ニンテンドースイッチ向けに配信された
「スーパーファンキーボーリング」を
実際に遊んだ感想をお話していきます。
題名からすると
ボウリング系ゲームと勘違いしてしまいそうになりますが
実際には「玉転がし」のゲームです。
玉転がしゲーム!ボウリングのゲームではない
「スーパーファンキーボーリング」には
題名に「ボーリング」と入っていますが
実際に遊んでみると
「ピン」と「ボール」がボウリングのものなだけで
実際のところは玉転がしゲームです。
私は玉転がしゲームが好きですし
購入前に理解した上で買っているので全然良いのですが
”ボウリングゲームをやろう!”と思って買うと
落胆する人もいるかもしれないので注意です。
ルールとしては、ステージから落ちないように
ボウリングの玉を転がし(操作は自分で行います。投げたりはしません)、
ステージ中のピンを全て倒すと、ゴールに金色のピンが出現するので
それを倒すとゴール!という内容になっています。
実質上”全てのチェックポイントを通過してゴールを目指す”タイプの
玉転がしゲームになっています。
サクサク遊べて良い感じ
ゲーム自体はとてもサクサクと気軽に遊べる感じで
遊びやすいです。
私はこの系統のゲームも好きなジャンルの一つで、
スイッチでも「マーブルイットアップ」「マインドボールプレイ」
「スカイロール」など、様々なゲームを遊びましたが、
その中でもスーパーファンキーボーリングは
1ステージ1ステージが短く、あっさり遊べるタイプの作品ですね。
システム自体も悪くないと思います。
カメラは酔う人もいるかもしれない
私は3D酔いしない人間なので、全然大丈夫なのですが
ボール転がし系のゲームの中でも
特に激しくカメラが動くので、
人によっては3D酔いする可能性もあります。
また、ワールド3に登場するギミックの
重力反転ギミックは、よりカメラが激しく動き、
難易度も高いため、3D酔いしやすい人には
あまりおすすめできないような気はします。
ステージ数は?
ステージ数は全部で64とされており、
最初からワールド3までは表示されていますが
後は条件を満たすことでアンロックされていく形式ですね。
基本的にロケーションやBGMは3種類+αとなっていて、
少し少なめには感じますが、
価格帯を考えれば妥当な数ですし、十分だと思います。
なお、各ワールドで全て金メダルを獲得すると
「1-B」「2-B」「3-B」などの
隠しエリアが登場するなど、
隠しエリアも用意されています。
やり込み要素は?
各ステージごとに「タイムアタック」のシステムが
採用されていて、
指定時間内にクリアすると金メダルを貰えるなどの
要素も用意されています。
時間制限自体はないので、ゆっくり進んでも良いですが
やり込みとしてタイムアタックにも挑戦できる、
という感じですね。
タイムに関しては私が遊んだ限りでは
”難しすぎず、簡単すぎず”というバランスが
保たれているように感じます。
上でも書いたように、全部金にすると
各ワールドの「B」が登場するなど、
やり込みをするとご褒美もあるのは高評価ですね。
ギミックは少なめ。一部ギミックはきつい
ギミックは比較的少なめで、
ワールド2に登場する赤いピン
(倒すと一定時間浮遊する)と、
ワールド3に登場する青いピン(重力反転)
後は隠しエリアに登場するピンぐらいです。
ただ、個人的にワールド3の重力反転のピンは
「玉転がしゲームとしてはあまり面白さに繋がらない
微妙なギミック」であるという印象で、
無駄に難易度を上げ、カメラもガクガク動きと
非常にやりにくくなってしまっている印象を受けました。
操作が変に反転するので、
非常に難しく、爽快感を大きく損ねている感じが
しますね…。
この点は少し残念に思いました。
ここまで操作しにくいと感じるギミックは
色々な玉転がしをやってきましたが
なかなかないので…。
致命的なバグ?偶然?バグなら改善を期待
最初は大丈夫だったのですが、
ある時からステージをクリアしても
「そのデータが記録されない」状態になってしまいました。
最初はオートセーブが行われていたのですが
ワールド3の後半まで進んだあたりから
セーブはされてるのに(セーブ時間を見る限り)、
プレイ内容が反映されておらず、実質それ以上セーブすることが
できなくなってしまいました。
偶然バグに引っかかったのかバグが起きやすいのかは不明ですが
他のゲームは普通にセーブできているので、
スーパーファンキーボーリングのバグの可能性が高そうです。
一度初期化してやり直してみましたが、どうも
ワールド3を遊んでいると
その症状が出ることが多い気がします。
(そうなると初期化するしかない感じです)
※合計3回、その症状を確認しました。
ただし、プレイした人の多くが遭遇するバグなのか
私の本体との相性的な問題なのか確認しようがないので不明です。
もしも多くの人が引っかかるぐらい出やすいバグなら
ゲームとしてはかなり致命的ですね…。
ただ、再ダウンロード後は今のところ出ていないので、
細かな条件は不明で、たまたま最初のダウンロード時に
不具合があった可能性も0ではありません。
ゲーム内容自体は良いだけに残念です!
日本語には非対応。特に大きな問題はない
スーパーファンキーボーリングは日本語に対応しておらず
ゲーム内は全て英語表記です。
ただ、ストーリーがあるわけではないですし
ルールも簡単で、
オプションで色々設定したりする必要もないので、
特にゲームプレイに大きな支障は感じませんでした。
隠しエリアがアンロックされた際のみ、
それなりに長い文章の英文が表示されますが
特に読めなくても、ゲーム自体に大きな影響はないので
全く英語を読めない人であっても
特にプレイ自体に問題はないと思います。
BGMはなかなか良い感じ
BGMはプレイしていると意外と耳に残る感じの
BGMですね。
何となく昔の「シンプル1500シリーズ」でかかってそうな感じの
曲に聞こえました(笑)
個人的にはワールド2のなぜかちょっと寂しそうな不思議な雰囲気の
あるBGMがお気に入りです。
ワールド1のBGMはシンプル1500シリーズ
(分かる人には分かりそう…?)な雰囲気のBGMでした(笑)
隠し要素や裏技は?
スーパーファンキーボールの隠し要素や裏技を
ご紹介していきます。
(※今後も追記する可能性があります)
・ワールド「B」に挑戦できる
各ワールドの全てのステージを金メダルでクリアすると
そのワールドの「B」が解放される
(例 ワールド1で全部金にするとワールド1Bが出現し、
ワールド2で全部金にするとワールド2Bが出現する)
続編が発売される可能性は?
スーパーファンキーボーリングの続編は
現時点では発売されていません。
が、ダウンロード専売で急に続編が
出ることはよくあることなので
今後も出て来る可能性は十分にあると思います。
ただ、配信元がスイッチでは初登場のメーカーなので、
続編を配信する傾向にあるメーカーなのかどうかは
読み取りにくいのが現状ですね。
〇switchの他のボール転がし系ゲームのレビュー〇
・スカイロール
ゴールを目指すシンプルなボール転がしです。一部バグがあります。
・Marble It Up!(マーブルイットアップ)
こちらはレースではなく、ステージクリアが目的なタイプのボール転がしです。
・Marble It Up! Ultra
上記の作品の続編にあたるゲームです。
・Mindball Play (マインドボール プレイ)
タイムアタック型のボール転がしゲームです。
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本作以外のニンテンドースイッチソフトのレビューは↑をご覧ください。