フォゾンのレビュー!思い通りにいかないもどかしさを味わえる作品!

アクション

ナムコ(現在のバンダイナムコ)から
発売された「フォゾン」は、
独特な世界観が特徴的なゲームソフトですね。

アーケードゲームとして発売された作品ですが、
その後は家庭用ゲーム機向けにも
移植が行われたタイトルです。

そんな「フォゾン」を遊んだ感想をお話していきます。

※私が遊んだのは「ナムコミュージアムVol3(PS1)」に
収録されているフォゾンです。

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どのゲーム機で遊べるの?

フォゾンが遊べるのは、下記のゲーム機となります。

・プレイステーション1
・プレイステーション4
・ニンテンドースイッチ

「フォゾン」単体での家庭用ゲーム機への移植は
なかなか行われておらず「他のソフトとセット」のもの
ばかりでしたが、2021年にようやく、フォゾン単体での
移植も行われました。

家庭用ゲーム機向けだと、現在は
プレイステーション1で発売された「ナムコミュージアムVol3」に
収録されているものと、
プレイステーション4・ニンテンドースイッチ向けに
ダウンロード専売で発売された
「アーケードアーカイブス フォゾン」のみ遊ぶことができます。

他の機種には、現時点では移植は行われていません。

見本と同じ形を作るゲーム

細胞のようなキャラクターが浮遊する
カラフルな世界観を舞台に、
敵を回避しながら、お手本と同じ形を
作ることを目的としたゲームです。

敵を避けながら、飛んでくる物体を自機に
くっつけていく感じのゲームなのですが、
これがなかなか思い通りにいかず、
難しい感じです(笑)

序盤はそうでもないですが、
中盤以降からだんだんと難しくなってきて、
「あ!そっちじゃない!」「そうじゃない!」みたいな感じに
自分の意図しないところにパーツがくっついてしまったりして、
かなりもどかしさを感じることができる作品ですね。

敵を避けようとすれば、お手本と違う形になってしまい、
お手本通りの形に完成させることを優先すれば敵にぶつかってしまう…
そんな、絶妙な難しさのタイトルになっています。

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世界観がかなり独特

レトロゲームの時代の作品なので、
現代から見ると、非常に簡素な作りの作品ではありますが、
当時の作品の中で見ても、異色な世界観の作品ですね。

青い背景にカラフルな球体などが飛び交う世界…
どことなく、細胞っぽさを感じさせるような、
何とも言えない世界観です。

言葉では伝えるのが難しい感じの世界観なので
実際にその空気に触れてみる、というのが
一番わかりやすいかもしれません。

BGMに関しても、かなり独特な感じで、
「フォゾンの世界観」とはかなりあっているような感じがします。

画面が賑やかなのはお気に入り

ゲーム中に登場する球体や敵などは
全体的にカラフルで、
画面が賑やかな感じなのは個人的にお気に入りです。

実際にゲームをプレイすると、
「賑やか」なんて言ってられない内容ですが、
見た目は、当時のゲームの中でも
私は個人的には好きですね。

独創性にも溢れている感じです。

(それだけに好き嫌いが分かれそうな感じもありますが)

難易度は高く感じる。イライラする人には不向き?

中盤以降、なかなか思い通りに動けないこともあり、
イライラする人にはあまり向いていないかなぁ…という
印象のゲームです。

難易度も全体的に高いように私は感じましたし、
ナムコミュージアム3で結構プレイしましたが、
最後まではクリアできませんでした…!
(一応全9ワールドになっているようですが、
私は最後までは到達できませんでした)

操作自体は非常に簡単なので、
あとは実力の問題…というところですね。

シューティングっぽい要素も

ワールドとワールドの間には
シューティングゲーム形式の
チャレンジステージも用意されています。

普段のステージでは基本的に逃げるしかない
敵に対して反撃できる場面ですね。

あくまでもおまけなので、
本格的なシューティングゲーム、というわけでもなく
ミニゲームレベルですが、
メインのステージたちは、
ずっと極度の緊張感の中プレイする感じなので、
こういう”息抜き”要素があることは
良いことに思います!

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攻略本やサントラは発売されているの?

フォゾンの攻略本は特に発売されていません。
そもそも、家庭用ゲーム機向けへの移植が
当時、行われていなかったので、
なかなか攻略本…というわけにはいきません。

ただし、ナムコミュージアム3の攻略本が
2種類発売されており、
フォゾンはこのナムコミュージアム3に収録されているため、
一応攻略記事も掲載されています。

なので、どうしてもフォゾンの攻略を見たい!という方は
探してみるのもいいかもしれません。
(私も1冊だけ持ってます)

サントラはフォゾンのみのCDは出ていませんが
「ナムコサウンドミュージアム from X68000」というCDに
フォゾンの楽曲も入っている模様です。

フォゾンの続編は発売されているの?

フォゾンは1983年にアーケード向けに
発売されたゲームですが、
その後、続編などが発売されることはなく、
「フォゾン2」にあたるソフトは存在していません。

家庭用ゲーム機への移植も、
1996年にナムコミュージアムVO3が発売されるまでの
およそ13年間、一度も行われていませんでしたし、
マイナーな存在であるのは確かです。

その後、2021年にアーケードアーカイブスとして
配信され、家庭用ゲーム機向けでは、25年ぶりの動きとなりましたが、
”続編”が発売される可能性は非常に低いと思いますし、
恐らくでないでしょう。

今後も、ナムコミュージアムシリーズに収録される、などの
動きはあるかもしれませんが
”新しい動き”に関しては、なかなか見れそうにないシリーズです。

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