映画「レフトビハインド」は2014年(国内では2015年)に
公開された映画で、
突如として世界中で謎の消失現象が発生し、
大勢の人間が消滅、取り残された人々の混乱を
描いていく物語が展開されます。
主に主人公家族の父親と娘の視点が交互に
描かれる形で、
パイロットの父親は旅客機の操縦中に消失現象に遭遇、
飛行機の墜落の危機を迎える中奮戦する様子が描かれ、
娘の方は地上で弟とショッピングモールに来ている最中だったため、
主に”地上側での混乱”が描かれて行きます。
こちらの映画を実際に見た感想をお話していきます。
原作は存在するの?
本作は1995年に出版された小説を原作とした
作品になっていて、
その作品の映画化にあたる作品です。
ただ、小説を見たことがないと意味を理解できない!とか、
そういった作品ではありませんので
小説版を見たことがない人でも、映画自体は楽しむことができますし、
内容は理解できると思います。
サイト管理人自身も原作の方は見たことがありませんでしたが、
映画自体はちゃんと理解できました!
消滅した後の混乱が一番の見どころに感じる
本作は、主に「消失現象が発生するまで」
「消失現象が発生して大混乱が起きた状態」
「原因判明と旅客機の着陸」の3つの
段階が順番に展開されていくような形で
物語が描かれて行きます。
このうちの序盤は、”そこそこよく見る感じの話”で
絆はありながらも、なかなかその関係が上手く行っていない
家族の様子が描かれます。
(洋画だとこういう感じの展開は結構見かけますね)
その後、中盤に入ると消失現象が発生し、大混乱が発生、
急に大勢の人間が消えてしまうと”どうなるのか”というところは
物語としては非常に興味深いところでしたし、
その混乱模様が描かれていて、”この先どうなってしまうのか”や、
”どうやって解決するのか”など、
先も気になる描かれ方になっていました。
ただ…個人的にはそこまでの部分が一番の見どころで、
それ以降に関しては少しトーンダウンしてしまったという
印象を受けました。
原因や終盤の展開は人を選ぶ
どうして突然大勢の人が消えてしまったのか。
この映画を見ている人であれば
気になる部分だと思いますし、
私自身もその部分は気になりつつ本作を視聴しました。
ただ…その原因は”神によるもの”という理由で、
消えた人々は天国に連れていかれたのだと、
割と映画を見ている側からすると唐突に、
そんなことを言い出します。
実際に、映画内で”絶対にそうだ”という根拠は
示されていないような気もしますが、
登場人物たちはそれに納得している様子を見せていて、
このあたりは少し”え…?”という印象を個人的には受けました。
ただ、文化的な違いかな…?とも思うので、
”見る人によって”感じ方は大きく変わるような、
そんな展開に思えましたね。
人によっては納得できる結末なのだと思いますし、
人によっては「???」になってしまう結末…
という感じの印象でした。
最終的に解決はしていない
物語中盤ぐらいまでは、
どのような原因でこれが起きて、
最終的にどう決着がつくのか、ということを
楽しみにしながら見ていましたが
結局、起きた事態に対する”決着”はつかないまま
終わってしまいました。
ラストの結末のネタバレとしては
燃料切れが迫り、墜落しそうになる父親の旅客機と、
地上にいた娘の連絡が取れて、
協力して着陸を試みることになり、
ギリギリのところで犠牲者を出さずに着陸、
父親と娘が無事に再会するところで物語は終わってしまいます。
結局のところ、消滅した人々は戻ってきておらず、
大勢の人が消えて大混乱の状態に陥った状況もそのままという状態で
親子が無事に再会して、旅客機が無事に着陸できた以外は、
解決しないまま終わってしまう…という結末でした。
そのため、人によっては”中途半端な状態で終わってしまった”と
感じると思いますし、
「え?この先どうするの…?」と感じてしまうような終わり方で、
この点も大きく人を選びそうな印象を受けました。
作中の犠牲者ネタバレ
「レフトビハインド」の作中で犠牲になってしまった
登場人物たちをご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。
(※ただし、消滅したタイミングは同じのため、
作中で消滅したことが判明したタイミングの順番に
並べてあります)
〇レイミー
クローイの弟。共にモールに出かけていた際に
消滅現象が発生し、消滅してしまう。
〇クリス
相方のパイロット。消滅現象発生後、
レイが操縦席に戻ると既に消滅していた。
〇キミー
航空機の客室乗務員。消滅現象発生後に
消滅しているのをハティーが発見する。
〇アイリーン
クローイの母親。
謎の消滅現象発生後、クローイが家に帰宅するも
既に消滅した後だった。
続編は?レフトビハインド2は存在するの?
2014年公開の映画「レフトビハインド」自体の続編は
残念ながら現時点では確認することができませんでした。
ただ、原作小説では「レフトビハインド」は
あくまでもスタートの部分であって、
その後も多数のシリーズ作品が展開されています。
2014年の映画自体の直接的な続きは、映画としては
存在していませんが、
原作小説を読むことでこの先の展開も
ある程度補完できるのではないかと思います。
また、映画に関しては
2014年に公開される作品の前にも
映画化されており、そちらに関しては
その後の物語も描かれていますが
やはりこちらも原作の内容を全部
描き切っているわけではありません。
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