「SHAPE NEON CHAOS(シャープネオンカオス)」は
ニンテンドースイッチ向けに配信された
ツインスティック型のシューティングゲームです。
花火のような演出が特徴的で、
見た目がそれなりに綺麗な感じの
作品ですね。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
ハイスコアを目指すツインスティックSTG
ゲームの内容としては
ひたすらハイスコア更新を目指すような形の
シューティングゲームで、
プレイヤーは四角形のエリアの中で
次々と出現する敵を撃破しながら
ゲームオーバーになるまでのスコアを競うことになります。
全方位に攻撃することができるタイプの
ツインスティック型のシューティングゲームとなっていますね。
一方で、”ゲームオーバーになるまでのスコアを競う”
ゲームになっているので
ステージクリアなどの概念は存在しておらず、
ゲーム中にストーリーなども存在していません。
ひたすら”同じ場所”でゲームオーバーになるまで
戦い続ける…そんな感じのゲーム内容になっています。
見た目はなかなか派手で良い感じ
背景こそシンプルですが
エフェクトはなかなか派手で、
敵を撃破した時には花火のような演出が
飛び交います。
グラフィックもスイッチのダウンロード専用ソフトの中では
なかなか綺麗な印象で、
敵が多く出現している際には結構派手な画面演出になるので
見ていて心地の良い感じです。
派手と言っても、遊んでいて
目がチカチカするような感覚になったことは
ありませんので、
そういった部分もしっかりとしている印象ですね。
見ずらい派手さではなく、
綺麗に感じる派手さ…そんな感じです。
モードは4種類存在
モードは4種類存在していて、
それぞれ若干異なったルールで楽しむことができます。
ただ、やること自体はほとんど同じなので、
モード数の数よりも、体感的にはバリエーションは
少なく感じるかもしれません。
モードの内容としては
一つ目がスタンダードなルール、
2つ目は最初から自機の装備がパワーアップしている状態で
始まる代わりに、敵の出現も通常よりも激しいモード、
3つ目がタイムアタックモード、
そして最後の4つ目が通常のルールでは
画面上の敵を消し去る「ボム」が使えますが
それの代わりに「敵をスローモーションにできるアイテム」が
使えるようになったモードが用意されています。
モードというよりかは若干ルールが変わる程度の変化なので
感覚的にはそんなには変わらないとは思いますが
”ないよりかはあった方がいい”という感じの要素です。
やり込み要素が皆無
ゲームの基本的なルールや
エフェクトなどの部分は、個人的にも好きな部分では
あるのですが、本作の非常に残念な点は
”やり込み要素が皆無”なところですね…。
やり込む要素としては
”ハイスコアを目指すこと”だけであり、
それ以上の要素はありません。
先程も書いた通り、
ゲームにステージクリアの要素などは存在せず、
ステージセレクトのような概念もありません。
(ステージは1種類ということですね)
また、ストーリー
(個人的にはSTGに凝ったストーリーは必要ないと
思ってはいますが)もないので
そういうのが見たい人には寂しさを感じると思いますし、
自機のアップグレード的な要素もなければ、
ゲーム内の実績解除のようなモードもなく、
さらにはコレクション的なモードも何もありません。
ハイスコアを目指す以外、本当に
”何もない”ので、この点はかなり寂しく感じる部分では
ありました。
ハイスコアアタックに
よほど燃えるような人でもない限り、
長く遊び続けるというのはなかなか難しいのではないかと
感じます。
日本語非対応はプレイに支障なし
ダウンロード専売のソフトでは
日本語非対応のものも結構多く存在しており、
本作も、日本語には対応していません。
しかし、実際に遊んでみると、
前述の通りストーリーもありませんし、
ルール自体は非常にシンプルで
何も読まずともすぐに理解できると思いますし、
オプション設定などで難しい設定を
する必要もありません。
そのため、日本語非対応のゲームでは
ありますが、プレイに支障を感じるようなことは
全くありませんでした。
この点に関しては安心して貰って大丈夫だと思います。
メニューやアイコンがかなりシンプル
ゲームプレイ中の派手さと比較すると、
スイッチのメニュー画面に出て来る本作のアイコン
(上の写真のやつ)や、
タイトル画面はかなりシンプルな感じです。
タイトル画面も、妙に緑が多くて
少し不思議な感じですね(笑)
実際、ゲームをプレイするまで
何のゲームかイマイチ、パッと伝わってこなかったので
もう少しアイコンは別のデザインの方が
良かったような気はします。
(別にこの部分で個人的に評価を下げたりはしないですが
もう少し分かりやすさがあるといいかな?とは感じました)
定価はかなり強気。ただしセールが多い
本作の定価は2623円(2024年9月時点)と
かなり強気の価格設定です。
実際に遊んでみて、確かに綺麗ではあるものの
このボリュームで2623円と言われると
「強気すぎませんか…?」という気持ちになります。
ただ、このゲームは結構頻繁に
ストアでセールが行われていて、100円になっていることも多く、
最初からセールありきの価格設定のような
(結構、そういうゲームも多いです)気がします。
私自身も100円で購入しましたが
そういう価格であれば十分に楽しめるとは思いますので
もしも興味があるのであれば、セール中などを
狙っていくと良いのではないかと思います。
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