「バイナリースターインフィニティ」は
赤・白・黒の3色の画面構成が特徴的な
横スクロールのシューティングゲームです。
見た目が別の意味でインパクトのある作品ですね。
ニンテンドースイッチやSteam向けに配信されていて、
時々セール（スイッチ）も行われています。
そんな作品を実際に遊んだ感想をお話していきます。
白と黒と赤…3色のシューティングゲーム
”あえて”なのだと思いますが
このゲームに使われている色は「白」「黒」「赤」の
3色だけになっていて、
今の時代ではある意味異様な雰囲気を
醸し出しているシューティングゲームですね。
ゲームボーイのような雰囲気にも見えますが
赤色は使われていて、
スイッチでのプレイなので、テレビでもプレイできたりと、
ゲームボーイともまた違った雰囲気…
これが、最大の特徴と言えると思います。
ただ…個人的には”普通に作ってほしかった”気もします（笑）
画面の点滅が少し激しい場面も
白・黒・赤の3色で作っている弊害か、
画面がチカチカしたり、点滅するようなタイミングがあり、
少し目に負担になりそうな印象を受けます。
特に、ボスが出現する際には、警告音と共に
画面が赤にチカチカするのですが、
結構チカチカする印象を受けました。
また、色の関係で少し背景と接触する地形の区別が
つきにくかったり、
全体的に「見にくい」と感じる部分があったのは事実です。
ゲームを実際に遊んだ感じ
”レトロゲーム”を目指している感じでもないような気がしますし
ちょっとこのあたりは中途半端に感じてしまいました。
内容自体は普通のシューティング。爽快感は意外とある
見た目のインパクトの強いシューティングゲームですが
実際に遊んでみると
”案外普通”のシューティングゲームで
見た目のインパクトとは裏腹に”普通に遊べる”内容です。
遊ぶ前は「もっとモッサリとした動き」のイメージが
あったのですが、案外サクサク動く感じなのも
個人的には好印象ですね。
また、効果音が結構派手な感じで、
自機の武器もレベルアップするとそれなりに
派手な攻撃になってくるので、
なかなか爽快感のようなものはあると思います。
もっと地味～に、ダラダラと続く感じの
シューティングゲームを予想していたので、
この点は、遊ぶ前よりも遊んだ後の方が
印象は良くなりましたし、
シューティング好きとしてはそこそこ楽しめました。
音楽に関してもクセはありますが
そこそこ良い感じで、雰囲気は出ている印象でした。
ただ、後述しますがやり込み要素が少ないので
音楽を覚える前に終わってしまって
”いい感じだった気がする”程度の印象しか
なくなってしまってます笑
ステージは全部で8種類。個性は乏しいかも
ステージは全部で8種類となっていて、
各ステージにはボスも用意されています。
ただ、白黒赤の世界なので、
ステージ自体の風景にはあまり変化はなく、
ステージによっては”適当に同じような敵がぽつぽつと配置されてるだけ”な
ところもあるので、
ステージ数は普通のシューティングゲーム並に用意されていますが、
個性には乏しい感じです。
同じ横スクロールシューティングの
「グラディウス」や「アールタイプ」「ダライアス」などと
比較すると、かなりこの部分は差を感じます。
バイナリースターインフィニティをプレイすると
”シューティングゲームのステージに個性は大事だな”と、
再認識できます（笑）
途中でセーブされるので遊びやすい
最初から最後まで全部一気にプレイしないといけない
シューティングゲームもありますが
こちらの作品は「到達したステージから始める」ことも
できるので、例えば一度ステージ3まで進めば、
ステージ１・２・３の好きな場所から
始めることができます。
ステージ３から始めた場合でも、
ちゃんとステージ４、５と進んでいきますし、
進めばそのステージも解放され、
後述するゲームクリアの特典もちゃんと入手することが
できます。
ハイスコアなどを狙う場合はそのやり方では
スコアが稼げませんが
クリア目的なら少しずつサックリと遊べる感じなので、
個人的には、この点も好きな部分の一つです。
ストーリーはおまけレベル
ストーリー自体も一応用意されていますが
ゲームの最初と最後にほんの少しテキストが
あるだけなので、これは”おまけ”レベルです。
シューティングゲームにストーリーを求める人は
あまりいないと思いますが
もしもストーリーに期待してる場合は注意してください！
なお、各ステージにストーリーを示すような
題名がついてますが、
ステージごとにムービーがあるわけでも
テキストがあるわけでもないので、
イマイチ何が起きているのかは分からないです（笑）
やり込み要素は乏しい
やり込み要素は少なく、
全8ステージをクリアすると↓の隠し要素は出現しますが、
後は特に何もありません。
ステージごとの収集要素だとか
そういうものもないので、
1時間もあれば全部クリアできてしまうと思います。
この手のダウンロード専売のシューティングゲームでは
アップグレード要素などがある作品も多いですが、
バイナリースターインフィニティは特に
そういったものもないので、
あまり長続きする感じのゲームではないとは思います。
私自身もクリアまではそこそこ楽しめましたが
クリア後はおまけ要素を遊んで
そのままプレイ終了した感じです。
隠し要素・裏技
バイナリースターインフィニティの
隠し要素と裏技は下記の通りです。
・「サバイバル」が出現する
アーケードモードをクリアする。
・「BOSSラッシュ」が出現する
アーケードモードをクリアする。
