「ぺんぎんくんWARS」はUPLから発売され、
その後ファミコンなどに別会社から移植版が
発売されたタイトルです。
ぺんぎんや、他の動物たちが
ボールを相手のコートに打ち合って、
よりたくさんのボールを相手のコートに送り込んだ方が
勝ちになる、という内容のゲームですね。
実際にこちらのファミコン版を遊んだ感想を
お話していきます。
※リメイク版の
「ぺんぎんくんギラギラWARS」については
⇒ぺんぎんくんギラギラWARSのレビューを参考にしてみてください。
こちらでは、初代のぺんぎんくんWARSの方について
お話していきます。
複数の機種に移植！遊べる機種は？
初代「ぺんぎんくんWARS」が遊べるゲーム機は
下記の通りになっています。
・ファミコン
・ゲームボーイ
・ニンテンドースイッチ
・プレイステーション４
この4機種ですね。
後はアーケード版（ゲームセンターなど）や、
携帯電話、スマホ、PC（MSXなど）に
それぞれ発売されています。
ファミコンとゲームボーイ版は
パッケージ版が発売されていますが、
プレイステーション4とニンテンドースイッチ版は
”アーケードアーカイブス”での配信で、
ダウンロード専売となっているため、
パッケージ版については発売されていません。
リメイク版の「ぺんぎんくんギラギラWARS」に関しては
プレイステーション4とニンテンドースイッチに
発売されています（こちらもダウンロード専売です）
※私がプレイしたのはファミコン版になります。
シンプルなルールで楽しめる作品
ルールとしては非常にシンプルで、
制限時間内にボールをなるべく相手のコートの方に
打ち込み、時間切れになった際に、
自分のコート内にボールが少なかった方が勝利する、
という内容になっています。
制限時間が来る前でも、
”全てのボールを相手コートに送り込むことができれば”
その時点で勝利になる、などの要素もありますが
内容としては非常にシンプルで分かりやすい作品に
なっています。
絶妙に思い通りにいかない感じも良い感じ
人によってはイライラする要素になるとは
思いますが、相手のコートから飛んできたボールが
自分にあたってしまうと、しばらく行動不能になって、
相手に一気に逆転されてしまうようなこともあります。
行動不能になっている状態で、
相手コートからどんどんボールが叩きこまれる状況の
何とも言えない、もどかしさも妙に癖になる感じの
作品です。
結構気を付けていても、次から次へとボールが
飛んでくるので当たってしまう場面も多く、
なかなか思い通りにいかない奥深さがあります。
ルール自体は簡単ですが、
ゲーム自体は結構、白熱した展開に
なることも多いですね。
印象に残るBGM
ゲーム中に使われているBGMが
妙に印象に残りますね…。
ファミコンは小さい頃に遊んで、その時
使っていた本体が故障してしまったため、
ある程度大きくなるまでしばらく遊べない状態が
続いていた時期があったのですが、
何年もしてから久しぶりにニューファミコンを手に入れて
遊んだ時にも、
このゲームの音楽は、強烈に覚えていました。
「やっぱりこの曲だった！」という感じですね…
他のゲームの曲も、
小さい頃に遊んだときに何個か覚えていましたが
（例えばディグダグⅡとかメトロクロスとか）
ぺんぎんくんWARSは、その中でも強烈に
印象に残っていた作品の一つですね。
難易度は慣れるまで高いかも
ルール自体は非常に簡単ですし、
操作方法もとても簡単な作品ですが、
ゲーム自体の難易度に関しては
”慣れる”までは難しく感じる人も
いるかもしれません。
と、いうのもCPUが意外と見た目のイメージよりかは
強いので、実際に手際よく動けるようになるまでは
相手からボールが飛んできて、ダウンする状態が続いて
いつの間にか負けていた…
みたいなことになってしまうことも多いです。
見た目はとても可愛らしいゲームですが、
案外、実際に遊んでみると
”見た目以上に手ごわい”印象を
受ける作品でした。
隠し要素や裏技は？
初代ぺんぎんくんWARSの隠し要素や裏技について
解説していきます。
・周回数セレクトができる（ゲームボーイ版）
キャラクターセレクト画面で十字キー左＋Bボタンを押しながら
キャラクターを決定する。
成功すると画面の下の方に周回数を示す数字が出現するので、
その数字を切り替えることで、好きな周回数から
ゲームを始めることができる。
ぺんぎんくんWARSの新作発売の可能性は？
「ぺんぎんくんWARS」は、
1985年にアーケード向けに発売されて以降、
様々な機種に移植されてきましたが
いずれも”続編”ではなく”移植”で、
シリーズの「２」にあたるような作品は、
30年以上、発売されていませんでした。
しかし、2017年にフルリメイクの
「ぺんぎんくんギラギラWARS」が発売され、
これが実質上のシリーズ第2弾とも言える作品になっています。
その後は、2019年に「ギラギラ」が、PS4に移植され、
2020年にはアーケードアーカイブスとして
PS4とスイッチに初代が移植されています。
最近になって再びスポットライトが当たった作品…
ではありますが、
今後、新作がポンポン発売されるようになる可能性はやはり低く、
今後、10年で新作が出るような可能性は
低いのではないかと考えられます。
ただ、ギラギラのように、30年以上経過してから
新作が出る可能性もありますので、
またそのうち”遠い未来”、新作が出る可能性としては
全くの0ではない、とは思います。
