「ハウスフリッパー」は、
住宅のリフォームなどを体験できる
シミュレーター系のゲームで、
国内ではPS4、XBOXONE、PC向けに配信されているタイトルです。
スイッチ版は国内では長い間未配信でしたが
2023年9月7日にようやく配信開始となりました。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます！
（私が遊んだのはPS4版となります）
家を綺麗にしていくゲーム
題名こそ違いますが”リフォームシミュレーター”とでも
言うべき内容のゲームで、
ゴミだらけの家を掃除したり、壁などを直したり、
色を塗り直したり、間取りを変えたり、と言ったことを
していくゲームです。
”綺麗になる達成感”を味わうことができるゲームで、
他ではあまり経験することのできない斬新な内容ですね。
主に2つのことをやっていく
作中では「依頼」を受けて、家の掃除をしたり、
ちょっとした改装を行ったりする要素と、
自分で家を購入して、自由にリフォームをした上で
オークションに出し、家を高く売る…という要素の
大きく分けて2通りの内容が存在します。
前者は”ミッションモード”的な感じで
「ここをこうしてください」みたいな指定に沿って
作業していく内容で、
後者は”自由に家を作り替えて、好きなように売る”という感じです。
どちらもそれぞれ差別化が出来ていて
なかなかシステム的にも良い感じに感じました。
綺麗になっていく爽快感
ゲーム中で訪れる家によっては
”かなり”キツイ汚れ方をしている家もありますが
汚れを落として、ゴミを捨てて、とやっていくと
かなり綺麗になっていくので、
”掃除して綺麗になっていく”爽快感のようなものを
味わえますね。
ゲーム自体はアクションゲームではありませんし
そういう爽快感ではありませんが、
汚かった場所が綺麗になる、という他のゲームでは
味わえない爽快感を味わえる作品でした。
特に”掃除が好きな人”にはたまらない内容であるように思います。
”汚いモノ”が苦手な人は注意
画質は”それなり”で、超リアルという感じではありませんが
大分雰囲気は出ているので
”かなり汚い感じ”の家も実際に作中に出てきます。
汚いものを見ると、不快な気分になってしまったり、
気持ち悪くなってしまう人は
注意した方が良いかもしれません。
（過剰にリアルということではないのですが、それなりには
雰囲気は出ていて、汚いです）
ゴキブリが苦手な人は注意
作中では「ゴキブリが発生している家」も出てきます。
これも汚れと同じく”そこまでリアル”ではなく、
飛んできたりくっついてきたりはしませんし、
掃除機で簡単に吸い込んで駆除できてしまいますが、
”それなりに雰囲気は出ている”ので、
苦手な人は気持ち悪いと思います。
（数も結構出てくる）
一応、オプションで”ガラス片に変更できる”
機能はあるので、その辺はとても親切設計になっていますが、
苦手な人がそのままプレイすると発狂しかねないので、
注意するようにしましょう！
（私はゲームなら平気なのでそのままにしていましたが）
家具は色々用意されている
家具も妙に色々用意されていて、
部屋の模様替えみたいなことを楽しめるのは〇ですね。
販売されている家の中から1か所は”自分の事務所”に
することができるので
”自分の家づくり”を楽しむことができるのも魅力です。
（※他の家は売ることになるので、それメインでは楽しめませんが９
何となく、以前PS2時代に遊んだ
「マイホームをつくろう」というソフトを思い出す感じで
あそこまで自由ではありませんが、
それなりに”自分の家づくり”を楽しむこともできました。
ストーリー要素があるわけではない
一応、”家を購入するオークション参加者”たちが
登場しますが、吹き出しでセリフが出て来る程度で、
ボイスはありませんし、ストーリー描写のようなものが
あるわけでもありません。
私はこの手のゲームにストーリー描写は必要ないと思っているので
全然これで良いのですが、
ストーリーがあるのかと期待している人は
注意してください。
（オークション参加者の簡単な顔アイコン、簡単なセリフと
ミッションの依頼の時に状況説明のメールが来るぐらいしか
キャラクター的な要素はありません）
私としては”ゲームのジャマにならない程度”に仕上がっていて
丁度良いと感じました。
読み込み時間はまあまあな感じ
私はロード時間は気にしない人なので、
評価には関係ありませんが
当然やっていると”長い”・”短い”の部分は分かります。
ハウスフリッパーは、”最初のロード時間”が
それなりに長いので、
人によっては面倒に感じることもあるかもしれません。
ゲームを一度開始したあとは”家を移動するとき”だけ
読み込みが入りますが
個人的にはそれはそんなに長くは感じませんでした。
意外と「雑」でも許される
意外とゲーム内の判定は「大雑把」で、
例えば購入した家を何もせずに売っても
お金が儲かるようになっていますし
（例えばゴキブリも放置してそのままオークションに出しても
普通に色々な人が入札してくれます（笑））
依頼を受けた際にも
使ったペンキのバケツを放置しても大丈夫ですし、
間取りを変えるミッションの際にも
”やることさえやっていれば”壁に穴が開いていて
崩れかけた状態のまま放置しても、
問題なくミッション達成になります。
あまり細かいことを気にせず、大雑把に評価してくれる感じなので、
”ゲームとして”考えれば遊びやすいと思いますし、
変に、ハードルの高いシミュレーターにならずに済んでいるので、
この点は個人的には〇であると感じました。
