遊戯王デュエルモンスターズⅢ 三聖戦神降臨のレビュー!ルールも改善!

遊戯王

「遊戯王デュエルモンスターズⅢ 三聖戦神降臨」は
ゲームボーイ向けに発売された遊戯王のゲームの一つで、
前作をベースとしながらも、ルールや演出など、
大きく進化している作品ですね。

当時は70万本以上の売上を記録する
大ヒットとなった作品でもありました。

こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
(※私が遊んだのはニンテンドースイッチ版となります)

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どの機種で遊べるの?

「遊戯王デュエルモンスターズⅢ 三聖戦神降臨」が
遊べる機種は現時点では下記の通りです。

・ゲームボーイカラー
・ニンテンドースイッチ(※遊戯王アーリーデイズコレクション収録)

この2機種になっています。
アーリーデイズコレクション版はゲーム側の機能で、
最初から全てのカードをアンロックしたり、
途中でセーブしたり、ロードしたり、巻き戻し機能を
使うことができたりと、より遊びやすい仕様に
進化しています。

ルールが大分OCG寄りに

まだ滅茶苦茶な部分もありますが
前作、前々作(ゲームボーイの1と2)に
比べるとかなりOCG寄りになってきてはいて、
”滅茶苦茶なカードゲーム”ではなくなっています(笑)

大きな変更点の一つが
「生贄召喚の導入」で、OCGと同じように、
★のレベルに応じてモンスターを生贄(※現在は呼び方が変わっていますが
この当時に合わせて生贄と表記します)に
捧げて、モンスターを召喚するようになったことですね。

この変更によって1や2のようにいきなり
グレートモスをフィールドに出したり、
ブルーアイズをフィールドに出したりすることはできなくなりました(笑)

また、デッキにカード枚数の制限などもできたので
より”秩序のあるカードゲーム”に変わった印象を受けます。

1と2のような混沌とした感じもゲームとしては
嫌いではありませんが、
やはり、Ⅲの方がそれら2つと比べると
かなりバランスの良い感じにはなっているとは思います。

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それでもOCGと一緒ではない

↑のように書きましたが、あくまでも1と2と比べて、ということで
OCGと同じ、というわけではありません。
モンスターの効果や魔法カード類の効果などはまだ、
OCGとは大幅に異なることもある独自路線を貫いていて、
かなり効果の異なるカードもあるので、
その点は注意しましょう。

また、2から導入された属性の有利・不利なども
そのまま導入されています。

CPUの思考レベルは低い

CPUの思考レベルは相変らず低く、
裏側守備表示でモンスターを出していると、
平気で攻撃力の低いモンスターでも攻撃を仕掛けてきて
自滅する…などということも、かなり多いです。

前のターンに守備力2000のモンスターを攻撃力600で
攻撃して酷い目にあったのに、
また次のターンになると、裏側守備表示の別のモンスターを
攻撃力600のモンスターで攻撃してしまい…という
学習能力の無さも見せ付けてくれます(笑)

ただ、後半の対戦相手になればなるほど、
思考能力自体は上がりませんが
カードがどんどん強力になっていくので
ゲームとしてはかなり手ごわくなっていきます。

バトルシティ編のキャラも登場

前作は決闘者の王国編のキャラまでが
登場していましたが
今回はバトルシティ編のキャラクターもようやく参戦し、
レアハンター(エクゾディアを使うやつ)、パンドラ、
マリクなどのキャラクターも登場しています。

また、前作まではイシズナオミという
原作のイシズによく似たオリジナルキャラが登場していましたが
Ⅲからはちゃんと普通のイシズになりました(笑)

ほか、この頃の遊戯王のゲームによく登場していた
ゲームオリジナルキャラのヘイシーンなども
対戦相手として登場しています。
(結局、ヘイシーンとは何だったのか…笑)

UIやシステムなども遊びやすく

UIやゲームシステムなども
前作より、より遊びやすくなったような感じはします。

まだ、時代特有の不便さもあるにはありますが
1や2と比べると十分に遊びやすくなっている気がしますし、
デュエルのテンポに関しても改善され、
また、カードの集めやすさについても前作よりも
全然良くなったように感じます。

色々な部分がだんだんと遊びやすくなりつつあるのは
進化を感じることができますし、良い部分ですね。

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ストーリーは「なし」

前作までと同様にストーリー演出などはなく、
原作の遊戯王のキャラと順番いデュエルしていくだけの形式です。

デュエル前と後には会話シーン(ボイスなし)が少しだけ
ありますが、ストーリー演出のようなものは
ほとんどありません。
(一応、マリクとの会話みたいのはありますが
ストーリーモード的なものではないです)

また、前作までと同じく次のステージ進むためには
同じデュエリストにそれぞれ5回ずつ勝利しないといけない
システムはそのまま継承されています。

特典カードの仕様は鬼

初期の遊戯王はずっとそうでしたが
特典として「遊戯王OCGカード」がついているのですが
今回も「買うだけでは揃わない」という仕様になっていて
全8種類から3種類封入という鬼仕様でした。

ⅢはSwitch版しか私は遊んだことがありませんが、
当時、欲しいカードがあって狙っていた人のことを考えると
なかなかに辛いものがありますね…笑
(なお、後に基本的にこの仕様は改善されています)

隠し要素や裏技は?

遊戯王デュエルモンスターズⅢには
パスワードを入力することで、隠しデュエリストと対戦できる
要素などが存在しています。

隠し要素・裏技については
遊戯王シリーズ全作品の隠し要素・裏技まとめ
記事の方に記載しているので、
そちらの方を参考にしてみて下さい。

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