「バイオレンスファイト」は
タイトーから発売された格闘ゲームで
1VS1で戦いながら、対戦相手を倒して
ステージをクリアしていくシンプルな内容です。
有名なストリートファイターなどと比べても
かなりシンプルなスタイルの内容になっています。
こちらを実際に遊んだ感想を
お話していきます。
※私が遊んだのは「イーグレットツーミニ」と
「PS2」版になりす。
どの機種で遊べるの？
「バイオレンスファイト」を遊ぶことができるのは
下記の機種になります。
・プレイステーション2（※タイトーメモリーズ下巻に収録）
・イーグレットツーミニ（※収録40タイトルのうちの一つ）
この2機種のみですね。
あまり家庭用ゲーム機には移植されていない状態となっており
”バイオレンスファイトだけを単体で購入する方法”は
今の時点では存在していないことになります。
シンプルな格闘ゲーム
非常にシンプルな格闘ゲームで、
対戦相手を倒しつつ、全6ステージのクリアを目指す内容です。
ストーリー描写などもほぼなく、
演出としても最小限なので、
純粋に戦いだけを楽しむような、そんな作品ですね。
「ストリートファイター」っぽさはあまり感じませんが、
どことなく、ゲームの雰囲気自体は
カプコンの「ファイナルファイト」に似ているような感じがします。
（※ファイナルファイトはベルトスクロールアクションゲームなので
ゲーム内容自体は全然異なりますが）
難易度は高い気がする
イーグレットツーミニ版で難易度を一番下げても、
敵は”それなりに強い”感じで
他の格闘ゲームの”一番簡単な難易度”と比べると
難しいような印象を受けました。
私は格闘ゲーム自体はそんなに得意ではないので、
（遊びますが、得意ではない感じ）
後半ステージはそれなりにてこずりましたね…
格闘ゲームが”苦手”な人が遊ぶとなると
少し厳しいかな？という印象を受けました。
虎は強すぎる
数ステージごとに、ボーナスステージという形で
人間ではなく”虎”と戦うステージが登場しますが、
この虎が異常に強くてびっくりです（笑）
まぁ、確かに虎と人間が戦ったら
虎は強いですし、
ある意味リアルと言えばリアルかもしれませんが…笑
一方的に虎にボコボコされて、
自分にとってのボーナスステージというよりも、
虎にとってのボーナスステージという印象でした笑
ただ、あくまでもボーナスステージなので、
虎に負けても次のステージに進めますし、
特に不満、ということではなく
単純に”強くて笑えた”というだけです。
結局、私がバイオレンスファイトをやっている間に、
虎を倒すことはできませんでした！
6ステージでクリア。意外とあっさり
ゲーム自体は6ステージでクリアとなっており、
難易度自体は高いので、途中で苦戦することも
あるかもしれませんが、
サックリとクリアできた場合は、かなりスムーズに
エンディングを迎えることになります。
そもそもプレイヤーキャラクターが4人しかいないため、
ステージ構成も単純で
ステージ1～3に関しては自分が選ばなかった他の3人のキャラクター、
そしてステージ4と5がボスキャラクターに相当するキャラ
（自分自身でこのキャラクターたちを使うことはできません）
最後は自分自身が選んだキャラクターとの対決、と言う構成になっていて
勝利するとエンディングが流れます。
格闘ゲームとしては割とステージ数も少ない感じなので
全体的にあっさりとした作品であることは確かです。
キャラクターが少ない
最近の格闘ゲームや、格闘ゲームブームの頃の
作品に慣れていると、どうしても”キャラクターの数”は
少なく感じてしまいますね…。
プレイヤーが選ぶことのできるキャラクターは
全部で4キャラクターのみになっていて
特に他の隠しキャラクターが解放されるようなこともありません。
ボス専用のキャラクターが2人いて、あとはボーナスステージに
虎が出て来るぐらいで、
自分が使えないキャラクターを含めても
7キャラクターしか存在しないので、
このあたりは寂しく感じるところです。
ただ、発売された時代が時代なので
（まだ格闘ゲームがそんなに大量にはなかった気がします）、
こればっかりは時代を考慮すれば仕方のないことだとは思います。
とは言え、”今の時代”から見ると寂しさを感じる…
というところですね。
ストーリーなどはない
格闘ゲームと言うと、一応簡単なストーリーがついているのを
想像する人もいると思いますが
バイオレンスファイトは特にストーリーらしきものはなく、
対戦相手に勝利した時の1枚絵ぐらいでしか、
そのキャラクターの性格などを知る手がかりはありません。
私としては別にこれでも全然良いのですが、
ストーリー性やキャラクター性を格闘ゲームに
求めている人は、注意しましょう。
バイオレンスファイトの続編は存在しているの？
バイオレンスファイトの続編は
本作の2年後に「ソリタリーファイター」という名前で
海外にのみ発売されました。
題名は変わっていますが”続編”というよりかは
バージョンアップ版に位置付けされる作品ですね。
日本国内ではソリタリーファイターは発売されず
遊ぶことはできない状態でしたが、
switch向けに発売の「タイトーマイルストーン2」に
収録されることが決定し、
ようやく国内でも、ゲームを購入さえすれば
遊べるようになりました。
なお、それ以外に続編や外伝作品などは
発売されておらず、
”バイオレンスファイト2”というタイトルの作品が
登場することはありませんでした。
