲームは非常に珍しい印象です。
私自身も、元々この遊びは知っていましたが、
”ゲームソフト”としてこのマッチ棒のパズルを
遊ぶのは、今回が初めてでした。
数多く存在するナンプレ系パズルやジグソーパズル系のパズルなどと
比べても、非常に貴重な作品だと思います。
ゲームで遊ぶと片づけは楽
実際にこのパズルを（マッチはないので爪楊枝で…）遊んだことが
ありますが、やっぱりゲームだと、
”片付け”をしなくて済みますし、動かす時に
他のマッチ棒に触れてしまって、全体が崩れてしまった…！
なんてことにはならないので、
この点は非常に楽なポイントの一つですね…！
”実際にそのものに触れたり”
”実際の音を楽しんだり”という感じも、
このパズルの場合は個人的には”あまりない”気がするので、
こうして、ゲームでマッチ棒やそれに代わるものを用意せずに、
遊ぶことができるのは良いことだと思います。
（まぁ、並べるのが好きな人ももちろんいるとは思いますが）
日本非対応なので、少し苦しい部分も
本作は、日本語非対応になっています。
ダウンロード専売のソフトを中心に、日本語非対応のゲームは
今ではそれほど珍しくなく、
私もかなりの”日本語非対応”のソフトを遊んできましたが
このゲームに限っては”それなりに影響がある”ので、
注意が必要です。
と、言うのもジグソーパズルやナンプレ系のパズルなどであれば、
ルールさえ分かっていれば”問題の文章”を読むような場面は
ありませんし、ルールは”よくあるパズルゲーム”なので
最悪、分からなくてもネットで調べれば確実に出てきます。
しかし、スティックコレクションの場合、
”この形を、この形にして下さい”のようなクリア条件を
毎回確認しないといけないので、
”英語を読む”必要が出てきます。
それほど難しい英語ではありませんが、
かと言って、英語が読めない人の場合、
問題を理解できるか？と言われれば答えはNoです。
そのため、マッチ棒を使ったこのパズルゲームの
ルールを理解していたとしても、
”問題文が日本語非対応”のため、
英語が読めない場合は、よく考えて購入した方が
良い作品です。
一応、現代では英文さえ入力すれば
ネット上ですぐに翻訳できますが、
流石に画面で英語を見ながら英文をスマホやパソコンに
入力して翻訳しながら…と、いうのは
なかなか面倒だと思いますからね…。
英語が読めない場合は購入前に
注意した方が良いタイトルのひとつです。
（問題文が読めないため、かなりプレイに支障が出ます）
動作は快適
動作自体はとても快適な感じで、
読み込み時間が長い、ということもありませんし、
再挑戦する際などにも、特にストレスを感じるような
場面はありませんでした。
ゲーム自体の動作の重さを感じたりすることも
なかったので、このあたりの点は、
問題なく遊ぶことができました。
全体的に、メニュー画面もシンプルな感じで
ゲームの世界観にはよく合っているように思います。
問題数は十分な感じ
いくつかモードが用意されており、
問題数もそれなりに用意されているので、
価格帯を考えると、十分なボリュームであると感じます。
100問ちょっとあれば、それなりの時間遊べますし、
息抜きにはぴったりな感じですね…。
パズルゲーム系統は、個人的に仕事中の休憩時など
合間合間に遊ぶことが多いので、
ちょうど良い感じでした。
（もちろん、じっくり遊んでも十分に遊べるとは思います）
単純ながら、結構難しい
これはスティックコレクションの感想…
と、言うよりマッチ棒のパズル自体の感想ですが、
相変わらず、”シンプルなようで難しい”ですね…笑
答えが分かると「あ～」となるのですが、
分からないと、”え？え？”となってしまうぐらいに
本当に分からないので、
ゲームで遊ぶ前もそうでしたが、本当に不思議なパズルで
あると感じます。
分からない時のモヤモヤ感、
分かった時の達成感、そんな感覚を味わえるパズルです。
（分からずにギブアップ（このゲームにはギブアップはないですが）した時に
答えを教えてもらった際の
「何でこんな単純なことが分からなかったんだろう？」となってしまうような
あの感覚も、久しぶりに味わえました笑）
スティックコレクションの続編は発売されているの？
スティックコレクションの続編は、
現時点では発売されていません。
ただ、ダウンロード専売のソフトになりますので、
案外、売上に関係なく続編が発売されることは多く、
この作品も続編が発売される可能性は十分に
あるかと思います。
ちなみに、スティックコレクションではありませんが
他のメーカーから、同じくマッチパズルを題材とした
「マッチ・パズル クラシック・ロジック・アーケード」というタイトルも
発売されており、これは日本語にも対応しています。
こちらはこのレビューを書いている時点では遊んだことはありませんが、
いずれ、機会があれば遊んでレビューも書いてみたいと思います。
