ドンキーコング たるジェットレースのレビュー&隠し要素

ドンキーコング

「ドンキーコング たるジェットレース」はWii向けに
2007年に発売されたソフトです。

Wiiではドンキーシリーズは3作品発売されましたが
これが最初の作品となりました。

ドンキー系のレースゲームとしては
「ディディーコングレーシング」がありましたが
ドンキーが主役のレースはこれが初めてですね。

こちらを実際に遊んだ感想と隠し要素・裏技を
それぞれご紹介します。

アクション性の強いレースゲーム

任天堂らしく、アクション性の強いレースゲームで、
空中系のレースゲームです。

マリオカートのようにアイテムも存在していますが
マリオカートともまた違うスタイルになっていて、
これはこれで面白い作品だと感じました。
イメージとしては、任天堂のキャラクターの
”いつものワイワイした感じのレースゲーム”です。

当時としてはグラフィックもカラフルで
良い感じを受けました。

スポンサーリンク

操作は少しやりにくいかも。手が疲れる

Wiiのゲームということもあってか、
Wiiリモコンとヌンチャクを使い、両方を振る感じの
操作なので、かなり疲れます。
長々と遊ぶ感じではなく、短時間で遊ぶ感じですね。

残念ながらクラシックコントローラーなどには
対応していないため、
必ずこの操作で遊ぶことになります。

また、たまたまかもしれませんが、私はこのゲームを
遊んでいてヌンチャクが壊れたので、
ヌンチャク接続をした状態のまま、あそこまで
振ることを要求されるのは、少し個人的には心配です。

ただ、操作以外の部分は
”安定して楽しめるレースゲーム”という印象でした。

ステージは16種類。ロケーションは少し少ない

ステージは16種類存在しており、
マリオカートのゲームキューブ時代ぐらいと
同じ数ですが、
ロケーションは7種類で、
「DKジャングル1」「DKジャングル2」のように、
若干使い回しのコースは目立ちます。

ただ、各ステージとも演出や風景は良い感じで、
BGMもしっかりと作られているので、
手抜き…という感じではありませんが、
どのコースも良く出来ているだけに
欲を言えばもうちょっと、色々なロケーションを
見たかった気はします。

一人だとあっさり目のボリューム

ゲームのボリュームとしては割とあっさりで
そこまで充実したやり込み要素はありません。

全てのカップに勝利して、
後はお題モードのようなモード「キャンディーのリクエスト」を
全部クリアすれば制覇です。

他に目立つやり込み要素はありませんし、
どちらかと言うとタイムアタックに燃えるような
ゲームではないと思います。

そのため、完全に一人プレイだと
ボリューム的にはあっさり感じると思いますね。

私は対戦もしたので十分に満足ですが
一人プレイのみで考えている人は、
ゲームは楽しいですが、ボリューム面は期待しない方がいい、
ということですね。

隠し要素・裏技

「ドンキーコング たるジェットレース」の
隠し要素と裏技は下記の通りです。

・「ワイルドクラス」が解放される
ルーキークラスのサファイアカップで優勝する。

・「ヒーロークラス」が解放される
ワイルドクラスのロイヤルカップで優勝する。

・「オコノミカップ」が解放される
ダイヤモンドカップを最後までプレイする(順位は関係なし)

・「キマグレカップ」が解放される
オコノミカップを最後までプレイする(順位は関係なし)

・「クランキーコング」が使用可能になる
キャンディーのリクエストNo24をクリアする。

・「タイニーコング」が使用可能になる
コング側のキャラクターを使い、サファイアカップで優勝する。

・「ファンキーコング」が使用可能になる
コング側のキャラクターを使い、ダイヤモンドカップで優勝する。

・「ランキーコング」が使用可能になる
コング側のキャラクターを使い、トパーズカップで優勝する。

・「リンクリーコング」が使用可能になる
キャンディーのリクエストNo26をクリアする。

・「カリプソ」が使用可能になる
クレムリン族側のキャラクターを使い、サファイアカップで優勝する。

・「キングクルール」が使用可能になる
キャンディーのリクエストNo31をクリアする。

・「クラッジ」が使用可能になる
クレムリン族側のキャラクターを使い、ダイヤモンドカップで優勝する。

・「クランプ」が使用可能になる
キャンディーのリクエストNo16をクリアする。

・「コプター」が使用可能になる
クレムリン族側のキャラクターを使い、トパーズカップで優勝する

・「ドンキーコング・ネオジェット」が使用可能になる
キャンディーのリクエストを全てクリアする。

・隠し要素を全て解放するコマンド
タイトル画面で「↑、B、↓、A、→、Z、←、Z、Z」の順番に入力する。

スポンサーリンク

たるジェットレースの売上は?

ドンキーコングたるジェットレースの売上は
ニンドリ(雑誌)の付録カタログによれば、
2009年時点で9.7万本とされています。
(その先はほとんど伸びていないはずなので、
この前後の売上が最終的な売上だと思います)

初週は3.0万本と、
若干ドンキー系としては寂し目な売上となってしまいました。

続編は発売されているの?

「ドンキーコングたるジェットレース」の続編は
発売されておらず、特に移植なども行われていません。

そもそもドンキーシリーズは移植などを除くと、
この後に、2010年の「ドンキーコングリターンズ」と
2014年の「ドンキーコングトロピカルフリーズ」が
出ただけ(2023年現在)なので、
たるジェットレース以降、
”本編以外のドンキーのゲームは出ていない”と、
いうことになります。

そのうちまたレースゲームが出る可能性は0ではありませんが
なかなか難しいかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました