パラサイトイヴシリーズのレビューと考察!新作は出ないの?

RPG

パラサイトイヴという作品をご存知ですか?

元々は小説で、そのあと映画化などもされた作品です。

その原作小説を元にスクウェアからゲーム版も発売されており、
なかなかのヒットを記録していました。

私も1と2を遊んだものです。

原作小説を題材とした作品で、アクション要素もあるRPGゲーム
となっています。当時としては美麗なグラフィックなどが話題に
なりました。結構ヒットしたみたいですね^^
ミトコンドリアをテーマにしたストーリーが展開されます。

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シリーズ一覧

それほど多くはないですが、シリーズ作品が展開されています。

・パラサイトイヴ
プレイステーションで発売。
ゲームアーカイブス(プレイステーション3、PSP、Vita)で配信。

・パラサイトイヴ2
プレイステーションで発売。
ゲームアーカイブス(プレイステーション3、PSP、Vita)で配信。

・ザ サード バースディ
PSPで発売

この3作品ですね。
PSP版は大分、時間が経ってから発売された作品です。

パラサイトイヴシリーズは最後に発売されてからもう10年近くになります。
今後発売される可能性はかなり低そうですね。。
ファイナルファンタジーやドラゴンクエストのような
存在になることはできなかったのだと思います。

ゲーム版は、テーマは同じながら、原作小説とは全く
別の内容になっています。
私も原作小説を読んだことがありますが、
なかなか面白かったですよ!

パラサイトイヴシリーズは1と2を遊びました。
個人的には1の方が好きですね。
なんか神秘的な雰囲気がありましたし、ストーリー的にも
1の方が好きでした!

パラサイトイヴ2のレビュー

パラサイトイヴシリーズの第2弾。
前作に比べるとアクション要素が非常に強くなった
印象の作品に仕上がっています。
幻想的なBGMなどは「2」でも健在です。

個人的な印象では、パラサイトイヴ1はかなり
RPG寄りな内容でしたが、
パラサイトイヴ2はアクション寄りの内容になっている、
という印象です。
アクション好きなので、この辺は特に気になりませんでした。

ストーリーに関しては1の方がパラサイトイヴ感(?)が
あって、楽しめました。
2も悪くはないのですが、個人的には1の方が好きですね。
プレイしてから10年以上たちましたが、1のストーリーは
未だに強く印象に残っています。

敵はなかなか個性的です。
バーナーの敵とか、ごみ処理場の敵とか、1よりも巨大な敵が
結構多かった印象です。
キングゴーレムもなかなか印象的でした。

装備品の収集は楽しみの一つですね!
1に比べるとかなりアイテムの数が増えました!
あまり手に入らないものもあるので、収集は楽しいです!
収拾好きな店員Kは頑張ってアイテム集めしてました笑

オープニングテーマが好きです!
1のアレンジなのですが、相変わらず良い楽曲でした。
ただ…1の原曲の方が個人的には好きですけれど…!

パラサイトイヴ1とは目指す方向性が違うような
感じもする作品ですが、個人的にはこれも好きです!
1が楽しめたのであればおそらくこちらも楽しめるのでは
ないでしょうか。

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初代パラサイトイヴのレビュー

ミトコンドリアとの戦いを描くアクションRPGゲームです。
原作小説「パラサイトイヴ」を題材としつつも、
ゲームオリジナルのキャラクター、ストーリーで物語が
展開されます。

銃などを使うので一見するとアクションゲームにも見えますが、
ほとんどRPGゲームです。
敵やアイテムの種類も多いので、当時RPGをほとんどプレイ
してなかった私には新鮮でした。

ステージも結構豊富ですね。オペラステージから
公園、下水道、博物館などなど、色々なロケーションが
用意されています

ミトコンドリアとの戦いを描く独特のストーリー。
結構グロい部分もありますが、なかなか先が
気になる展開でした。
個人的には「2」より「1」の方がストーリー的に
好きですね。

オープニングで流れるメインテーマは
結構良い曲です。カッコよさとミトコンドリアの
神秘さ(?)みたいのが織り交ざってます。

ラスボス前のEVE戦と、ラスボスの完全体。
とんでもなく強いです。
特にラスボスは「え?まだ戦うの?」ってぐらい
形態を変化させるので。。。

RPGを得意とするスクウェアのゲームだけあって
完成度の高い作品、という印象です。
そういえばPSPで第3作目が出た気がしますが
あれはプレイしたことないですね・・・
そのうちやってみようかな?

