映画「スカイスクレイパー」のレビュー!王道的なアクション映画!

映画

「スカイスクレイパー」は2018年に公開された映画で、
主人公が1000メートルを超えるビル「ザ・パール」を舞台に
敵と戦いを繰り広げていくアクション映画となっています。

アクション映画の王道的な感じの要素が
盛り込まれている作品ですね。

こちらの映画を実際に見た感想や、
作中の犠牲者ネタバレなどをお話していきます。

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王道的なスタイルのアクション映画

「スカイスクレイパー」は一言で言えば
「よくある感じのアクション映画」で、
内容も王道的ですが、
(大体展開もなんとなく読めるような感じではあります)
内容自体は無難によくできていて
”飛びぬけた珍しさ”はありませんが、
楽しむことができる、そんな作品ですね。

悪く言えば”よくある感じ”ではあるのですが、
”よくある感じ”も個人的には好きなので
十分に楽しめました。

高層ビルでの戦いがメイン

あまり難しい陰謀や、過去の事件などが
絡むような要素はなく、
基本的には主人公のウィルが、高層ビルを舞台に
家族を救うため、武装集団と戦っていくという内容です。

多少、警察や建物の所有者らの思惑などは
絡んできますが、話の内容は非常に分かりやすく、シンプルで
アクション映画として難しく考えずに
楽しむことができる作品です。

映画の中には、複雑な要素が絡みあうものもある中、
本作はかなり”単純”に楽しめるので、
難しく考えたくない人、純粋にアクションを楽しみたい人には
おすすめできる作品ですね。

私自身も、アクション系の映画は(ゲームもアクションゲームが好きですし)
好きなので十分に楽しめました。

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高所恐怖症の人は注意

高層ビルが舞台となっていることもあってか、
やたらと”高所を移動する”シーンが登場します。

特に、主人公が炎上したビルに突入するために
近くの建物の高所から、ビルに移動するシーンや、
終盤で主人公が、ビルのある部屋に侵入するために
外壁を移動していくシーンなどはなかなかの”高所ならではの恐怖感”を
感じることができました。
(見ていて、高所のシーンで手に汗握るような感じは、
以前見た、FALL(フォール)という映画以来でした)

他にも、主人公の家族が炎の中綱渡り的なことをする羽目に
なるシーンや、
同じく主人公の家族がビルから脱出するために
エレベーターごと落下して炎を突破するシーンなど、
”高いところの恐怖”が結構描かれていました。

私は”見る分”には大丈夫ですが、見るのも苦手!という人は
結構、高所を移動するシーンがあるので注意しましょう。

アクションシーンも多く、良い感じ

アクション映画なので、アクションシーンも多く、
良い感じです。

敵と戦うバトルの他、
主人公が高所を移動するアクションや、
警察と敵組織の銃撃戦など、
色々なシチュエーションのアクションが
盛り込まれていました。

終盤の、鏡の部屋でのバトルも
なかなか良い感じで、私も最後の敵との
戦いでは騙されました(笑)

序盤に、建物の所有者と主人公が会話するシーンで
わざわざ鏡の部屋を自慢していたのは、
最終決戦の舞台になる伏線だったのも、さすがでした。

登場人物もそれなりに個性的

登場人物もそれなりに個性的なのも良い点ですね。

複雑化しないようにか、
一人一人の掘り下げは少なく、
敵対する人物のバックストーリーなどもほとんど
語られませんが
アクション映画なので、主人公と敵、ということだけが
ハッキリしていればそれはそれで良いと思いますし、
個人的には良かったです。

主人公のかつての戦友だったベンや、
ビルのオーナーのジャオ、
ボディーガードのアジャーニあたりが
個人的には特に印象に残りましたね。
(ベンは意外と早く退場してしまいますが、
 過去の出来事で、心に闇を抱えているような感じが良かったです)

アジャーニは…
最後まで力を振り絞って、オーナーを守ろうとする様子が
いい感じでした。

物語の結末は?

最終的に、主人公は敵のリーダーのコーレスたちと対峙、
オーナーのジャオも援護してくれる中、
敵を全滅させることに成功します。

ただ、ビルの火災が拡大して、娘と共に
逃げ遅れた状態になってしまい、
主人公は諦めかけますが
先に脱出していた妻が、地上にいた敵グループを
警察と共に倒し、制御装置を入手、
ビルのシステムの再起動を行ったことで、
消火システムが作動し、ビルの火災は鎮火、
主人公とその娘、そしてオーナーのジャオが
無事に生還する結末でした。

生還後、主人公が先に無事に脱出していた家族と
再会するところで物語は終わり、
スタッフロールへと突入していきます。

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作中の犠牲者ネタバレ

「スカイスクレイパー」の作中で犠牲になってしまった
登場人物たちをご紹介します。
作中の時系列順に並んでいます。

〇レイ
任務の際に敵対した男。ベストに仕掛けてあった爆弾で自ら自爆してしまう。

〇ベン
かつての戦友。ウィルを裏切り戦闘になるも、
争いの最中に銃弾が自らに当たり、命を落とす。

〇スキニー・ハッカー
シアの配下。シアの指示でタワーのコントロールを掌握するも、
シアに始末される。

〇アジャーニ・オケケ
ヘリで脱出しようとした際に敵の襲撃に遭い、
銃撃を受けて命を落とす。

〇ピアース
内通者として紛れ込んでいた人物。
サラたちを捕まえようとした際にウィルが駆け付けて
炎の中に転落、命を落とした。

〇コーレス・ボータ
敵集団のリーダー。終盤で鏡の部屋内部で戦闘になり、
最後は鏡に映ったウィルを本物と勘違いし、背後から
ウィルに蹴り飛ばされて転落、そのまま命を落とした。

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