ヴォルフィードのレビュー!個性的な敵が待ち受ける陣取りゲーム!

アクション

「ヴォルフィード」は
タイトーから発売されたアーケードゲームです。

題名こそ異なりますが
「QIX」の続編にあたる作品で、
実際にプレイしてみると、確かにQIXの続編、ということを
感じられる作品ですね。

こちらを実際に遊んだ感想や、
遊べる機種などをそれぞれ解説していきます。

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どの機種で遊べるの?

ヴォルフィードを遊ぶことができるのは
現時点で下記の機種となっています。

・PCエンジン
・メガドライブ
・プレイステーション1(シンプル1500シリーズTHE陣取り として発売)
・プレイステーション2(※タイトーメモリーズⅡ下巻に収録)
・Wii(※バーチャルコンソール)
・イーグレットツーミニ

以上の6機種となっています。
このうち、単体でパッケージで発売されているのは上の3つまでになりますね。

なお、私はPS1版とイーグレットツーミニ版を
それぞれ遊びました。

QIXを継承した続編!

題名こそ違いますが、QIXの続編にあたる作品で、
(間にスーパークイックスもありますが)
基本的なルール自体はクイックスのものを
継承したタイトルになっています。

プレイしている感覚的にもQIXと同じように
遊べるので、QIXを遊んだことがある人には
楽しめる作品なのではないかと思います。

私自身も、同じような気分で楽しめましたし、
ちゃんと”続編”を遊んでいると感じられるような
作品でしたね。

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世界観は少し変わった

ゲームのルール自体は同じですが
世界観や風景は少し生物的になったというか
無機質な感じではなくなったような、
そんな印象を受けますね。

黒い空間だったのが、何だかギラギラしたような
機械と生命体が混じったような、そんな印象を
受ける作品でした。

”雰囲気”自体としては
このあとに発売された「QIX++」の方が
元祖QIXのものを継承して、そのまま進化したような
そんな印象は受けました。

敵が個性的なのは〇

一つ一つのステージに敵が登場しますが、
この敵は攻撃方法も含めて、
それぞれ個性的な雰囲気だったので、
初代QIXよりもよくなった部分の一つだと
個人的には思います。

ちょっとデザインがグロテスクに感じる
部分も(人によっては)あるかもしれませんが、
そのあたりは、好みの問題ですね。
(私は全然大丈夫でした)

終盤に行けば行くほど、敵の行動パターンや
攻撃も苛烈になっていき、一瞬でも油断すると
アウトになるので、結構な緊張感を
味わえる作品です。

若干スピード感は失われたかも?

初代QIXの方がゲームのテンポ…というか
スピード感のようなものはあったように感じます。

自分の移動速度を2段階から選べるようなシステムも
なくなり、今回はアイテムなどはありますが、
ゲームスピード自体は若干もっさりしたような、
そんな印象を受けました。
(その分、アイテムを入手した時には
それなりにスピード感も出てくるので、
”アイテムを取りなさい”ということかもしれませんが)

のんびり考えられるようになったのも〇

ヴォルフィードでは、周囲の線にいれば
特に攻撃を受けることはなく、
以前のQIXとは違い、周囲の線のところにずっといても、
小さい敵が追ってきてアウトになってしまうようなことは
無くなりました。

一応、制限時間はあるとは言え、
のんびりと相手の隙を伺うことができるようになったので、
個人的にはこちらのスタイルの方が好きですね。

これは、ヴォルフィードで良くなった部分の
一つと言えそうです。

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2度目の方が楽しく感じた

これは、私の勝手な気分的な問題の部分ですが、
ヴォルフィードは今までに
プレイステーション1のシンプル1500シリーズの1タイトルとして
発売された「THE陣取り」の時に1回、
そして、イーグレットツーミニの時に2度目のプレイを
しましたが、何故か2度目のイーグレットツーミニで
プレイした時のほうが遊び安く感じました。

THE陣取りの時は”初代のほうがいい 微妙”と感じて
そんなに長くは遊ばなかったのですが
イーグレットツーミニで遊んだときには、
最後までしっかりと遊ぶことができました。

単に「THE陣取り」の方が細かな違いがあって本当に微妙なのか、
あるいは、THE陣取りからイーグレットツーミニで
ヴォルフィードを遊ぶまでに私自身、10年以上の時間が空いているので、
もしかしたら、その10年で私自身も趣味趣向も少し
変わったのかもしれませんね。

「クリア」はあるの?

この時代のゲームだと、”明確なクリア”がなく
永遠とループすることも多いですが
ヴォルフィードにはちゃんと”クリア”が存在していて
16ステージをクリアするとエンディングを見ることが
できます。

私もイーグレットツーミニの中断セーブや
コンティニューなどを使いながら
クリアしました!

個人的にはちゃんと”クリア”の概念がある方が好きなので
この点は良かったです。

この後、続編は出ているの?

「ヴォルフィード」の発売後、
QIXシリーズはいくつか展開されていますが
”ヴォルフィード2”というタイトルで発売された
作品はなく、”ヴォルフィード”の名前自体は
この作品以降、今のところは使われていません。

一応、PSPやXBOX360などで発売された
「QIX++」が、この作品の正当な続編、と言う感じの
作品ですね。

ただ、それ以降は新作の発売は途切れてしまい
現時点では「QIX」も「ヴォルフィード」も、
新作の発売が止まっている段階です。

今(2023年時点)で一番新しいシリーズ作品としては
「QIX++」となっています。

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