原作小説を読んでみて…

瀬名 秀明さんによる小説で、後にゲームや映画化もされた
パラサイトイヴの原作小説です。
第2回(1995年) 日本ホラー小説大賞受賞の作品でもあり、
なかなか読み応えのある作品です。

私は10年以上前にパラサイトイヴをプレイしています。
1、2両方遊びましたが、それとは別物ですね。
ゲームは部隊がアメリカでしたが、小説は日本を舞台としており、
ゲームと違いクリーチャーが大量に出てきたりとか、そういう内容では
なく、あくまで現実味を感じるような、そんな作品に仕上がっています。

ホラー小説大賞、とされていますが、それほどホラーな感じは
なかったですね…。確かに不気味な描写はありましたが、
ホラーというよりかは別のジャンルのような気がしないでも…

内容は面白かったです!500ページぐらいありましたが、
スラスラと読むことができました。
ゲームとは違う内容ですが、ストーリー的にはこちらの原作の
方が好きかな…という感じです。
最後の決着はあっけなかったような気がしますが、
ゲームのように特殊能力を使ったり、ドンパチやるわけにも
行かないでしょうから、
あれが妥当だと思います。

ミトコンドリアを扱った性質上、結構専門用語のようなものが
たくさん出てきますが、その様子など、細かく説明されているので、
なんとなく頭でその風景などを想像でき、
特に「これ分からない!」という場面はありませんでした。
読みながら想像できるのはよいことですね。

長い作品ですが、それほど登場人物が増えすぎることなく、
一人ひとりをしっかり描写しているのは丁寧だと感じましたね。
主人公の利明は最後には犠牲になってしまいましたが、
ああいう最後も、アリではありますね…。
結局、妻を追うようにして…って感じです。

なかなか良い小説でした。
この小説があってこそ、あのゲームもある、ということですね。
映画版は観たことがありませんが、そのうち機会があれば
映画版も観てみたいと思います。

メリッサはどうなったのか考察!

パラサイトイヴ1に登場したオペラ女優です。
本名メリッサ・ピアス。
しかしながらオペラの公演中に体内のミトコンドリアに
意識を乗っ取られてしまい、観客たちを人体発火させてしまい、
その後、主人公のアヤと対決、対決後に行方をくらまします。

後に完全にEVEに肉体を乗っ取られてしまい、
最終的には異形の存在へと姿を変えてしまいます。

このメリッサの意識がどうなってしまったのかを
考えていきます。

作中でメリッサを乗っ取ったEVEは、徐々に姿を変異させていき、
最終的には異形の姿でアヤと激戦を繰り広げた末に
倒され、そのまま消滅しています。
最後の瞬間まで、メリッサの意識が表に出てくることは
ありませんでした。。

メリッサが最初に乗っ取られた後に、
メリッサの意識らしきモノが表に出てきていたのは、
稽古場で、異形の姿に変形する直前のみ。
この際に「私はメリッサ…」と発言しており、
まだ少なからず自我が残っていたものと思われます

その際、最後に「私はEVE」とつぶやいており、
EVEが「核の支配は終わった」というような発言をしていること、
この直後に異形の姿に変形したことから、
メリッサ自身の意識はこの時点で完全に消えてしまった
ものと思われます。
後々の登場シーンではもはやメリッサ自身の意識を感じられるような
シーンは全くありませんでした。。

メリッサ自身は陰謀とは何の関係も無く、
EVEに乗っ取られて消えてしまった被害者ですね。。
人間側で事件に関与していたのはあの博士ぐらいでしょうか。
いずれにしても、彼女は災難でした。。

ちなみに小説版では登場人物が異なり、朝倉という人物が
EVEに乗っ取られますが、彼女は大けがをしながらも、
主人公の手によってEVEから解放され、無事に意識を
取り戻していました。

パラサイトイヴ、1と2が出ていますが 個人的に
ゲーム版では「1」の方が好きですね(ストーリー的に)
2はゲームとしては面白いですが、ストーリーは、適当(?)に
なった感じがします。。

新作は出ないの?

新作が開発される可能性ですが、
これは”0”ではないとは思いますが、
限りなく「0」に近い状態ではあると思います。

PSPで第3作品目にあたる
「ザ・サードバースデー」が発売されましたが、これの評価は微妙で、
復活をかけたシリーズで失敗したような、そんな印象です。
少なくとも、当分復活することは無さそうですし、
原作や映画も、もうとうに昔の作品になっていますから、
続編を望むのは難しいのではないかと思います。

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