「スケッチブックレーシング」は
2020年に発売されたアクション系のゲームです。
”レーシング”と題名にありますが、
カーアクションのような感じで、
車でゴールを目指すスタイルの作品になっています。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
かなり癖の強い作品
ゲームを遊んだ感想としては”かなり癖の強い作品”で
合う人は楽しめると思いますし、
合わない人は、逆にゲーム自体をあまり楽しめないまま
プレイを終えてしまう感じが、
他のゲームよりも強いかな?という印象の内容でした。
世界観や雰囲気などにかなり癖があるので、
スクリーンショットなどを見て見て、
事前に大丈夫そうかどうか、考えてから
購入した方が良いかとは思います。
純粋なレースゲームではない
タイムアタック的な要素はありますが
基本的にはどちらかと言うと”アクションゲーム”な感じで、
落下したり、トラップに引っかかったりせずに
いち早くゴールを目指していくスタイルの作品です。
そのため、純粋に車で速さを競うようなレースゲームを
探している人は、
題名自体は”スケッチブックレーシング”にはなっていますが
あまりレースっぽくはないので、この点は注意が必要になります。
かなり画面が賑やかで混沌としている感じ
全体的に、かなり画面が賑やかな感じで、
良くいえば賑やか、悪く言えば混沌としている感じです。
ステージセレクト画面からかなりごちゃごちゃした感じに
なっていますし、
ゲームを開始したあとは、文字が度々表示されたりして、
騒がしく感じてしまうような印象を
個人的には受けました。
落ち着いて遊ぶ感じではないので、
この辺りは気になる人も多いのではないでしょうか。
個人的にも、あまりこの世界観や雰囲気は
合わないような、そんな気がしました。
ただ、これは好みの問題なので、
ゲーム自体が悪い、ということではなく
あくまでも”人を選ぶ”ということで、
私にはあまり合わなかった、というだけですね。
(合わなかったものは素直にそう書かないと
レビューを書いている意味がないですからね)
また、若干画面の点滅を伴なうような演出が
あるのは(私は大丈夫ですが)少し気になりました。
ローカライズが少し怪しい
ゲーム中に文字が色々表示されるのですが
その内容が少し怪しい感じで、
(翻訳が不完全な印象を受ける)
この点は少し残念に感じました。
一応、日本語には対応していますし、
その言いたいことは通じるのですが
どことなく洋ゲーの雰囲気が強いというか、
そんな感じになってしまっています。
(単にノリが良い雰囲気を出そうとして
そうなっているだけの可能性もありますが
気になる人は気になると思います)
「作る」要素を楽しめる作品
ステージ自体が未完成になっているところもあって、
そのステージを自分で完成させてゴールを目指す、という
内容の作品になっているので、
走るだけではなく、作る要素も盛り込まれた作品ですね。
それで、スケッチブックレーシングというタイトルに
なっているわけですね。
この点は、個人的には面白い仕組みだと思いますし、
斬新さを感じることができたので〇です。
また、それほど定価の高いゲームではありませんが、
ステージエディットも用意されていますし、
こういった色々と盛り込まれている部分に関しても、
個人的には評価できる部分ではないかと思います。
結構、要素としてはちゃんと揃っているので、
あとは、自分との好みが合うかどうかが
大事になってくる作品に感じます。
マルチプレイにも対応している
マルチプレイにも対応していて、
オフラインやオンラインでの対戦も可能です。
この価格帯でしっかりオンラインに対応しているところも
評価できる点と言えます。
ただ、私自身は前述のようにあまりゲーム自体との
相性が残念ながら合わなかったので、
オンラインプレイもプレイできませんでしたが
(やろうとした時はマッチングしなかったので
もしかするともうプレイ人口が少ないのかもしれません)、
オンラインプレイも収録されているので、
対戦用としても一緒に楽しもうとしているのであれば、
そういった遊び方もできると思います。
若干説明が不足している感じも
ゲームでは、序盤にステージを進めていると、
一応、説明は表示されますが
若干、ギミックなどの説明が不足しているような
そんな印象は受けました。
また、ローカライズが少し怪しい気がするので、
ルール自体は難しいわけではありませんが、
説明面はそんなに充実しているような
感じはしませんでした。
ゲームの見た目から受けるイメージよりも
全体的に難しいので、
その点は覚悟して購入した方が良いのは
確かです。
続編は発売されているの?
現時点では、
特に「スケッチブックレーシング2」という名前の
タイトルは発売されていません。
ただ、続編が出る可能性は、
ダウンロード専売系の小規模なソフトの場合は
十分にあると思いますし、
開発元は違うとは言え、同じ会社から配信された
ダウンロード専売ソフトの中には続編が
出たものもそれなりにあります。
そのため、もしかしたら出る可能性は
十分にあると思います。
個人的には、
もしも次回作があるのであれば
もう少し画面の演出を収めにしつつ、
世界観が万人受けするような感じに
癖の強さを抜くことができれば、
もう少し遊び安い作品になるかな?という
印象を受けた作品でした。
続編が出た時には、発売日買う…ということは
個人的には無さそうですが
内容次第では後から購入することはありそうな感じ…というところですね!