実写版ソニックの第2弾にあたる
「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」を
実際に見た感想をお話します。
2022年に公開された映画で、
2020年に公開された「ソニック・ザ・ムービー」の続編にあたる作品ですね。
（⇒前作のレビューはこちら）
こちらの映画を実際に見た感想をお話していきます。
前作は見て置いた方が良い
今回は実写版の第2弾ということもあり、
前作とのつながりが結構深い作品です。
そのため、ゲーム版のソニックは未プレイでも
大丈夫だとは思いますが、
この映画を見る前に、実写版第1弾にあたる
「ソニック・ザ・ムービー（2020年）」は見ておいた方が
良いかと思います。
私も実際に、前作を見てからこの映画を見ましたが
”仮に前作を見ていなかったら”分からないであろう部分も
多かったので、まずは前作を見ることをおすすめします。
前作よりもゲーム寄りな感じ
前作は”現実世界に迷い込んだソニック”みたいな感じで、
原作ゲームとは結構雰囲気の異なる部分もありましたが、
今作ではゲームにも登場しているナックルズやテイルスなども登場し、
より、ゲーム版ソニックに近付いたような感じです。
また、ストーリーの展開も、
前作と比べるとソニックたちの物語が中心で、
ゲームっぽい感じが前作より強まったように感じますね。
前作を見ていると、今回は割と違和感なく物語の展開に
入り込むことができました。
作中のノリ（？）としては前作と同じ感じで、
シリアスとギャグ路線を織り交ぜたような、そんな感じです。
敵のロボトニックも軽い性格なので、
今回も前作と同じような掛け合いを楽しめます。
CG映画を見ているような錯覚も
前作と比べると人間ドラマよりも、
ソニックやナックルズ、テイルスたちの物語が
増えているので、
（前作はソニックしかいなかったので当然と言えば当然ですが）
前作よりも”実写映画”という感じは薄れて
（もちろん、実写映画ではあるのですが）
CG映画を見ているような感覚になりました。
前作より、人間と行動する部分が減っているので、
それでよりそう感じるのかもしれません。
（街などよりも、ファンタジー的な場所が舞台になっているシーンも
多かったですね）
ただ、これは別に個人的には評価のマイナス、ということではないので
今回もしっかりと楽しむことはできました。
前作のキャラクターも多数続投
前作の主要キャラクターは多数続投しており、
ソニックはもちろん、
人間側の主人公的な存在のトム、その妻のマディや、トムの同僚の
保安官など、見覚えのあるキャラクターが多数登場しています。
敵のドクター・ロボトニック（エッグマンにあたるキャラ）や
その側近のエージェント・ストーンも登場していて、
前作を見ていると懐かしさを感じる面々です。
（ただし、逆に前作を見ていないと
前作キャラが非常に多く出て来るの分かりにくいと思います）
アクションシーンが増えた印象
前作は、ソニックとトムの出会いなど、
物語の土台となる部分から描いていて、
戦うキャラクターとしてはソニックと敵のロボトニックぐらいだったため
バトルシーンは比較的少な目な作品でしたが、
今回は戦闘要員としてナックルズやテイルスも登場したこともあって、
前作よりもバトル描写は増えた印象です。
特に、ラストのバトルは前作よりも長々と描かれていて
迫力もあったので十分に楽しむことができました。
展開としては王道なところも多いですが、
それなりにまとまっていたように感じます。
ぼっち生活脱却
前作では、ソニックは”一人全役”で野球をやっていたり、
かなりぼっち感を出していましたが（笑）
今作では、前作で知り合った人間のトムたちと共に
暮らしているほか、ナックルズやテイルスとも絆を結んだために、
ぼっち生活を無事に脱却できていました！笑
今回のラストでは、野球場のシーンがまた出てきて
1の時と違い、ナックルズやテイルス、トムたちも交えて
野球を楽しむ様子が描かれるなど、
1の時とは随分変わったな、と感じさせるラストでした。
成長を感じる描写としてはいい感じですね！
ラストの結末は…？
映画の序盤～中盤にかけては、新たに登場した
ナックルズとの戦いも描かれますが、
終盤ではロボトニックがナックルズを裏切ったため、
ソニック・ナックルズ・テイルスの三人で
ロボトニックに挑むことになります。
ロボトニックはマスターエメラルドの力で、
巨大ロボットを建造、その力でソニックたちを圧倒しますが
最後はソニックらのコンビネーションと、トムの救援によって
ソニックがマスターエメラルドの力を得て、
ドクターロボトニックを撃破、
無事に事件は解決しました。
その後は野球場のシーンで楽しそうにしているソニックたちが
描かれて物語は終わりますが
ロボトニックは消息不明、エージェントストーンが
特殊部隊に紛れて暗躍している様子が描かれて、
さらにはシャドウの存在が語られるなど、
まだシリーズは続きそうな気配を見せていました。
実際に続編の公開も予定されており、
今度はシャドウが絡んでくる物語が展開されるものと
思われます。
作中の犠牲者ネタバレ
「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」の
作中で犠牲になった主要キャラクターは
特にいませんでした。
ロボトニックは、メカの崩壊に巻き込まれて
そのまま消息を絶っていて、
特殊部隊の隊長は「生きてはいまい」と言っていましたが
展開的にはまだ生きてそうな感じですね（笑）
