プレイステーション4やSteamで配信された
リズムゲーム「ソーナービート」を
実際に遊んだ感想をお話していきます。
ストーリーこそ
”潜水艦が敵の攻撃を受けている”という
（※購入ページの設定紹介に記載）重々しいものですが
ゲーム内容自体は
とてもシンプルな音ゲーで、
怖い要素だとか、ストーリー演出だとか、
そういったものはなく、
純粋にリズムゲームとして楽しめる作品です。
※私がプレイしたのはPS4版です。
基本的名内容はSteam版でも同じです。
円形のリズムゲーム
ソーナービートは円形のリズムゲームで、
周囲から迫って来るアイコンに応じた操作をして、
アイコンが中心部に迫ってきてしまう前に
それを消滅させることを目的としています。
連続でボタン入力に成功していると
スコアも高くなっていくなど、
リズムゲーム定番の要素もありますね。
ボタン入力はミスしても
”その場でアウト”とはならずに
中心部に来るまで何回かチャンスがあるので
比較的優しい作りのリズムゲームに感じました。
慣れるまでは少し違和感もあるかも
ソーナービートは最初にチュートリアルがあり、
チュートリアルは日本語表記にも対応は
していますが、
若干、文章が分かりにくい（2ボタン同時押しのところ）ところがあり、
最初、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
また、曲が続けて再生されていくため、
最初は”どこでセーブされているのか”少しわかりにくいなど
洋ゲーらしい部分を感じるところもあります。
とは言え、ゲームそのもののルール自体は
シンプルな内容で、難しい内容ではありませんので、
一度慣れてしまえばすんなりとゲームに集中は
できると思います。
曲数はそんなに多くない
曲は1曲ずつアンロックされていき、
順番に進んでいく形式ですが、
そんなに曲数は多くなく、
全てをプレイするだけであれば、
割とあっさり、ゲームは終了します。
曲自体は私は知らない曲（オリジナルなのか、
誰かの曲なのか分からない、という意味です）でしたが、
雰囲気は出ていると思いますし、
悪くはないと思います。
ロード時間が若干長め
私はロード時間を気にしないタイプなので
個人的な評価で言えばマイナスにはなっていませんが、
客観的に見て
”ロード時間は少し長め”だとは思います。
レースゲームのように1分近くかかったりすることは
ありませんが、
”このグラフィックの感じのゲーム”にしては
読み込み時間はそれなりに長いので、
人によっては気になる可能性があります。
曲を開始する前や、曲が終わった後など、
そこそこの回数ロードが入り、
それぞれ、それなりの時間、ロードするので
ロードが苦手な方は注意してください。
トロフィーは比較的簡単に入手できるも、何故か英語
トロフィーは比較的簡単に入手できますが、
この価格帯のゲームとしては
”総トロフィー数”は非常に多く、
プラチナトロフィーまでご丁寧に用意されています。
実際にゲームを開始してみると分かると思いますが
特に最初の方はポンポントロフィーが獲得できるので、
トロフィー集めをしている人にとっては
そういう面も嬉しいゲームだと思います。
プラチナトロフィーの獲得率を見ても
10％を超えている（2023年2月現在）ので、
これはプラチナトロフィーの中では
比較的割合としては高いゲームです。
このことからも、
トロフィーの入手のしやすさが
分かるのではないでしょうか。
ただし、ゲーム内は日本語ローカライズされているのにも
関わらず、何故かトロフィーは全部英語なので、
英語が読めない場合、
トロフィーの条件を確認するのは
面倒に感じる人もいると思います。
元々ローカライズされていないゲームなら
仕方ありませんが、
ローカライズされているゲームで
”中途半端にトロフィーだけローカライズされていない”のは
個人的には少しどうかと思いますね。
この点は残念に感じました。
グラフィックや世界観は良い感じ
グラフィックはシンプルですが
雰囲気はよく出ていて、
光の演出などに関しては私も好きな作品でした。
もちろん、価格相応のシンプルさではありますが
少し幻想的な感じもあり、
なかなか良い雰囲気が出ています。
派手さはありませんし、全体的に暗い感じではあるものの、
個人的には雰囲気としては好きでした。
なお、最初にも触れた通り、
一応ストーリーとしては
”攻撃を受けている潜水艦”というストーリーが
あるようですが、
ゲーム本編でそのことが長々語られたり、ムービーが挿入されたり、
キャラクターが登場して色々喋り出したりすることは
ないので、あくまでも昔のゲームによくあった
”テキストで一応のストーリーだけ存在している”感じの、
そんな感じのゲームになっています。
ソーナービート2は発売されていないの？
現時点では「ソーナービート2」という作品は
確認できず、発売されていません。
もしも発売されるとしたら
またダウンロード専売になるとは思いますが、
もし”次”があるとするのであれば、
もう少し爽快感のあるようなエフェクトや演出にすると
より快適に、気持ちよくリズムゲームとして
遊べるような、そんな感じが個人的にはしました。
基本的なシステムは
”ソーナービート”の名前で続編として出すのであれば
このままが良いと思いますから、
そこからさらに味付けをしていく感じでしょうか。
あとは…次回作がもしもあって
ローカライズして発売するのであれば
”ちゃんとトロフィーの方もローカライズ”してくれた方が
遊ぶ側としては助かりますね…。
