スペースエイリアンインベーダーのレビュー!恐ろしいモノを見た!

シューティング

「スペースエイリアンインベーダー」は、
ニンテンドースイッチ向けに配信された
シューティングゲームです。

2022/01追記
何故かタイトルが「スペースエイリアンインベーダー」から
「スペースインベイジョン」に変更されていました。
配信後のタイトルが変わるとは前代未聞ですが、
本家スペースインベーダーと間違えられそうなぐらいに
似てるタイトルでしたし、そういう理由かもしれません
(特にタイトル変更の理由は明かされていません)
※文中では配信当初のタイトルで表記していますが
 現在は「スペースインベイジョン」にタイトルが変わっています
 ゲーム内容自体は同じなので、レビューに変更はありません。

※後にPS4版も配信(2022/3)されました。
 私がプレイしたのはスイッチ版になります。
(PS4版は最初からスペースインベイジョンのほうのタイトルで配信されています)

Pix Artsというメーカーから配信されたソフトで、
最近は、マニアが喜びそうな謎のソフトを
毎週のように配信しているメーカーさんですね。
(アーバンストリートファイトというソフトがいかにも
ヤバそう(クソゲー的な意味で笑)な感じで
少し話題になったりもしていました。
私もいつか遊んでみたいです(遊んだ時にはそちらのレビューも書きます)

そんな「スペースエイリアンインベーダー」を、
お金を地面に投げ捨てる気持ちで、購入してみたので、
感想をお伝えしていきます。

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「スペースインベーダー」に似てるゲーム

題名を見るとタイトーの「スペースインベーダー」シリーズの
一つに見えてしまいますが
実は、全く関係ありません笑

このゲームを配信しているのは「Pix Arts」というメーカーで
タイトーではなく、タイトーとは全く関係がない会社です。

スペースインベーダーに似ているゲームはスイッチだけ見ても
「スーパーデストロノートDX」や「ゼロプシャンインベージョン」など
いくつか出ていますが
「スペースインベーダー」の間に「エイリアン」を挟んだだけで、
なおかつ、見た目も一番スペースインベーダーそっくりという
ある意味恐ろしいゲームです(笑)

公式の説明文にも
「宇宙から帰ってきたインベーダーが、
現代風にアレンジされた新バージョンで登場」などと

あたかも、原作のスペースインベーダーが自分たちの作品で
あるかのような文章が書かれていて、笑いがこみ上げてきます。

とても、挑戦的なスタイルですね笑

フリーゲームレベルのインベーダーゲーム

現代風にアレンジされた…!などと書いてあるわりには
スローテンポな感じで、
アイテムを取った時以外は、画面に1発しか自分のショットが
出ない感じの(つまり、連射が出来ない)非常に
スローテンポなゲームになっています。

効果音はまあまあな感じですが、
爽快感をあまり感じませんし、
ゲームのテンポはイマイチな感じですね。

スペースインベーダー(原作)当時に出ていれば
良かったかもしれませんが、現代風なアレンジ!と売りにして
登場した作品がこれでは…笑

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セーブ非対応!ハイスコアを記録する気もなし!

なんと、セーブ非対応です。
と、いうかスペースエイリアンインベーダーに限らず
Pix Artsのソフトはほとんどがセーブ非対応です(笑)

ゲーム中にスコアは表示されていますが、
それが記録されることはなく、
ゲームオーバーになれば消えます。

電源を切るまで記録しようとする気すらなく、
(ハイスコア欄の表示も特にありません。
現在のスコアの表示のみ)
これも、残念な部分の一つですね…。

セーブぐらい、対応してほしいです笑

タイトル画面もオプションもポーズもなし

とことん簡略化されたゲーム内容は
ある意味感動すら覚えます(笑)

ゲームを起動すると、タイトル画面も表示されず
すぐにゲームが始まります。

当然、オプションなどというものも存在しておらず
自機数の設定も、難易度設定も、コンフィングも
何もありません。

ゲーム中のポーズも用意されていないので、
ポーズしたいときはスイッチのホームメニューを
開く必要がありますね。

圧倒的シンプルさです。

ゲーム内に詳しいマニュアルが存在しているようなことも、
もちろんありません。

謎の慣性が働いてやりにくい?

自機は、何故か微妙に「滑る」感じです。
車は急には止まれない、みたいな感じですね笑

インベーダーゲームでこういう動きにされると
とんでもなくやりにくいです。

せめて、ピシっピシっ!と止まるように
してほしかったと思いますね…

操作自体は別にやりにくくはないのですが、
無駄に滑る…。

アイテムとボス

ステージセレクトはできませんが
(ゲームオーバーになると最初から)
ステージはどんどん奥に進んでいき、
アイテムやボスらしきものも確認できます。

アイテムを取ると連射などが出来たりはするのですが
アイテムが視認しにくかったり、
効果がすぐに切れたりするので、
あまりやりやすいとは言えないですね。

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背景が謎の「01」ちょっと無気味かも…

グラフィックは意外とくっきりした感じで、
購入前のイメージよりも、良く見えたのですが
ゲームの背景が宇宙空間の星かと思っていたら、
よく見たら「01」の数字が不規則に置かれている
無気味な空間でした(笑)

ゲームのストーリーなども一切説明されていないので
この謎空間はいったい何なんだ!?という
無気味さを感じます(笑)

日本語非対応。プレイには影響なし

スペースエイリアンインベーダーに限らず、
Pix Artsのタイトルは
「日本語」に対応していません。

このゲームも例外ではなく、
日本語非対応です。

ただ、前述のとおりオプションも何もないので、
日本語非対応という点に関しては
特にゲームプレイ自体には影響はありませんでした。

ゲーム開始時の短い操作説明のようなものが
英語なぐらいですね。
あとは、全く問題ないと思いますし、
英語自体が読めなくても、大丈夫です。

ゲームとして楽しむ目的ならおすすめできない

私は怖いモノ見たさで購入したので良いのですが、
(ある意味とても楽しめました)
純粋に「ゲーム」として楽しみたい、という人には
おすすめできません。

当然やり込み要素も何もないので、
最悪の場合は1回起動しただけで飽きるでしょう。

ゲームとして楽しみたいなら
タイトーのスペースインベーダーか
”もどき”を楽しみたいなら
「スーパーデストロノートDX」をおすすめします。
(ゼロプシャンインベージョンもまぁ、良いですが)

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