シン・ジョーズ 最強生物の誕生 レビュー&ネタバレ!どんなサメ映画?

サメ映画

「シン・ジョーズ 最強生物の誕生」は
2020年に公開されたサメ映画です。

研究所で研究中だったサメが逃亡、
その研究所員たちが、陸上も移動できるようになった
サメから逃げ惑う作品になっています。

こちらを実際に見た感想をお話していきます。

スポンサーリンク

他のジョーズとの関係はない

「ジョーズ」と名がついていますが、
本作は有名な「ジョーズ」シリーズとは無関係です。

また、以前このサイトでもレビューを書いた
「シン・ジョーズ」とも無関係なので、
(どう見てもタイトル的にシン・ジョーズの続編に見えてしまいますが
制作国も内容も登場人物も全部違いますし、
関係はありません)注意しましょう!
(※シン・ジョーズのレビューはこちら⇒シン・ジョーズのレビュー

他のジョーズとは無関係なので、
この作品から見ても、問題ありません。

バイオハザード的なサメと戦う映画

本作は、サメの生物兵器を作ろうとしていた研究所
(上層部の一部の人間しか本来の目的は知らない)から、
サメが逃げ出してしまい、研究所の職員たちが
逃亡を図る話です。

そこに悪党の社長が絡んで来て、
最終的にサメに立ち向かう感じのお話ですね。

サメはどことなく「バイオハザード」シリーズに
出て来そうな感じで、
ミミズの遺伝子などを融合させたことによって
陸上でも活動できるようになるなど、
怪物っぷりを発揮しています。

スポンサーリンク

割とまとまっていて良い感じ

映画の時間は70分ちょっとで、
ダラダラとしたシーンがないので、非常にテンポよく
進んでいきます。

全体的にシリアス系で、物語の本筋をしっかり描くタイプなので
まとまりもあり、
個人的にはサメ映画の中では面白かった作品ですね。

以前、レビューを書いた「シン・ジョーズ」よりも
個人的には今回レビューを書いているこちらの方がお気に入りです。
(シン・ジョーズはイマイチおふざけが多く、テーマがまとまっていない
印象を受けました)

全体的にまともで、多くのサメ映画を見てきましたが
”なかなか良い部類”に入ると思います。

王道的な登場人物たちも〇

登場人物たちも、
王道的な感じで、善人な研究者から
仲間をサメに押し飛ばしてまで生き延びようとする嫌味な人、
主人公を兄貴と慕うムードメーカー的なキャラ、
サメを利用しようとする社長など、
短時間ながら、なかなかいい感じに揃っています。

モブ系は速攻で脱落していくので、
特徴のあるキャラクターが残り、
それぞれいい味を出しているように思います。

ただ、名前は適当で、
善人な研究者(序盤では家族と連絡を取っていた)の名前が
「メガネ!!」としか呼ばれていないのは
なかなかシュールでした(笑)
(主人公が途中で「メガネ!!」と叫んでいます)

サメの出番が多め。そして強い

サメ映画の中でもサメの出番が多く、
結構画面に映ります。
(あまり画面に映らなかったり、同じCGが繰り返し使われたり
するサメ映画も多いので…)

地上に出てから、モグラのように追いかけて来る
サメの様子はなかなか恐怖ですね。

サメ映画のサメの中でも、
バイオハザード的に強化されてしまっているために、
通常兵器ではほとんどダメージを与えられず、
終盤で一度、街に出現した際には、
怪獣映画のようなそんな雰囲気もありました(笑)

街のシーンはごくわずか

パッケージ絵が、街でサメが暴れているように
見える絵ですが、
街にサメがいる時間は非常に短く、
またすぐに海や、周辺の島へと戻っていきます。

個人的には、十分に楽しめたので
街のシーンが少なくても全然問題はありませんが、
パッケージの絵などを見て、
”街でサメが暴れ回る映画”だと思っていると、
少しがっかりする人もいると思いますので、
この点は注意して下さい。

サメが街にいる時間はほんの数分程度で、
後は海や研究施設、島のシーンなどが
中心になっています。
(特に街のシーンにこだわりがない人であれば
気にする必要はない部分です!)

スポンサーリンク

作中の犠牲者ネタバレ

「シン・ジョーズ 最強生物の誕生」で犠牲に
なってしまったキャラクターを
時系列順にご紹介します。
なお、一部名前不明のキャラも記載していますが
ほとんど目立たない(序盤に一気に食われていく感じのキャラなど)の
モブキャラは記載していません。

〇袁
研究施設からの退避中、出血していたことが原因で
真っ先にサメに狙われて餌食となる。

〇顧博士
サメから逃げる際に嫌味な眼鏡の研究員にサメの方に押し飛ばされて
そのままサメの餌食となる。

〇研究員(名前不明)
地上に出て来たサメに襲われて、
メガネたちが助けようとするも、助けることが出来ずに犠牲になる

〇メガネ
負傷していたことで、サメに狙われてしまい
同行していた子供を主人公たちに託したあと、サメに食われる。

〇嫌味な眼鏡の研究員(名前不明)
子供を見捨てようとしたところ、サメに自分の方が
狙われてしまい、そのまま捕食される

〇女性研究員(名前不明)
サメからの最初の追撃は逃れるも、社長と合流後に
社長に撃たれて命を落とす。

〇社長
主人公にサメの研究の協力を強要し、
銃を向けている際に、電気ショックで気絶していたサメが目を覚まし、
そのまま食われる

〇傭兵部隊(名前不明)
社長が犠牲になったあと、追撃してきたサメに立ち向かうも、
一人一人倒されて行き、最後にリーダーらしき人物もそのまま捕食される。

〇サメ
主人公の仲間がサメの気を逸らした隙に
弱点である体内にダメージを与えるために
グレネードランチャーを口に向かって撃ち込み、撃破に成功する。

映画レビュー一覧へ戻る
本作以外の映画のレビューは↑からご覧ください!

タイトルとURLをコピーしました