「CODE8/コード・エイト」は、
2019年に公開された映画で、
超能力者たちが迫害されている世界で、
病気の母親を救おうと、自らの能力を使って
危険な世界に身を投じる主人公の姿を
描く作品です。
超能力の要素が登場したり、
超能力者が過酷な扱いを受けている
どこかディストピア的な世界観が印象的な作品です。
こちらの映画を実際に見た感想をお話していきます。
超能力が登場するSFな世界が舞台
作中の世界では約4%の人間が超能力を持って
生まれて来る…という世界になっていて、
最初はその超能力者たちは、世間に重宝されている状態でしたが
機械の技術が進歩すると共に、
やがて超能力者は不用品として、迫害されるようになっていった…
という世界が描かれます。
近未来的な感じの世界観ではなく、
あくまでも現代的な時代設定の中で
こういったSF的な要素・ディストピア的な要素が
上手く描かれていて世界観的には
良くできている作品であると思います。
主人公が能力を駆使して危険な世界に
作中では、主人公のコナーが
病気の母親を救うために大金を必要とし
(ただし、コナー自身が超能力者であるため
なかなかまともな仕事も手にできない状態)、
その結果、悪事を働いている組織の一員となって
大金を稼ぐ道を選んでしまいます。
それでも完全に悪人にはなり切れずに、
どこか悪の組織に潜入しているような、
そんな印象も受けるような展開は
なかなか緊張感もあっていい感じですね。
直属の上司的な存在となるギャレットとの関係も
味方なのか、利用されているだけなのか
分からない感じで良い感じでした。
超能力バトルも
作中では”超能力者”が登場するので、
超能力バトル的なものも多少、描かれます。
ただ、”超能力”と言っても
思ったよりファンタジーっぽい感じではなく
意外とシンプルな能力が多い印象も受けました。
もうちょっと派手な能力だったり、
超能力バトルのようなものをさらに展開しても
悪くはなかったのかもしれません。
メインの敵となるマーカスも、
思った以上に弱く、あっさり片付いてしまった印象ですね。
ただ、バトル映画ではない、と言われればそれまでですし
全体的に、超能力やSF的な世界観でありながら
上手くバランスを取って、完結させていた
そんな作品には思えました。
ラストの結末は…?何も解決はしていない
ラストでは、主人公のコナーが母親を救うために、
自分が所属していた組織のボス・マーカスに立ち向かうことを決意、
マーカスの元にいたヒーラーのニアに協力してもらい、
母を救おうとします。
結果的にマーカスに裏切られたギャレットと組んで
コナーはマーカスを倒し、ニアを手に入れることに成功したものの、
ニアは既に自分の能力の酷使で、
主人公の母親を救う為にヒーラーとしての能力を使うと
命を落としてしまう状況にありました。
それでも最初は、コナーは能力を使うように言っていましたが
それは出来ずにニアを止め、その結果、母親は治療できずに
命を落とし、自分はニアとも別れて
罪を償う道を選ぶという結末でした。
なお、ギャレットはマーカスのビジネスを引き継ぐような
動きを見せており、
結局は主人公は母親を救えず、マーカスの悪のビジネスも
ギャレットが継続してしまいそうなそんな感じで、
主人公的にも、作中の社会的にも
”何も解決していない”と、そんな状況の結末になっていました。
作中で登場した超能力一覧
「コードエイト」の作中で登場した超能力者と
その能力をご紹介します。
〇コナー・リード
電気系能力者(レベル5)電気を使って回線をショートさせたり、
電力を供給したり、相手への攻撃に用いることも可能。
〇ギャレット
物を操作する能力を持ち、物を浮遊させたり、
人間の行動を食い止めたりするような力も持つ。
〇マーカス・サトクリフ
相手の目を見ることで人の思考を読み取ることができる。
〇ニア
ヒーラーの能力者。対象の怪我や病気を治療する力を持つ。
ただし、使いすぎることで自身の命にも危険が及ぶ場合もある模様。
〇メアリー・リード
氷系の能力者で、モノを瞬時に凍らせるなどの力を持つ。
ただし、病により能力を制御できていない状況にある。
〇マディ
炎系の能力者。熱でモノを溶かすなどの力を発揮できる。
〇マーカスの部下
防御系の能力を持ち、銃弾を受けても致命傷に至らないほどの
防御力を発揮している。
作中の犠牲者ネタバレ
「コードエイト」の作中で犠牲になってしまった
登場人物たちをご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。
〇マディ
ギャレットの仲間の一人。
現金入手の仕事の際に、マーカスの部下に
用済みとなって撃たれ、命を落とす。
〇フレディ
ギャレットの仲間の一人。
マディが命を奪われた直後に自身も銃撃され負傷、
ギャレットらと逃亡するも、車の中で息絶える。
〇マーカスの部下
強靭な防御力を持つマーカスの部下。
終盤にコナーとギャレットと対決になり、
ギャレットにトドメを刺された。
〇マーカス・サトクリフ
組織のリーダー的存在。終盤でギャレットらを
切り捨てたものの逆に怒りを買い、
本部に乗り込んで来たギャレットに命を奪われた。
〇メアリー・リード
超能力の暴走により、病に倒れていて
終盤で息を引き取る。
続編は存在するの?
続編として
「CODE 8/コード・エイト Part Ⅱ」が
2024年にネットフリックス独占配信で
登場しています。
こちらはサイト管理人はまだ見ることはできていませんが、
いずれ見ることがあれば、感想もまた書いていきたいと思います。
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