「DIVE/ダイブ 海底28メートルの絶望」は、
2024年に公開された映画で、
海底に取り残された姉を救うために、
妹があらゆる手を尽くして救助を試みる物語が
展開されます。
”海の中に取り残される系”の映画ですね。
こちらの映画を実際に見た感想をお話していきます。
海の中で身動きが取れなくなった姉を救う物語
内容としては、海の中で身動きが取れなくなってしまった姉のメイを
救うために、妹のドリューが救おうと、
色々な方法を試していくという物語になっています。
海に取り残されたメイの側の場面と、
海と地上を行き来しながら、なんとかメイを救おうとする
ドリューの場面が交互に描かれるような形で
物語が進んでいきます。
”それ以外”の描写はほとんどないので、
海に取り残された家族を救うという
そんなシチュエーションに特化した映画となっていますね。
登場人物もメイとドリュー以外には
回想シーンに出て来る父親ぐらいしか登場しないので、
映画の中でも、かなり登場人物をギリギリまで削っている、
そんな感じの作品でした。
(ただ、安っぽいという感じはしないので、その点は良いところですね)
ハラハラする展開が続く
序盤の早い段階で、メイは海中に取り残されて、
その後はドリューがメイを救う為に、
色々な行動を試みることになります。
ただ、このドリューは、冷静なメイとは違い、
常に慌ただしい感じの性格で、
ボンベを海中に落としてしまったり、
車の中の荷物を取り出せずに、車を崖から落として強引に
開けようとしてしまったり、(結局これは成功しましたが)
見ていて不安になるタイプのキャラクターです。
メイの忠告を無視して、何度も減圧をせずに
海上に上がったりもしていて
「本当に大丈夫なのかどうか」どんどん心配になっていく
展開が続いていきます。
序盤はどんどん”もうダメでは?”みたいな展開になっていくのは
恐ろしいところですね。
映画としての緊張感もしっかりと描かれていて良いと思います。
過去に何があったのかは不明瞭
姉のメイの方には、父親に関する何かトラウマが
あるようなことを示唆する描写がありますが、
これが、何を意味しているのかは
具体的にハッキリと明かされないまま終わっています。
度々過去のフラッシュバックのようなシーンが
あったので、何か重要な意味があるのかとも
思いましたが、あまりなかったですね(笑)
父親が厳しくてトラウマになっていただけなのか、
それとも、海に沈めているシーンなどを見る限り、
家庭内に大きな問題があったのか、
このあたりは見た感じではあまりハッキリしませんでした。
いずれにせよ、メイとドリューは、物語開始時点では
すれ違っている部分もあり、
ドリューは騒ぎすぎな感じで、
一方のメイは気難しすぎる感じ、と
上手く行っていない雰囲気は絶妙な感じだったと思います。
「海底47m」のトラウマ
私は本作の前に、同じように海に取り残される映画
(こちらは姉妹が二人とも海に取り残される感じです)の、
「海底47m」という映画も見ていますが、
それのせいで、本作の最後の方を見ている間も
「窒素中毒による幻覚では?」と思ってしまっていました(笑)
(※レビューはこちら⇒海底47mのレビュー)
海底47mという映画の方では
酸素ボンベを交換すると”窒素酔いによる幻覚が起きる”と
説明されていて、
実際に映画の途中から、”それによる幻覚”が描かれていて、
本当は姉妹のうち一人が途中で命を落としてしまっているのに、
二人で脱出に成功したかのような描かれ方をしていて、
最後の最後に「実は幻覚で自分しか助かっておらず、しかも自分もまだ海中にいた」という
恐ろしい展開が描かれています。(海中にいた生き残っていたほうは救助隊が
間に合ってその後救出されています)
それを先に見ていたせいで、本作も
酸素ボンベを交換するシーンあたりから「これやばいのでは?」と、
思っていましたがボンベ交換の時は窒素云々についても特に説明はなかったため
”この映画では大丈夫なのかな?”と、そればかり気にしてしまいました(笑)
結果的に窒素酔いの要素はこの映画でも出てきて
メイは途中で幻覚を見ますが、
その後は回復し、最後にはドリューの機転によって
メイは救出されて、
その後、力尽きたドリューもメイによって救われて
二人で無事に海上に脱出する…という結末が描かれていました
ただ…それでも私は「海底47m」のせい(笑)で、
スタッフロールが流れ始めるまで
”窒素酔いによる幻なのでは?”と思ってしまっていました(笑)
(結局、本作は普通にハッピーエンドでした)
途中からずっと、それを考えながら見ていたので、
見ている私の方が窒素酔いしていた気分でした笑
割と優しい結末に
前述した「海底47m」では、救助に来た人に犠牲者が出たり、
海中に取り残された2人も、一人犠牲になったりと
悲惨な感じでしたが
こちら(今回のレビューを書いている本作)は
犠牲者は出ず、優しい結末になっていました。
ただ、救助までにドリューが車を崖から落としたり、
途中で見つけた建物のガラスを割って中に侵入したりしてるので、
”このあと、色々大丈夫なのかな?”と、
少しだけ心配にはなりましたね笑
作中の犠牲者ネタバレ
「DIVE/ダイブ 海底28メートルの絶望」で
犠牲になってしまったキャラクターは
特に存在しませんでした。
メイ・ドリュー共に無事に海の上に上がっていて
生還を果たしたものと思われます。
また、他に直接的に登場人物は登場しないので
作中で誰かが命を落とすことはありませんでした。
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