ゾンビドライバーのレビュー!レースとアクションがセット!

レースゲーム

「ゾンビドライバー」はニンテンドースイッチやPS3など
多数の機種で配信されているダウンロード専売のソフトに
なっています。

ゾンビたちの中を車で突破しつつ、
ミッションを達成するストーリーモードのほかに、
ゾンビを倒しながら武器を駆使して競争する
ブラッディレースなどのモードが
用意されており、
カーアクションと、レースの両方の要素を
楽しめる作品です。

こちらの「ゾンビドライバー」を実際に遊んだ
感想をお話していきます。

※私が遊んだのはニンテンドースイッチ版になります。
基本的な内容は同じですが、一部、感想内に
他機種版と異なる表記があります。

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アクションとレースの両方を楽しむ

ゾンビが出てくる単なるレースゲームや
単なるアクションゲームに見えるかも
しれませんが、そうではなく、両方を
楽しめる作品になっています。

メインとなっているモードは2つで、
ひとつは、
ステージごとに定められたミッションを
達成していくストーリーモード、

もうひとつは、
アイテムを駆使して純粋なレースを楽しむ
「ブラッディレース」というモードです。

前者がアクションゲーム、
後者がレースゲーム、というように
ジャンルが異なるので
1本で2ジャンル楽しめてしまう感じですね!

思ったより爽快感はない

車でゾンビたちを吹っ飛ばして…などというと
爽快感のある作品に思えるかもしれませんが、
実際、思っているよりかは爽快感はなく、
地味な印象を受けました。

全体的にちょっともっさりとしているというか…
そんな感じです。

その割に血だけはやたらと飛ぶので、
CERO Dのソフトになっていますね(笑)

爽快系のアクションを期待しているのであれば、
ゾンビドライバーではなく、ほかのゲームを
買ったほうがいいですよ!

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ストーリーモードの感想

ストーリーモードのほうは
レース要素は一切なく、自分が車の
アクションゲーム、という感じです。

群がっているゾンビを倒せ!だとか
要救助者を救助しろ!だとか、
そういうミッションを達成していくモードですね。

ステージ数は31ステージあって、1ステージ
大体10~20分ぐらいかかるので、
価格の割には十分なボリュームなのでは
ないでしょうか。
一応「副目標」などのやり込み要素や
自分の車のアップグレードなどの要素も
存在しています。

なお、ストーリーモードとは言いますが
ストーリー自体は、ありきたりな感じで
なんとなく予想出来てしまう感じなので、
ストーリー面に関しては、あまり期待を
しないほうが良いでしょう…。

また、ステージマップが比較的少ない
(その分1つのマップごとに広いですが)ので、
最初は新鮮ですが、だんだんとマンネリ化してきて
”またこのマップか”みたいな感じになってきます。

ブラッディレースの感想

一方のブラッディレースは、
ミッションとかそういうものはなく、
純粋なレースゲームです。

上から見下ろし形式のレースゲームですね。

ゾンビドライバーらしさと言えば
武器を使ってライバルカーを攻撃することができたり、
ステージ上にゾンビが歩いていたりします。
(ただ、ブラッディレースのゾンビは
あんまりいてもいなくても影響は感じません)

こっちのモードのほうが、
ライバルカーを破壊したりだとか、
爽快感はあるような気も…。

ちなみに、レース数は、
このぐらいの価格のダウンロードゲーム1本分ぐらいの
内容にはなっているので、
ボリューム的には十分ですね。

万が一ストーリーモードが合わなくても、
こちらだけでも楽しめれば
価格分は楽しめるのではないでしょうか。

少し気になる部分も…

ボリューム的にはストーリーモードと
ブラッディレースを含めると、
この価格帯のダウンロードソフトとしては
十分すぎる内容になっています。

ただ、若干個人的に気になる点もいくつか。

ひとつは「セリフがカットできない」ことですね。
”ちょっとした”ことではあるのですが、
ストーリーモードのステージ中の人物の
セリフがカットできないので、セリフが長い場合
結構面倒臭かったり…
しかも英語音声(?)がやたらと大きいので、
設定で調整しないと、気になるかもしれません。

もうひとつは「意外と繊細な操作を要求される」
ことですね。
最初にも書いた通り、爽快感あふれる系統のゲームでは
なく、結構繊細な感じのゲームです。
ストーリーモードでも、武器を拾ったり、
回復アイテムを計画的に回収したり、
時間制限を気にしたりしないといけないので、
結構忙しい感じです。

レースのほうが、シンプルでわかりやすい感じですね。

ローカライズは問題なし?

ステージ概要の説明などは、
非常に長文になっていますが、
ローカライズに関しては特に問題は
ないように思います。
あからさまにおかしなローカライズも
特には見当たりませんでした。

音声に関しては、日本語音声は
収録されていないので英語になりますが
字幕は、日本語になっているので、
その点に関しては、安心です。

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ストーリーネタバレ

ざっくり書いてしまうと、
J・ブロフェルド将軍なる人物から
主人公が、ゾンビ集団の中からの人員救助などを
依頼されて、それをこなしていきます。

中盤からは少し不穏な感じが漂い始めて、
終盤では救助した人たちから
「様子がおかしい」ようなことを言われます
(主人公がゾンビ化し始めていることの示唆だと思われます)

最後には、ブロフェルド将軍が、爆弾で街ごと破壊することを決意
(ゾンビ感染防止のため)
主人公は見捨てられてしまい、単独で爆発直前の街から
脱出します。

が、脱出後にゾンビ化して事故を起こしてしまったようで、
そのシーンを最後にエンディングとなります。

結局、バットエンドみたいな感じですね…

ブロフェルド将軍も”空軍を動かす権限はない”と
言っていたり、本当に将軍だったのかは不明です。

ゾンビドライバー2の可能性は?

現時点では、ゾンビドライバーの
続編は発表されていません。

出るか、出ないのか、
と言われれば
”なんとも言えない”と、
いうのが答えになります。

ダウンロード専売ソフトの中には、
突然続編が発売されるものもありますから、
当然、このゾンビドライバーに関しても
ゾンビドライバー2が出る可能性は
十分にあります。

今のところは予定はないようですが
もしかしたら出るかもしれない…
ということですね。

出るとすれば、現行機で言えば
ニンテンドースイッチでしょうか。

大幅にボリュームアップすれば
パッケージ版も出せるとは思いますが、
そうでなければ、また、ダウンロード専売の
ソフトになるのではないかと思います。

何度も移植されてますから、またいつか
移植されることはあるかもしれません。

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