アルゼンチン生まれの
シューティングゲーム「Project Root(プロジェクトルート)」を
実際に遊んだ感想をお話していきます。
見た目は結構グラフィックも綺麗そうに見えますし、
面白そうに見えるシューティングゲームですが
実際のところはどうなのでしょうか。
私も次回作にあたる「DOGOS」を先にプレイしていたのですが
DOGOSはそこそこ遊べたので、セールをやっていたタイミングで
前作にあたるこの「Project Root」も購入してみました。
しかし…
どの機種で遊べるの?3機種に発売!
プレイステーション4、XBOXONE、プレイステーションVitaの
3機種で配信されています(他にPCでも出ているみたいですね)
いずれも、パッケージ版は存在していないため、
どの機種で購入する場合も、ダウンロード専売となります。
価格はそこそこですが、
時々セールが行われることもあり、
私もセールで購入しているので、
セールを待つ、というのも一つの手になりますね。
パッケージ版の発売予定は現時点では特になく、
今後も発売は難しいと思います。
「機種ごとの違い」に関しては
内容はどの機種版でも同じです。
Vita版は携帯できる、など
ハードの特徴による違いが存在する程度ですね。
全方位型のシューティングゲーム
シューティングゲームとしては
比較的数の少ない「全方位型」です。
自由に全方向に移動できる形式で、
フィールドをある程度自由に移動できる感じです。
強制的に縦方向や横方向にスクロールしていくわけではなく
任意スクロールの形が取られている作品ですね。
フィールド自体もそこそこ広かった印象を受けます。
見た目は面白そう
一見すると「見た目」は面白そうに見える作品で、
結構グラフィックも綺麗な感じです。
購入前にスクリーンショットなどを見てみても、
やはり、面白そうに見えたので購入した…
の、ですが、
…見かけ倒し…でした(笑)
確かに見た目は綺麗で、
グラフィックは申し分ないとは思いますが
内容が…かなり地味で
「思っていたモノと違う」という言葉しか
出てこないような、そんな感じになってしまいます。
爽快感がない
まず、爽快感があまりありません。
全体的に「もっさり」している感じを受けてしまいます。
自分の攻撃が予想以上に貧弱で、
敵をなかなか倒すことができなかったり
敵を倒した際の演出や効果音についても
イマイチ爽快感のあるような感じでは
ありません。
全体的にダラダラと続くような感じですね。
スクロールが強制でないことも、
このゲームに限って言えば、ちょっとマイナスに
なってしまっているような印象で、
ダラダラとしたゲームが永遠と続くような感じを
更に上塗りしてしまっているような印象を
強く受けます。
難易度が無駄に高い
敵が固く、敵の追尾レーザーが
かなり強力だったりと、
理不尽な感じ…というか、
「もう一度挑戦しよう」というやる気を
削いでくるような感じの”高難易度”です。
そのため、途中でやめてしまう人も
多いのではないでしょうか。
私も一度、途中で放り投げました。
「苦労してまでクリアする価値がない」と
そう思ってしまったためですね。
また、このゲームは、ゲームオーバーになると
そのステージの最初からになってしまい
チェックポイントのようなものもありません。
そのため、実力的にクリアできない場合は
進行不可になりますし、
1ステージ1ステージが地味に長いために
終盤でやられたりすると、もう、やる気を
失くしてしまいます。
続編のDOGOSは、その場から
復帰できるような感じ(改善された、とも言えますね)
だったので、この仕様は、この内容との相性は
最悪で、よりやる気を失わせるような、
そんな感じの作りに思えてしまいました。
ストーリーも微妙。洋ゲー感が強すぎる
ストーリーも一応あり、
キャラクターの会話なども多少繰り広げられますが
かなり微妙な感じです。
ストーリー自体は特に面白味もなく、
「先が気になる」という感じではありません。
私はシューティングゲームにストーリー描写を
特に望んだりはしていませんが、
かなり微妙な感じなので
「これならなくても良かったのでは?」と
思ってしまうレベルです。
また、キャラクターデザインから
台詞の言い回しまで
いたるところに「いかにも洋ゲー」という
感じが漂ってしまっており、
これは好みの問題ではありますが
私はダメでした。
無難なつくり。でも微妙
ゲームとしてはある程度は完成しているとは
思いますが、色々微妙なところが多く
最初から最後まで微妙、という感じの内容です。
素材やアイデア自体は悪くはないと思いますし、
致命的なバグがあるわけでもなさそう
(フリーズとかも私は特にしませんでした)なのですが、
それでも、全体的に微妙な感じが
払拭できず、きつい感じがしてしまいます。
私的には
”調味料を入れるのを忘れてしまったシューティングゲーム”
というイメージでした。
続編は存在するの?
一応続編…という感じのタイトルとして
「DOGOS」というものが
同じメーカーから発売されています。
私は、このDOGOSのほうを先にプレイ
していますが、確かに、内容的には
実質上の続編、と言える感じでした。
DOGOSはだいぶ、遊びやすい感じに
なっていたと思いますし、
まだ地味な感じは残ってはいるものの、
「成長」を感じられるシューティングゲームで
あったと思います。
ストーリーの繋がりは無さそうなので、
今から買うならDOGOSのほうが良いとは思います。
DOGOSが合わない方は
こっちは「ほぼ確実に合わない」ので注意です。
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