タイトーから発売されたベルトスクロールアクションゲーム
「ルナーク」を実際に遊んだ感想をお話していきます。
ファイナルファイトやべアナックルなど、
この当時流行っていたジャンルのゲームですが、
この「ルナーク」は結構独特な部分も多い作品に
なっています。
遊んだ感想から、遊べる機種、隠し要素・裏技などに
ついて、詳しくお話をしていきます。
ルナークを遊べる機種は？
「ルナーク」は、あまり家庭用ゲーム機には移植されていませんが、
現時点では3機種で遊ぶことができます。
・メガドライブ
・プレイステーション2（※タイトーメモリーズ上巻に収録）
・イーグレットツーミニ
このうち、単体での発売はメガドライブ版のみで、
残りは他のゲームとセットで収録されている形になります。
※私が遊んだのはタイトーメモリーズ版と
イーグレットツーミニ版になります。
非常に敵の数が多い
ベルトスクロール系のゲームは
私も、ファイナルファイトやラッシングビート、
ベアナックル他、多数遊んでいますが、
「ルナーク」は、異常すぎるほどまでに
敵の数が多いですね（笑）
ある意味爽快感もありますが、
何もできないままボコボコにされてしまうようなこともあるので
好き・嫌いが分かれるかも…という印象です。
また、”敵の種類”が
ベルトスクロール系のアクションの中では非常に少なく、
ボスを除くと、1面からほぼ全種の敵が出現し、
後はずっと”同じ連中”との戦いになるので、
この部分は少し気になったところかもしれません。
クローンなのか？と思うぐらいに同じ人間まみれ…笑
ファイナルファイトと比べると”かなり”
敵の種類が少ないです。
武器の種類は逆に豊富
敵の種類は少ないのですが、一方で、
武器の種類は非常に豊富で、
色々な種類が存在しています。
いずれの武器も結構強力で、
素手よりも圧倒的に強いので、
攻略のためにも、必要不可欠な存在になっています。
武器の種類が多い、という点については
個人的にプラスだと思います。
難易度がかなり高い印象
私はタイトーメモリーズ版とイーグレットツーミニ版での
プレイなので、”何度でもコンティニュー”して
強引にクリアしましたが
後半は特に”ゲームオーバーになりまくっている”ので、
難易度は相当高い印象です。
ラスボスの謎の虫（？）もかなり厄介でしたね…。
回復アイテムが（多分）作中では存在していなかったと思いますし、
一人やられるとゲームオーバーになってしまうので、
元々アーケード版だったと聞くと、それだけで
恐怖を感じてしまいます（笑）
※アーケード版だと、ゲームオーバーになる度に100円かかるはずなので）
ストーリーはおまけ程度
一応、主人公の所属する団体が、
動物たちを傷つけようとするベルサー動物保護法人なる団体と
戦っていくというストーリーはありますが、
ゲーム中にムービーシーンなどはほぼ存在せず、
会話もほとんどないので、
淡々とゲームが進んでいきます。
演出があまりにも淡々としているので
オープニングや、途中の動物救出シーンなどを含め、
逆に笑えてしまうようなつくりも特徴的ですね（笑）
なお、ラストは唐突に人間ではなく謎の虫が
出現し、画面が急にうねうねし始めるなど、
かなり不気味な演出が描かれていて
妙に恐怖心を煽るのも、特徴的ですね…
音楽は意外と耳に残る
そんなに曲数は多くなかったですが、
よくかかっているBGM（曲名は分かりませんが）は、
結構耳に残りますね。
ルナークの世界観の雰囲気にも
合っているように思います。
イーグレットツーミニのサントラにも収録されていたので
時々聞いています（笑）
横スクロールステージが特徴的
基本的に、ジャングルっぽいところを
終始移動するような感じですが、
終盤に、炎の洞窟のような場所を
移動していく横スクロールアクションゲームのような
ステージがあり、これは非常に珍しく感じましたね。
私が今のところ遊んだことのある
ベルトスクロール系のアクションゲームでは
あまり見たことのない演出でした。
敵は出現せず、ジャンプしながら
溶岩に落ちないように進む、という
どことなくマリオ的な、そんな感じを感じさせるステージです。
ただ…、
それにしてもベルトスクロールアクションゲームの動きで、
こういうアスレチック的なものをやらされるのは
なかなか難しかったですし、印象には残りましたが
あまり向いていないような気はします。
隠し要素や裏技は？
「ルナーク」の隠し要素や裏技は特にありません。
クリアしても特に何も解放されることはありませんし、
隠しコマンドなども特に無さそうです。
メガドライブ版、アーケード版（タイトーメモリーズや
イーグレットツーミニ収録）どちらも
裏技は特に存在していません。
ルナーク2は発売されているの？
「ルナーク」は、発売後、特に続編が
発売されることもなかったため
「ルナーク2」にあたるタイトルや
「ルナーク外伝」にあたるタイトルは存在しておらず、
家庭用ゲーム機への移植も少なめです。
今ではベルトスクロールアクションゲームの
ブームは終わってしまいましたし、
タイトー自体も以前よりゲームを発売しなくなってしまったため
「ルナーク2」が発売される可能性としては
非常に薄いようには思います。
また、仮にルナーク2を発売したところで、
売上がどうなるかは、実際に発売されなくても
想像できてしまうぐらいに、厳しい結果になると考えられます。
そのため、ルナークの続編については
望むのは難しいでしょうね…
今後も、あるとすれば”過去ゲームの詰め合わせ”に
登場するぐらい、になるのではないでしょうか。
