PANDORA パンドラ エネミー・イン・ウォーターのレビュー&ネタバレ

SF映画

「PANDORA パンドラ エネミー・イン・ウォーター」は
2023年に公開された映画で、
土星の衛星の一つ、パンドラの調査に訪れていた調査隊が消息を絶ち、
その救出のためにルイス率いる救出チームが
パンドラに向かう…という内容が描かれます。

パンドラには”液状の怪物”が住みついていて、
その怪物との戦いが主に描かれて行きます。

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液状生物との戦い

土星の衛星・パンドラで謎の液状生命体と
戦いを繰り広げるのが作品の主な内容で、
液状生命体は生命体に寄生するような力も持っていて、
主人公たちを苦しめます。

宇宙を舞台としたSF系統の映画ではありますが、
あまり冒険感はなく、狭い空間で
液状生命体と戦っているシーンが多いのも
特徴ですね。

一般的なSF映画をイメージして見ると
少し拍子抜けする部分はあるかもしれません。

ほとんど屋内の場面

土星の衛星・パンドラを舞台とした作品と
なっていますが、
移動中の宇宙船内のシーンと、
パンドラに着陸した医療船内のシーンが
ほとんどとなっており、
せっかく宇宙を舞台としているにも関わらず、
”その様子はほとんど描かれない”のが
特徴的ですね。

予算の都合上なのか、”終始屋内にいたような感じ”のする
映画となっています。

SF系の映画だと、未知の惑星の雰囲気を
どのように演出するかも
個人的には見どころの一つだと思っているので
そのあたりの部分が薄いのは残念でした。

外のシーンもあるにはあるのですが
少しな上に、水辺みたいな場所しか出て来ない上に、
明らかに地球のどこか(まぁ、他の映画もみんな基本は地球なわけですが…)だと
分かってしまうような感じになっているので、
微妙な感じがしてしまいます。

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終始同じようなことをしている感じも

液状生物との戦いをメインに描く本作ですが
医療船の中に避難してからは
ダラダラとした展開が続き、
あまり物語は進みません。

最終的に、衛星パンドラに上陸⇒チームを救出⇒脱出を
するだけなのですが、
物語の進行が結構ダラダラとした感じなので、
展開自体はスローペースな感じです。

その割に最後の方は急に駆け足気味になったりと、
少しバランスが取れていないような感じはありました。

未知の脅威は多少感じる

本作で敵となる液状生命体は、
最初のうちは得体の知れない感じは出ていて、
寄生してしまう部分だとか、
そういった部分の”未知なる恐怖”は
多少は演出できていたように思います。

何がいるのかよく分からないような状態や、
救出された調査隊の様子がおかしい点など、
そういった部分の”不気味な感じ”は
悪くはなかったように感じました。

雑な部分もそれなりに…

物語の展開が、若干雑に感じるような部分も多く、
”感染”を恐れて、宇宙船の船長は、
主人公たちを宇宙船に帰還させることを恐れていますが、
主人公たちの割と雑な報告(完全に謎の生命体を撃退できたか不明な感じ)を
受け入れてそれを迎え入れたり、
結果的に、パンドラの未知の生物が宇宙船内にも侵入してしまうような
そんな事態を招いていたり、
途中で、仲間の中に入り込んだ液状生命体に
仲間の開放を要求するシーンも、
妙にあっさりと解放したりと、
何となく展開上雑に感じる部分もそれなりにありました。

「え?それで解決するの?」みたいな対処法で
解決させようとするような場面もあったりと、
細かいところは深く考えないようにして
楽しんだ方がいい作品ですね。

個性的な雰囲気のキャラはあまり活かされていない?

救助隊の面々は、最初は名前が紹介されるシーンも
あったりして、個性的な雰囲気を出していますが
得意なことが生かされないままどんどん脱落していき、
いつの間にか残り三人ぐらいまで減っています(笑)

妙に特撮っぽい雰囲気の船長や、
地球に待機している司令官も含めて、
個性的そうな雰囲気の登場人物がいながら、
あまりそれを活かすことができていないような感じは、
少し勿体なかったようにも感じます。

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最終的な結末は?それで大丈夫なのか不安

最終的にはパンドラからの脱出に成功したものの、
パンドラに巣食っていた謎の液状生物が
追撃を仕掛けてきて、宇宙船にも乗り込んできます。

宇宙船内でその液状生物と交戦状態になり、
ブラッドリー大佐が犠牲になる中、
地球側からは「感染源を持ち込まれたくない」として、
核が宇宙船めがけて発射されて、
その危機にも晒されます。

最終的に主人公たちは宇宙船を切り離す形で、
液状生物たちから逃れ、
核は宇宙船の本体に直撃、液状生物は
宇宙船もろとも葬られることになり、主人公たちは
無事に地球に着陸したところで、
物語は終了となります。

ただ、”このあと”地球側が、主人公たちを
ちゃんと受け入れてくれるかどうかは不透明で、
最悪の場合、このまま捕らえられて…なんてことも
ありそうな感じだったので、
その点は不穏ですね…。
(映画内は、地球に着陸してめでたしめでたしで終わっているので
そのあとどうなってしまったのかは分かりません)

作中の犠牲者ネタバレ

「PANDORA パンドラ エネミー・イン・ウォーター」の作中で
犠牲になってしまった登場人物たちをご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。

〇マーカス
救出チームの一人。水から出現した怪物に投げ飛ばされて犠牲に。

〇アリー
救出チームの一人。無線の専門家。
地割れのようなものに巻き込まれて犠牲に。

〇カイル
調査隊の一人。一度救出されるも
治療中に突然水を吐き出して命を落とす。

〇ブラッドリー大佐
救出チームの現場を指揮する人物。
終盤の脱出の際に、宇宙船に入り込んだ
液状生物の奇襲攻撃を受けて命を落とす。

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