映画「2025」のレビュー&ネタバレ!喋れなくなる災害でも発生したの?

ディザスター映画

映画「2025」は、2021年に公開された
ディザスター映画で、
あらゆる災害が地球を襲った「あと」が
描かれる作品です。

かなり、色々な意味で問題がある作品でもあるので、
その部分も含めて
実際に見た感想やネタバレをご紹介していきます。

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災害「後」を描く作品なので注意

作品のジャケットのデザインや、
あらすじの解説などを読むと
”いかにもディザスター映画”のような内容が
書かれていますが、
実際にはディザスター映画と呼べるかどうかも
怪しい内容で、
「災害が発生した後」を描く作品です。

冒頭でかなり短い時間、
”こういう災害が発生した”という説明があるだけで、
もうその後からは「災害発生後」の世界を
うろつく主人公の男が登場して、
ディザスター要素は”皆無”です。

災害後の世界を描く作品でも、
「ディープインパクト2022」のように、
ある程度まだ災害が起きているような描写があるものもありますが
本作は「全く何もない」ので、
ひたすら崩壊した世界(と、言っても街並みが破壊されている様子なども
特に登場せず、木とか施設も普通にあるまま)をウロウロするだけの
作品になってしまっています。

ジャケットやあらすじに書かれている内容と、
実際の内容が”多少”異なることはよくあることですが
本作の場合、ジャケットのシーンがないのはもちろん、
あらすじに書かれている内容も完全に的外れ、という
恐ろしい作品になっています。

普通にディザスター映画を見たい人は
本作は避けた方が良いかと思います。

ひたすら主人公がウロウロするだけの映画

内容としては主人公のおじさんが
ひたすらウロウロするだけの映画で、
時々、他の生存者との戦闘が発生、
それに勝利したり、逃げきったりしながら、
行方不明の家族を探す、と言う内容になっています。

最初から最後まで盛り上がるようなシーンもほとんどなく、
登場人物もモブばっかり(名前のあるキャラクターがいない)で、
メインのヒロインや、メインの悪役すらいないという
徹底ぶりです。

映画の時間が70分ちょっととかなり短めで
”よかった”と思ってしまうぐらいには
なかなか辛い内容に感じました。

普段、映画を見ている最中に眠くなってしまうようなことは、
私の場合はほとんどないのですが、
この作品は、珍しく眠くなるぐらいに
(※眠気を感じるだけでちゃんと内容は全部見てます)
変化に乏しい内容でした。

B級映画もかなり色々見ていますが
ここまでの内容のものにはなかなか出会えないので、
ある意味貴重な体験ができました。

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喋ることのできない疫病でも流行った世界なの?

本作では何故か、
回想シーン以外で主人公を含め、すべての登場人物が
言葉を発しません。

セリフは”回想シーンだけ”という状態ですね。

これが非常に不可解な部分で、
本当に誰も、一言すら発しません。

「そこはコミュニケーション取った方がいいでしょ」というところまで
何故か誰も喋らず、争いを始めたりするので
非常に奇妙で、
まるで作中の世界が
「災害で滅んだ世界」ではなく、
「人々が会話できなくなる疫病」でも流行っているかのような
不気味な状態になってしまっています。

何故、誰も喋られないのか最後まで謎でしたが、
本作のような内容の映画では
”喋らない”ことは個性にもならずメリットはないと思うので、
やめた方がいいような感じはします。

見ていて終始「何で喋らない???」と、
悪い意味で疑問続きでした笑

特に、途中で男と(結局罠でしたが)食事を
分け合ったりするシーンでも二人とも喋らないので
「なにこれ?」という状態でしたね…。

なお、回想シーンが登場するまでに10分以上あるので、
最初の10分は何のセリフもないです。

喋らないせいで、おかしな行動も…

作中では登場人物たちが喋らないせいで、
争いが絶えない状態になってしまっていて
「戦う前に話し合う」ということを一切しないために、
主人公も人と遭遇する度にすぐに争いモードに遭遇しています(笑)

終盤は特に酷く、
探していた自分の娘のリュック(銃弾が貫通したあとがある)を
見つけて勝手にその施設で暮らしていた人々を犯人と決めつけ、
(リュックがそこにあっただけで、そこの人たちは娘を守っていた側の
人間の可能性もありますし、他の場所で命を落とした可能性や、
そもそも本人はまだ生きている可能性もあるのに)
ライフルで次々と人々を狙撃していくという行動に
出てしまっていました。

そこはまず確認しましょうよ…と、思ってしまうような
奇妙な描写で
こういう部分も”全く喋らない”という謎の状況が
生み出してしまっていますし、
すぐにそういう行動に出た理由が何かあるのだとしても、
セリフがないので映画を見ている人には伝わらず、
結果的に主人公が”子供の遺品らしきものを見つけて
周囲を犯人と決めつけて次々と狙撃していくヤバいやつ”みたいな
感じになってしまっています。

作中の犠牲者ネタバレ

「2025」の作中で犠牲になってしまった登場人物たちを
ご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。

・森で対決した男
森で主人公と遭遇。主人公が高所から投げたナイフによって命を落とす。

・ライフルの人物
森でライフルで主人公を狙った人物。主人公の反撃により命を落とす。

・少年の父親
施設に避難していた少年の父親。逃亡しようとした際に
主人公に狙撃されて命を落とす。

※作中では登場人物の名前が一切語られないため名前は不明です。

※途中で主人公を捕らえた男や、食料をため込んでいた住人などは
最後のシーンが直接描かれていないため、
主人公が命を奪ったのか、そのまま放置して移動したのか不明であるため
ここには記載していません。
また、主人公の家族もリュックが見つかっただけで命を落としているかは
不明のため、記載していません。

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