デッドハウス再生のレビュー!初期のバイオみたいなゲーム!

アドベンチャー

「デッドハウス再生」は
プレイステーション4やニンテンドースイッチ向けに配信された
サバイバルホラーゲームです。

凄く簡単に言ってしまうと
「初期のバイオハザードみたいなゲーム」ですね(笑)
※メーカーさんは絶対そうは言えないでしょうけれど…

実際にデッドハウス再生をプレイした感想を
お話していきます。

※私がプレイしたのはPS4版です(スイッチ版も内容はほぼ同じです)

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初期のバイオハザードみたいなゲーム

実際にプレイしてみると…以前に、そもそもプレイする前から
「初期のバイオみたいなゲームに見える」と思っていましたが
本当にその通りで、
バイオハザード1や2、3あたりを完全に意識していそうに
見えるゲームです。

雰囲気はかなり初期バイオに似ていて
そういう雰囲気作りはとても上手に見えますね。

敵はゾンビで、舞台は1の洋館みたいなところで、
武器もハンドガンにショットガンにコンバットナイフ…
と、「これバイオじゃん」みたいな感じのゲームです(笑)

ゲーム中に拾えるファイルもバイオっぽかったり、
バイオハザード2などに登場した敵「リッカー」の
そっくりさんが出てきたりと、
思わず笑えてしまうぐらい、初期バイオハザード感が凄いです。

制限時間内に脱出を目指すゲーム

定価が安いこともあり、本家バイオのように
長いゲームではなく
「制限時間以内(30分)」に、ゲーム内でワクチンを見つけて
脱出することを目指すゲームです。

マップはランダム生成となっており、
何パターンかある部屋が、ランダムで組み合わさっている感じです。

なので、運要素も結構大きい作品ですね。

ただ…ゲームの出来栄え自体はちょっと厳しい…
というのが正直なところです。

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マップ関連の問題点

まず、ゲーム内に「マップ」はありません。
そのため、よく遭難します。
”普通のマップ”なら、マップなしでも良いのかな?と思いますが
ランダム生成のために、かなり迷いますく、
”部屋の種類”がそれほど多くないために
”同じ部屋”が複数出てくることがあります。

そのため”違う場所に進んでるのに、同じ場所に来たような錯覚”を
覚えることも多く、マップもないので、
かなり遭難しやすい作りになっています。

似たような部屋が多く、しかも同じ部屋がマップ内に複数
設置されることも多いので、かなりやりにくく感じてしまいます。

照準がオートではないので難しい

武器を構えた際の照準がオートではなく、
場所によってはそのまま「詰む」こともあります。
(敵に攻撃がかなり当たりにくくなることがあります)

また、自分に無敵時間がないため、
ゾンビ2体に囲まれるとそのまま集団リンチを受け続けて
ゲームオーバーになってしまったりと、
”理不尽な難易度”感があるのは
気になる部分の一つです。

無駄に分かりにくい部分が目立つ

まず、アイテムですが
”どこに置かれているのか”非常に分かりにくく、
ゲーム画面上で、”どれが拾えるアイテムなのか”が
視認しにくい状態になっています。

アイテムは一応時々光るのですが、光る間隔が
長すぎるために”どこにアイテムが置かれているのか”分からない…

これは、こういうゲームでは非常に致命的な部分だと
感じますし、その上、時間制限のあるゲームなので、
アイテムの見えにくさに関しては
もし次回作があるのなら「要改善」の部分であるように感じます。

また、モードメニューやステータス画面で
”カーソルが今、どこに合わさっているのか”が非常に
分かりにくく感じたので
この点も、”もっとはっきりした色をつける”などしてくれれば
分かりやすかったかとは思います。

こういった部分、テストプレイで気にならなかったのかな…?と
少し疑問に感じてしまうのですが、
それも仕様なのでしょうか…。

個人的にはプレイしていて、かなり気になった部分でした。

ストーリーは唐突すぎて微妙

ストーリーにちょっと期待しましたが
ゲームを始めるといきなり
「君の奮戦もむなしく、仲間はまた感染してしまった」みたいな
文章が出てきて、いきなりスタートします。

プレイヤーキャラは二人いますが特にセリフはなく、
ゲームをようやくクリアしても、
エンディングでも短文が表示されるだけで
あっさりと終了してしまい
「え…?これで終わり…?というかこれは何…?」という
気分に…笑

ストーリーに期待するゲームではなかった…
ということですね。

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クリアには少し厄介な手順も…

ゲームをクリアするには、厄介な手順を踏まなくてはならず、
そのままプレイしていると”ループ”します。

仲間を救っても、また2周目に突入して
「なんだこれ?」という感じです。

ゲーム内のファイルがヒントになっていて、
特定の手順をこなすことでようやく脱出できるのですが
これは気づかない人も多そう(気づく前にやめそう)な気がしました。

私も、最初は無限に周回するゲームなのかと
勘違いしていました(笑)

ただ、クリアしても「すごいエンディング」があるわけでも
何かが解放されるわけでもないので、寂しい感じです。

やり込み要素としては一応成長要素がありますが、
そこまでやり込む意欲は私は湧きませんでした。
なお、PS4版では一応トロフィーもあります。
(ただし、プラチナトロフィーはありません)

ホラー要素はあまりない。意外と怖くはなかった

本家バイオと比べると、あんまり”怖い”感じは
なかったですね。

舞台は不気味ですが、
敵が急に壁を壊して出てきたり、
窓を割って出てきたりするような感じではなく、
普通にのそのそと歩いてくるので、
”怖い”とは感じませんでした。

むしろ一番怖いのはスタート地点の部屋で、
ベッドごと震えている仲間の震え方ですね。

ちょっと人間とは思えない不自然な震え方で
怖かったです。

これが一番恐怖でした(笑)本当に…。

総合して「初期バイオっぽい雰囲気を楽しむゲーム」という感じでした。
ゲーム内容自体は…ちょっと不親切な部分が多かったので
個人的にあまりおすすめはできません。

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